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徒然所感 藤井風のライブ配信から

透明度が抜群。
自我が限りなく薄い。
超透明な筒。

歌がめちゃくちゃ上手いわけではない。
(上手いけどもっと上手い人はたくさんいる)
倍音も声も曲もいいけど肝はそこじゃない。
本人の思想と意識と作品のブレがないこと、元々持ってるコアイメージをそのまま拡張していくアレンジ、それを形にするミュージシャンやパフォーマー達。
作品と本人のズレのなさがここまでのメッセージの強さを醸し出してる。

音楽というツールを使って世界を創りたいんやろなぁ。
エンターテイメントというより、もうちょっとストイックな宗教という感じ。

宇多田ヒカルが"iから構築するwe"(意図的にそうしてんねやろうけど)の人なら
藤井風は"そもそもがwe"の人だ。
平成の時代ではiからweでないと届かなかったものが、初めからweでも多くの人に届くようになったのは本当に時代の変化。
This is統合。
それを男性がしてるということがマジ令和。精神性をエンターテイメントに昇華するとこういうふうになるんやな。
そしてちゃんと、音楽からでもビジュアルからでもメッセージ性からでも、どこから入った人もきちんと満足できるクオリティに全てがなってる。
マジプロフェッショナル。

極めれば人はここまでできるんやなと思うと
やっぱりまだまだ果てしない。
ピアノの一粒一粒がキラキラしてるもんな。
あまりにも果てしなくてむしろやる気が出ない。


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たいつ/となりのお師匠/自己肯定感の鬼👹
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