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平凡なあなたを悲劇の主人公に仕立て上げる悪のライティングテクニック
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【重要】前書き
当noteは私(間木五己)が無料配布している特典「これさえ覚えれば書ける。LP用ヒーローズジャーニー・カスタマージャーニーの書き方」を下敷きに作成しました。無料で読みたい方は私の公式LINEにご登録ください。グーグルアカウントをお持ちであれば登録から30秒でお受け取りいただけます。ご登録後、自動案内が表示されますのでご承諾ください。ダウンロードリンクが表示されます。なお、配布(無料)版は一部未掲載な部分がございます。ご了承ください。
想定読者さま
関連本を読んでもヒーローズジャーニーがイマイチ理解できない方
カスタマージャーニーが書けない方
ブログに掲載するプロフィール文章を物語性の富むものにしたい方
自身のヒーローズジャーニーを書けなくて悩んでいる方
LP(ランディングページ)にヒーローズジャーニーを組み込もうとしている方
書籍では触れられない少々あくどいライティングテクニックを知りたい方
noteでドラマ性がある自己紹介記事を執筆したい方
世界観の構築については触れていませんのでご注意ください。なお、「悪」と表題にありますが、違法性のあるテクニックではございません。ご安心ください。
本編に入る前の前書き
私がnote(ブログ)、無料配布特典でくり返してきた主張。それは儲かっている占い師は必ずLP(ランディングページ)を持っている事実。ではその肝心のLPにはどのように構成されているのか? 丁寧に解説すると長くなるため、当特典ではLPに差し込む「とあるストーリー」についてだけ説明します。
LPに掲載するふたつのストーリー。それは「ヒーローズジャーニー」と「カスタマージャーニー」と呼ばれるものです。
LPには欠かせない…とは言い切れませんが設置しておくと成約率が高くなる魔法のストーリーです。また、差別化にもつながります。よって、プロフィールページに記載しておくことをお勧めしています。同業者が飽和している占い・ヒーラー業界にあってはこうした地味な差別化施策が重要です。
ヒーローズジャーニーとカスタマージャーニーの違い
カスタマージャーニーは法人サイトの事例広告にも採用されているストーリーと言えばわかりやすいでしょう。「この商品を買って生活が豊かになった」「便利になった」とアピールするアレです。つまりは顧客の体験談(顧客体験)。
隠す必要もないため明かすのですが、私も事例広告の仕事に携わっていました。法人案件ではないです。ですがメール取材をしてブツ切れの感想を物語調に仕立て直す程度はそれほど苦労なくできるようになりました。
ヒーローズジャーニーは企業(法人)のセールス・映画・脚本業界で散々使われてきた手法。ただ、情報取材屋が採用し、あくどい売り込みの手法とみなされる場合も。
注意しておきたいのはヒーローズジャーニーはもともと物語制作の分野で使われてきた技法であったという点。領域は多少重なりますが、純粋にセールスのためにつくられ、発展した技法ではありません。セールスに取り入れているだけです。神話の法則をビジネスに応用しているだけに過ぎません。ですので、そのままLPに適用させるとあまり効果は得られないでしょう。物語としては面白い。けれどセールス文章としてはくどくなり、いらぬ緊張感を与え、商品が売れなくなる可能性もあるのです。
なお、カスタマージャーニー・ヒーローズジャーニーは別物です。
ですが中身はそれほど変わりはありません。おなじフレームワークで作成が可能です。なぜならカスタマージャーニーも神話の法則をもとにしてつくられているため。よって、物語の主体的な存在が「自分」から「相手(顧客)」になったのがカスタマージャーニーと捉えればよいでしょう。
異なる点と言えば「(商品の)持ち上げ要素」が含まれるかどうか。
カスタマージャーニーにおいてはセールスしたい商品の高評価な意見が必ず含まれます。ですからほぼ商品を持ち上げる表現が挿入されるのですね。
主人公が歩む旅路の各段階
以下は私がLP用によく使っている構成です。
本来は12段階あり、登場キャラクターも豊富です。あくまでもLPに差し込む簡易ストーリージャーニーと捉えてください。
▼LP用簡易フレームワーク
1.日常生活
不満を抱えつつも日常に妥協していた時期。満たされない日々。読み手にも共感できる不満を吐き出す。マズローの欲求階層説における上位階層だとあまり共感されないので注意。想定読者層に合わせた不満に焦点を当てる。
(例)太りやすい家庭に生まれた主人公が周囲から馬鹿にされた日々を送る
2.冒険への誘い
不満解消の行動をとるに至った原因。原因の発生場所は外部・内部にわけられる。
外部要因の例:リストラされたため・けがをして仕事ができなくなったため内部要因の例:自己実現のため・今の自分が嫌いなため
日常を打破。自分の殻を破るために主人公は行動する。または傷つき、その傷をいやすために旅にでる。もっと踏み込むと以下。
(例)主人公は小中高と太っていたが気にしてはいなかった。しかし、社会人になると同僚から馬鹿にされた。怒りをおぼえたので奮起してダイエットに励んだ。
(例)小中高と太っていたが気にしてはいなかった。けれどとある異性に恋をしてしまい痩せる決意をした
3.挑戦~失敗、そして葛藤
自己流で挑戦。好転する兆しが見える。しかし、障害があらわれ挑戦は失敗。「やっぱり自分には無理だった」あきらめかける。
今の状況を嘆く。苦悩する段階。挑戦する前よりひどい結果に陥るのが定番パターン。再び失敗し、さらに状況が悪化する状況を描くのも良し。
読み手にさらに緊張感を与える効果もあり、読後の満足感をあげられる。
(例)主人公Aは痩せようとダイエットをはじめる。しかし、自己流のためおもったような成果が得られず挫折する。体質なんだから今のままでもいいじゃないか? でも、自分を変えたい。そんな葛藤にさいなまれ、鬱々とした日々を送る主人公。※細かく言うと、敵として「体質」が登場しています。
4.再挑戦~救世主との出会い
主人公が救世主と出会い、再度困難に立ち向かう。救世主の導き、助けを借りて旅路を続ける。ただし、救世主が人物であるとは限らない。
(例)ダイエットを諦めきれず、ダイエット方法を模索していた主人公。
ふとyoutubeで知り得たダイエットレシピを発見。運動に重点を置いていた今までのダイエット方法から食事を重視するようになる。試したところ成果がでてすこし痩せられた。
5.成功
目標が実る段階。宝(報酬)を得て帰還する=日常生活に戻る。ここでの「日常」とは成功前の日常とは異なる。自己実現をした新しい世界(新しい日常)。
(例)主人公は自分の体質・好みに合わせたダイエットレシピを考案。
外見が変わるほど痩せ、ダイエットが成功する。
6.使命の発見
自分で見つけた使命を訴える段階。「あなたにも私のようになってもらいたいなぜなら~」。なぜならのつづき、理由を述べる。昔の自分とおなじ悩みを抱え、苦しんでいる人へ成功のバトンを渡す。
(例)主人公は自分の成功体験をもとにダイエットレシピを広める
7.【重要】報酬(宝)を得た日常を語る
主人公の成功を勝ち得た現在を語る。→読み手が得られるであろう「未来」を示す ※神話の法則のフレームワークに含まれていない構成要素です
昔話でいう「めでたしめでたし」「~は幸せにくらしましたとさ」のあと。
その幸せな日常を描きます。
定番フレーズ:あんなに〇〇で苦しんでいたのに今では〇〇です
冒頭で簡潔に7を記し、終盤に再度7を記す方法も効果的。流れによっては6と7の順番を入れ替える場合も。
以上です。端折り過ぎるきらいはあるでしょう。また、なかには次のように疑問を抱く人はおられるはず。「いや、ちゃんとストーリー組み立ての本を読んだの?」と。まったくその通り。サスペンス要素も薄く、トリックスターも登場していない。
でも、私は一流のライターや脚本家を目指してはいません。あくまで目的はLPで成約すること=商品を売ること。この文章を読んでいるあなたもそうですよね? 洗練された文章、感動的な文章はいらない。購買意欲を
ですので、脚本としての面白さはあまり求めていません。
顧客体験(カスタマージャーニー)は「メンター」をあなた(販売者)、またはあなたの商品に当てはめればつくれま。ですが、ヒーローズジャーニーとおなじ構成になるため、単調になるので注意してください。もし、同じ構成にするのであればヒーローズジャーニーのブロックと、カスタマージャーのブロックは離したほうが良いですね。
補足:ブロックはLPを構成する要素です。分からなくとも問題はございません
ヒーローズジャーニーに出演するキャラクター
神話のアーキタイプとしては以下が上げられます。
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