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心と体の調子は天気のようなものかもしれないことについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


前にも普段から心と体のメンテナンスというのか、調子を整えるように意識していると書いたけれど、やっぱり心と体の調子を整えることは毎日のように意識する必要があると思う。

というのも、心と体の調子というのは常に一定ではないし、毎日のように同じわけでもない。

例えるなら、天気のようにコロコロと変わるものである。

なので、昨日はとても心も体も調子がよかったからといって、今日も同じように調子がいいとは限らないし、逆にものすごく調子を崩してしまうようなこともある。

とはいえ、そういうふうに「心と体の調子というのは、いつも同じではないものだ」と意識しておくと、日々のちょっとした変化にも「あれ、いつもとなんか違うなあ」と気づくことができるし、調子を崩した時もリカバーが早いように感じる。

まずは普段から、心と体の調子を整えるように意識し、行動して、いいバランスをとるようにしておく。

それは僕の場合は、睡眠だったり食事だったり運動といった、まあとても基本的なことではあるけれど、こういう基本的なことを大事にして、普段からちょこちょこやるようにすることで、こうして心と体の調子も整っているんじゃないかと思うわけである。

昔はこうやって、心と体の調子を整えようなんて、全く考えていなかったわけだけれど、それもメンタルの調子を大きく崩したというきっかけがなかったらやっていなかっただろうし、今みたいに心も体も軽い40代を迎えていたのかわからないから、その時は人生でもかなりキツかったけれど、今となってはメンタルの調子を崩した経験には感謝の気持ちしかない。

きっとあの時に、メンタルの調子を崩すことがなかったとしたら、そのまま仕事を続けて、毎日のデスクワークで運動もせず、付き合いの飲み会を断れずに出席し、仕事のストレスで暴飲暴食をして、必要でもないのにモノをたくさん買い続け、今ごろ心も体もボロボロになっていたんじゃないかと思う。

心や体の声を聞く余裕もなくて、ただただその日の仕事をこなす、それも誰かが喜ぶのか、そもそも必要とされているのかもわからない仕事に自分の時間と心と体を使う。

そして、そうやってなんとか手に入れたお金も自分のストレスの発散に使ってしまい、とはいえそれでストレスが発散できているわけでもなく、お金がなくなるだけで、また仕事をしないといけないということを、ずっと繰り返すわけである。

何だか書いていてもどよーんとしてくるけれど、今はそういうことと、自分は全く関係がなくなったというのか、少なくとも僕の世界にはもう存在していない。

メンタルの調子を崩してからだいぶ経ったけれど、あの時の自分と今の自分は、同じ人間とは思えないくらいに変わったし、変わらないと生きていけなかったのだろう。

だから今は「心を穏やかに生きること」を何よりも最優先にしているし、それでも心と体の調子というのはいつも同じではないから、普段からメンテナンスして、調子を崩しそうになっても対応できるようにしておくことができるようになった。

昔はお金がたくさんあればとか、モノがたくさんあればとか、何かで成功すれば幸せを感じられると思っていたけれど、今は自分がこの世界を生きていて心と体の調子がよくて、そのことに感謝できることこそが、何よりも幸せなことだと感じている。

これからも心と体を最優先にして、日々を心穏やかに静かに過ごしていきたい。





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ささきたけよし
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