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胸椎・胸郭をみるポイント

こんばんわ、だいじろうです。


早くも#10minutes_Writingが4回目になりました。


仲間も増えてきており、みんなの文章の質が上がってきているので、とても刺激を受けております!


今回は「胸椎・胸郭」をテーマに書いていきたいと思います!


胸椎・胸郭をみるポイント

みなさんは胸椎・胸郭をみる際、どういった点に着目されていますか?


胸椎・胸郭自体はいわゆる疾患別リハの主要な対象部位とはなりづらいですが、さまざまな疾患や機能障害に大きく影響する部位です。


ですので、臨床上は胸椎・胸郭に対して評価・アプローチすることは少なくないかと思います。


そのなかで、私は胸椎・胸郭をみる際に重要視しているのは「360度拡張」という機能です!


その「360度拡張」について解説していきます!


胸郭の360度拡張機能

胸郭の360度拡張機能とは、その名の通り、胸郭が360度方向に拡張する機能です。


呼吸の際に起こる機能になりますが、この機能が低下しているケースが非常に多いです。


この360度拡張の機能低下が起こると肩関節疾患や頸部疾患、腰部疾患はもちろんですが、下肢疾患に対しても大きな影響を与えます。


では360度拡張の機能低下とはどういったものかというと。。。


よくみられるケースとして

①下部胸郭が前外方にしか拡張しない
②下部胸郭が閉じたまま、拡張しない
③下部胸郭が開いたまま、拡張しない

があります。


いずれも上部胸郭を過度の拡張させるような代償がみられ、②・③では、その拡張不全の代償として、胸郭を後傾させていく動きがみられます。

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