ちょっとでも自給力をつけておく13水道がない暮らしをちょっと想像してみる
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電気、ガスと続いて今回もライフラインがとまったときの暮らしをちょっと想像してみようと思う。今回は「水」を得るための「水道」がないときを考えてみる。
サバイバルなんかでは、優先順位として1番はじめに確保するのが「シェルター」つまり体温を守ることなのだけれど、その次に確保しなければいけないのが「水」になる。
水分は人間にはなくてはならないものであり、だからこそ何かあったときのために水、特に「飲める水の確保」というのは考えておく必要がある。
けれども、今は蛇口をひねればいつも水が出るという暮らしが普通になっている。
これはとてもありがたいことなのだけれど、そういう水がいつも手に入る暮らしが普通になっていると、なかなか何かあったときの備えも忘れてしまいがちである。
今みたいに水道がなかったころは、川の水や井戸の水を生活に使っていたそうだけれど、もし川や井戸が近くにないとしたら水を運ばないといけないだろうし、水の確保だけでも大変だったんじゃないかと思う。
それに川や井戸の水といっても、今の水道のように浄化されているわけではなかっただろうから、そう思うと水道がある暮らしというのはやっぱりありがたい。
ではこの水道がとまってしまったらどうなるだろうか。
まず飲み水がないというのが1番の問題にはなってくると思う。
それに食べ物を料理するにも水がないと困る。電気、ガスの回でもでてきたご飯だって燃料があっても水がないとそもそも炊けないわけである。
そして生活にも水はたくさん使っている。
顔を洗ったり、トイレに行ったり、手を洗ったりする。ご飯を食べたら洗い物をするし、歯をみがいたり、洗濯もする。お風呂にも入るしシャワーもする。
電気もガスもそうだけれど、水が出る水道も今の生活にはかかせないものになっている。なので、何もないに越したことはないけれど、生きるのにも必要な水を確保する方法は何かしら考えておこうと思う。
まず飲み水の確保になるけれど、まずできることは「ペットボトルの水の備蓄」になるんじゃないかと思う。
水道の水以外で飲める水となると、まずはペットボトルの水になるだろうし、ある程度ストックしておけると安心である。
あとはもし近くに湧き水などの水を得られるところがあるかをチェックしておくのもいいと考えている。
そういうところがひとつあるだけでも心強いしあと水をいれるためのウォータータンクなんかもあると便利である。
ウォータータンクもできればキャンプなどで使われるような蛇口がついているタイプのほうが使いやすいと思う。
湧き水もまあきれいだとは思うけれど、できれば煮沸して使うようにできればいいだろうから、例えばカセットコンロとかキャンプ道具のバーナーなどで使う分の水を鍋とかクッカーで煮沸できるような準備もしておきたい。
あとこれもキャンプ道具になるけれど、例えばアウトドアに出かけて川の水を使うといったときに水を浄化する「携帯用の浄水器」というのがある。
まあそうそう使うことはないかもしれないけれど、もし川の水を使うというときのためにひとつは持っておこうと考えている。
あと飲み水の他としては「トイレ、洗濯、お風呂」といったところが生活でよく水を使う場面になる。
やはり「トイレ」はどうしたものかと今も考えているところである。
近くに野山があればそこへ行くという方法もあるかもしれないけれど、場所によってはむずかしい。
家でできることというと、携帯トイレや簡易トイレの備えになると思う。あとトイレットペーパーはある程度は備えておいたほうがと思っている。
そして「洗濯」は前にも書いたように、タライに洗濯板、あるいはキャンプなどで使うウォッシュバッグで洗うという方法になってくるけれど、これもある程度の水を確保できないとできない。
なので、できれば近くに川や湧き水など水を確保できる場所があるか調べておきたい。あとはできるだけ洗うものを少なくする、こまめに洗うものは肌に触れるものにしておくということも水の節約になるかもしれない。
あと「お風呂」は川が近くにあれば、川で水浴びという方法もあるけれど、あと考えられるとすれば、お湯を沸かしてタオルでふくとかタライなんかに水をためて使うという方法になるのかなと思う。
できるだけ水を使いすぎずに体を清潔にするということが必要になってくるのだろうけれど、そう考えるとお風呂って贅沢でありがたいことなんだなと改めて思う。
といった感じで、今回は生きるために欠かせない「水」を使うための「水道」がとまったときを考えてみた。
これまでの電気、ガスもそうだけれど、それぞれのライフラインが使えるのが普通の暮らしをしていると、ついついその暮らしのありがたさを忘れてしまう。
なのでライフラインのどれかひとつとまっても、パニックになったりとても困ったことになる。今はそういう暮らしをしている。
だからこそ、何かあったときにどうするか考えてみるだけでもいいだろうし、さらに対策や準備をしながら普段の生活にもライフラインに依存しすぎない、オフグリッド的な生活スタイルを取り入れていければそれは理想的だと思う。
自分もまだまだこれからなので、ちょっとでもできるところから始めていきたい。
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