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Spine Twistで脊柱の回旋Mobilityを改善させよう!
こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です!
今回は「Spine Twist(スパイン・ツイスト)」というエクササイズについて解説していきたいと思います。
「スパイン・ツイスト」は脊柱の回旋機能を改善させることが主な目的となりますが、機能的な回旋動作を獲得するためには腰部骨盤帯のStabilityを保った状態で、胸椎・胸郭のMobilityを出していくことが求められます。
したがって、主な目的としては
・腰部・骨盤帯のStability向上
・胸椎・胸郭の回旋Mobility改善
といったものが挙げられます。
本記事では胡座姿勢でのエクササイズをご紹介していますが、端座位でも可能となりますので、臨床でも非常に有効活用できるエクササイズかと思います。
スパイン・ツイストの基本的な方法
胡座姿勢を開始肢位とします。
そこでSCOOPを行い、胡座姿勢での腰部・骨盤帯のStabilityを向上させていきます。
Scoopを行なったら、続いて回旋動作を行なっていきます。
まず同じ姿勢で息を吸います。
その後、息を吐きながらScoopをして腰部・骨盤帯のStabilityを高めます。
そのまま息を吐きながら体幹を回旋させていきます。
十分に回旋させたらそのまま元の肢位に戻ります。
元の肢位に戻ったら、再び息を吸います。
その後、同様の流れで対側に体幹を回旋させていきます。
ご存知の通り、脊柱では胸椎の回旋可動域が大きいという特徴があります。
Scoopによって腰部・骨盤帯のStabilityを高めることで、胸椎の回旋Mobilityが獲得されやすくなります。
このエクササイズはアスリートはもちろんですが、中高年や高齢者の方々にも有効です。
中高年であれば、最近はデスクワークが増えたり、スマホ操作が増えたことで、いわゆる巻き肩姿勢となって、胸郭の可動性が乏しくなります。
また高齢者になると肋軟骨の骨化の影響もあり、胸郭の可動性が乏しくなります。
その結果、中高年や高齢者では胸椎・胸郭の回旋Mobilityが低下しやすくなるため、このエクササイズが効果的です。
エクササイズ自体はシンプルなエクササイズで、いろんな場面でできるものですので、ぜひセルフエクササイズの1つとして活用いただければと思います。
ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「スパイン・ツイスト」について詳しく解説していきます。
詳しく知りたい方はぜひ"実践!ゼロから学べるLow Back Pain”マガジンの購読をお願いします!
そちらでそれぞれのエクササイズについて学びを深めていただければと思います。
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