第五回・私の話と文学フリマ大阪12の作品紹介を少し
これを書いている束子ーtabakoーという人間は文学フリマ大阪12に出店者として参加するのだが、そのブースはKOEdeという名前になっている。
じゃあそのKOEdeというグループは物書き集団なのかと聞かれればNOなのである。声劇という趣味を同じくし出会った人が集まり、朗読などでオーディオブックを作りたいと考え活動を始めた。文字書きがメインの活動と言う訳ではないのだ。
私個人の話をするならば、物語を書き遊ぶということを始めたのは9歳の時だった。国語の授業で物語の続きを考えて書けという宿題を出され、その宿題にノート1冊分の物語を提出したのがキッカケだ。
きっとそれは稚拙な物語だったろう。けれども書ききるという事を果たした私は、創作という面白さを知ったのだった。
だが私は書いたものを人に見せることはほとんどしなかった。限られた友人に見せ、感想を貰えば満足だった。書いたものを公開しようとすらしてこなかった。
初めて他人の目に触れる場所に文書を載せたのはつい4年前だ。それは声劇用の朗読台本としての投稿だった。
近年、私はボイスコとしても活動をしているし、声劇台本ま何本か書くこともした。ボイスドラマの台本も書いた。
声劇が私に様々なチャンスを与えてくれたことは明白だ。
そして、声劇で知り合った二人の仲間が、文学フリマ大阪12へ共に出店してくれることになった。小説とボイスドラマを引っさげて。
今回私が文学フリマに出す小説は、声劇台本以上に他人の目に触れるチャンスのあるものになる。文書を書く勉強をした訳でもない私にとっては怖くもある。けれど楽しみでもある。出来れば他人の目に触れて欲しいと素直に思う。
どうプロデュースしてやれば、作品を他人の手に取ってもらえるのか分からない。分からないけれど……。
少しでも興味を持って貰えればと思いながらこんな文章を書いている。
『少女の祈り』も『SHELTER』も、元は声劇やボイスドラマ用の台本だったものだ。それを小説として書き直した。
両作とも文学フリマのWebカタログにアイテム登録し、冒頭を引用掲載している。
どんな話かを知るには短すぎる引用かもしれないが、雰囲気は知れるかもしれない。
📖「少女の祈り」
📍文学フリマ大阪12|え-13/KOEde
🗓9/8(日) 12:00〜開催!(入場無料!)
📕イベント詳細→ https://bunfree.net/event/osaka12/https://c.bunfree.net/p/osaka12/39413
📖「SHELTER」
📍文学フリマ大阪12|え-13/KOEde
🗓9/8(日) 12:00〜開催!(入場無料!)
📕イベント詳細→ https://bunfree.net/event/osaka12/https://c.bunfree.net/p/osaka12/39414
小説もだがKOEdeとしてはボイスドラマを手にとってくれる人がいるのも当然嬉しい。
📖「隣の部署の○○さん!」
📍文学フリマ大阪12|え-13/KOEde
🗓9/8(日) 12:00〜開催!(入場無料!)
📕イベント詳細→ https://bunfree.net/event/osaka12/https://c.bunfree.net/p/osaka12/39421
文章を書く人たちにはあまり馴染みのないものかもしれないが、物語を音で楽しむという層は一定数いる。KOEdeの活動も文学フリマで縁があればもっと広がっていけるかもしれない。
「私の本を朗読してもいいですよ」なんて人が居たらそれはとても嬉しいことだから。