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股関節の伸展機能を改善させるための評価と介入

こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です!


最近、股関節の伸展機能不全に起因する腰痛を訴えるクライアントさんを立て続けに経験したので、改めて股関節の伸展機能改善のための評価・介入をまとめてみたいと思います。


今回はエクササイズが中心となりますので、動画で解説していきます。

一つ一つを機能的な視点から工夫して実施しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。




股関節伸展機能の復習


股関節伸展の主動作筋は大殿筋です。

運動器リハのすゝめ – 187

大殿筋は上部線維と下部線維とに分けられています。

仙骨後面の側方、腸骨の殿筋面の後方、胸腰筋膜と仙結節靱帯に起始し、上部線維は腸脛靭帯、下部線維は殿筋粗面に停止します。

運動器リハのすゝめ – 188

大殿筋全体は股関節伸展・外旋に作用しますが、骨頭との位置関係から上部線維は外転に、下部線維は内転に作用します。

また上部線維は胸腰筋膜を介して対側の広背筋との連結をもつとされています。

運動器リハのすゝめ – 189

股関節伸展という動作について考えると、上部線維は腸脛靭帯を介して脛骨に付着するため、直接的に股関節伸展に作用しているのは下部線維であると考えられます。

運動器リハのすゝめ – 190

そういった解剖学的特徴を加味して評価・介入について解説していきます。



股関節伸展機能の評価



ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「股関節の伸展機能を改善させるためのエクササイズ」について詳しく解説していきます。
詳しく知りたい方はぜひ"実践!ゼロから学べるLow Back Pain”マガジンの購読をお願いします!

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