
Grok3がチャラすぎる件
話題のGrok3を試してみた。応答速度や、会話の質、量ともに噂どおりなかなかのもの。個人的な印象としては、今のところ
Claude3.5sonnet > Perplexity Pro > Grok3 > GPT-o3mini > Gemini 2.0
という感じ。あくまで個人の好みの問題で、性能や回答の正確さの指標ではないですが。
ちなみに、Geminiについては以前記事にしていた。
ところで、このGrok3ですが、会話していて、フランクさが他のLLMと比べて際立っている。

フランクを超えて、だいぶチャラい。しかも、キャッチボールするたびにどんどんチャラくなる。

これは、ある意味差別化をねらっているのかな?確かに、回答の内容の的確さと、このチャラさのギャップはちょっと目を引くものはある気がする。人によって好みは大きく分かれるかもしれないけど、僕は嫌いじゃないかなー。
そんなチャラさに付き合って、30−40くらい会話をラリーしたら上限に達した模様。無料枠だとこれくらいなんでしょうね。
大本命のClaudeから乗り換える事は考えてないので、これくらいで上限が来ると仕事でガッツリ使う、ということは難しそうだ。
でも今のところこの無料枠でちょっと意見を聞く、とかの使い方はできそう。
何より、このチャラさが気に入った。「こういう人いるよね」という感じがする。
一般人からしたLLMの選択って、既に「どれが一番優秀か」というものさしでは無くて、「どれが一番会話してて心地よいか」になってきている気がする。
丁寧だけど回りくどいとか、フランクだけど正確とか、客観的だけど冷たい印象だとか、それぞれの「個性」みたいな部分にどれだけ自分の感性がマッチするか、という。
友達を選んでるみたいな感覚。こういう部分、静かにAGIが近づいているのかもな、と感じる。