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言葉について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


僕は言葉が好きである。

ざっくりではあるけれど、言葉というのは文字だったり、あるいは声で何かを伝えるための方法のことなのかなと思う。

こうやって文章を書くのも好きだし、人が書いた文章を読むことも好きだし、ラジオで自分の言葉で何か話してみる楽しさもようやくわかってきたし、誰かの話を聞くのも好きである。

なんというか言葉というものには、例えばその言葉に触れた人の考え方だったり、あるいはもっと大げさに言えば、人生にも影響を与える力を持っているように思う。

僕が言葉に触れる時というと、本を読んでいる時が1番に多いかもしれない。

まあそもそも本を読むのが好きなのもあるけれど、いろんな人の言葉が文字となって記録された本を読んでいると、自分にはなかったいろんな思考とか物事の見方とか感じ方とか、まあ様々な情報が目に入ってくる。

そしてその言葉たちは、自分に変化を起こし始める。

それは自分でも無意識な部分が大きいかもしれないけれど、例えば「こういうふうな考え方もあるんだ」という気づきは、自分の思考にも影響を与えて、ちょっとずつ自分の思考も変わっていく場合だってある。

それはもちろん本に限ったことではなくて、たまたま目にした言葉になんだかピンときたり、人と話をしていて何か気づきを得る時もある。

だから今の自分も、これまで自分が触れてきたであろうたくさんの言葉によってつくられているともいえるだろうし、これからもそれは続いていくことだと思う。

僕は割と変化するということにワクワクするタイプなので、興味がある人はあまりジャンル関係なく、本を読んだりインタビュー記事を読んでみたり、話している動画とかを見たりする。

そしてやっぱりどこかで、そういう人たちの影響を受けていて、考え方だったり物事の見方が変わっていたりするし、とはいえそれで自分が自分でなくなったとは思わない。

そもそも自分らしさみたいなことにあんまり興味がないものだから、シンプルに今ここにいる自分がまあ自分かなくらいの気持ちでいる。

もちろん10年前、あるいは20年前の自分とは変わっているだろうし、家族から見た自分と友人から見た自分もまた全く同じということはなくて、であれば実は自分というのはとてもぼんやりしてアメーバのように形が定まっていないものなのかなあと考えている。なのであんまり自分らしらにこだわりみたいのはないかもしれない。

なんか話が逸れたかもしれないけれど(まあ僕の話はたいていそうだけれど)言葉というものは何かを伝えるためのものだし、そうやって自分に何かが言葉として伝わる、あるいは自分が何かを伝えるというのはなんとなく普通にやっているけれど、それってなかなかすごいことなんじゃないかと思うわけである。

自分の感情とか考え方、まあ伝えることっていろいろあるけれど、それを伝えたり、理解するための方法としての言葉があるから、なんというか人生って楽しいんじゃないかと感じる。

だから、これからもたくさんの言葉たちに触れていきたいし、自分も言葉を使って何かを伝えるということは続けていきたい。

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ささきたけよし
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