歌と、山椒ハイボール
近所の友達と、中華を食べに行った。お店の決め手は山椒ハイボール。
私はあまりアルコールに強くなく、まわりの人が2杯3杯とグラスを空ける中、とりあえずのビール1杯だけで満たされてしまうような低燃費人間。なので、お酒に対して探究心のようなものを抱いたことがまるでなく、まぁビールか梅酒があれば1晩楽しく過ごせるんで問題ないっす、みたいな優先順位の低さ。未知への好奇心が失せたのは、ワイン=自分には不向きな飲み物なのだと、文字通り身をもって知ったのが決定打だったような。
そんな私が、ハイボールに出会ってしまった。ハイボールを注文する人はたいてい酒飲みなのだという謎の固定観念があり、縁遠い飲み物だと決めつけてこれまで生きてきたわけですが、まぁそのお店の山椒ハイボールのうまいこと。2020年はなんだか驚きの連続だなぁ。「夏だしスパイス摂取して元気になりたいよね」という話の流れで選んだ中華屋さん。冬は冬で「寒いし辛いもの食べてあったまりたいよね」なんて同じ屁理屈を盾にしてた気がしなくもない。気持ちが落ち込んでいる時には中華か南国料理が食べたくなる性分です。はぁ夏が終わってしまう。
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