理想の講師になれていますか?
こんにちは!
ピラティスインストラクターの
小山多芭沙です。
突然ですがバレエ講師の皆さんは
今理想の講師になれていますか?
生徒さんをどう指導すればいいかと
悩んだりされていませんか?
たくさんの生徒さんの中で
始めから才能があって
(たくさん努力されて)
一流のバレリーナになれる方は
ほんの一握りであって、
同じように幼少期からバレエを
習っていてもみんながみんな
一流になれるわけではないですよね。
最近では
大人バレエ人口も増えてきて
たくさんの方がバレエを楽しめるように
なりましたが、あちこちで
「何十年も習ってるのに
全然上達しない…。」
と言う声を聞きます。
私もその中の一人として
一流のバレリーナの方と
何が違うのか?
どうしたら綺麗に動けるのか、
どう身体を使えば
いいのか考えてきたんですよ。
そして
色んな試行錯誤をしたことで
見えてきたことがあったんです。
なので今日は
バレエを愛する人たちみんなが
理想の自分に近付けるように
導くにはどうしたらいいか?
少し壮大なテーマですが
お話したいと思います。
ぜひ最後までお付き合い下さいね。
私の小学生時代にさかのぼりますが、
小5の時に私は近くの体操教室で
器械体操を習い始めたんですね。
バク転や宙返りなどが
できるようになりとても
楽しかったんですよ。
そして
中学のときに、選手コースに
上がって、更に上手くなりたいと
ワクワクしていたんですね。
その頃の
選手コースには全国大会で優勝
するような才能のある人たちが
たくさんいたんですよ。
その人達はみんな幼稚園の頃から
習っているから、小5から習った私は
追いつけないだろうなと思いながらも、
少しでも近づきたいと
練習に励んだんです。
でも
腰や背中をそり過ぎてしまうクセ
があった私は、
技が難しくなるにつれて、なかなか
上達できなくなってきたんですよ。
なぜ私は同じようにできないのか?
また、才能のある人達は
棒のように真っ直ぐな細い体型
だったのに対して
私は反り腰で頑張れば頑張るほど
お尻や太ももが太くなり
とても悩んだんですね。
そして
とうとう頑張ることに疲れて
私、才能ないんだな…。
と諦めた経験があるんです。
その後
大学3年になった私は、
また身体を動かしたくなって
バレエを始めたんですよ。
その頃はまだ大人のクラスは
あんまりなかったので、
3歳から6歳まで習っていた
バレエ教室に15年ぶりに連絡して
またバレエを習いたいと
お願いしたんですね。
私は小5から高3まで
器械体操をしていたので
何となくできるかなと、
思っていたんですよ。
けれど、
いざレッスンを受けてみると
全然バランスが取れなくて
動きに全く付いて
行けなかったんです。
私は体操のときから
反り腰で反張膝であばらが開いて
いるうえに強烈にアウターマッスルで
固めて使っていたので、
軸に乗る、身体の中を繋げる
などということは全く意識したことが
なかったんですね。
なので
先生の言われていることが
理解できなかったんですよ。
おそらく先生の身体の感覚と私の身体の
感覚がかけ離れていたんだろうと
思うんです。
知らないことって恐ろしいですが
そんな私は
5番の形を作るために膝を無理やり
捻じって立ち、飛び出たお尻を力尽く
でタックインに固めていました。
お尻だけでなくお腹も肩も首も
ガチガチに固めていたんですよ。
でもそれでは1歩も動けません( ;∀;)
なので
いつも先生の身体を観察して
自分とどう違うか見比べて
見た目が同じようになるように
真似してみましたが、
何か同じにはならずお手上げ状態…。
体操の時と同じ悩みだなと思いながら
それからも何年も正解がわからず、
何か根本的に変えないと
いけないんだろうなと
思うようになったんです。
そして何とか
バレエの感覚をつかみたくて
ピラティスを始めたんですね。
けれど
始めは何をしているのか
サッパリわかりませんでした。
普段の無意識の時の姿勢が
反り腰な私は何でも腰に力を入れて
動くクセがあったんですよ。
そして常に力が入りっぱなし
だったんです。
なので
床に仰向けに膝を立てて寝たとき
腰どころか背中も床から
浮き上がっていて、
ニュートラルポジションからは
かなりかけ離れていたんですよ。
それゆえ
身体を丸めることがとても苦手で
アブドミナルカールは一生できないと
思っていました。
ロールアップも腹筋を縮めて
力で上がってました…。
けれど諦めたくなかった私は
ピラティスのインストラクターの
資格を取得する講座を受けて
何度もその内容を見返し
色んなワークショップを受けたり
自分で練習も重ねました。
私が色々試して思ったことは、
自分の「当たり前」「無意識」
にしてしまっていることに
まず「気付く」ことが大切と
言うことだったんですね。
私の場合は
・反り腰、反張膝、肋骨が開いて
下腹部が抜けている
・首、肩、お腹に力が入っていて
脱力できない
これに気付けないままだと
インナーマッスルは働かない
ので、エクササイズしても
意味が無くなってしまうんですね。
ピラティスは呼吸の機能を高めて
インナーマッスルを連動させて
使うのですが、おなかの奥に
意識を向けていくことは
バレエをする上でとても大事だと
思うんですよ。
なので私は呼吸をしながら
インナーマッスルにスイッチを入れる
練習をたくさんしたんです。
そしてインナーマッスルが働くには
骨の並びが正しい位置にないと
いけないのがわかりました。
あっ!そうか、
今まで出会った器械体操や、バレエの
才能のある人達はみんな、
骨の並びの正しい人達だったんだな
と思えて、長年の疑問が解けたんですね。
きっとその人たちは自覚はないと
思いますが…。
でも、体操もバレエもピラティスも
動き出す前の身体がどうあるかが
重要だったんですよ。
身体の中でインナーマッスルが連動して
繋がった感覚はほんとに「これだ!」
と思えるんです。
今まで自分で意識できてなかったことに
気付けることってすごく嬉しいこと
なんですよ。
自分と向き合って感覚を探る
地味な練習ですが
凄く大切な練習だと思います。
お陰で私は、反り腰体型も以前
より改善し、
バレエの動きも変わってきて、
無駄なお尻や太ももの筋肉も
なくなったんです!!
ただ、私の長年の身体のクセは
そう簡単に直るわけではなく、
すぐに元に戻ってしまうので、
練習は続けていかないといけません。
なので
まだまだ進化の途中ではあるんですが、
色んな気付きや発見をして
少しづつ理想の自分に近づけているのが
何よりも嬉しいんですね。
そしてそんな
私のレッスンを受けてくれた
バレエ講師の方や長年バレエを続けて
いる方から、
身体が変わったと嬉しい感想も
頂いているんですよ。
なので今
才能がないと諦めている生徒さんに
どのように教えたらいいのか?
ご自身に自信が持てずどう教えたらいいのか?
と迷っている講師の方
に30分の無料セッションを行っています。
バレエを愛する人みんなが理想の自分に
近づけるような指導の、何かヒントに
なれば嬉しいです。
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