暇だなあという心の平穏について
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ここ最近は自分の活動もそうだし、外での活動もいろいろとやってあちこちに行って、いよいよ自分は何をやっている人なのかわからなくなってきている今日この頃ではある。
ただ忙しいとは感じていなくて、それはきっと、やりたくないことを誰かにやらされているわけではなくて、全て自分が好きで楽しくてワクワクしてやっていることだから、もちろん体は疲れたりもするけれど、キツいとか嫌だなあとか感じることは全くない。
そうやって日々いろいろと予定もいっぱいで過ごしていると、時が経つのもあっという間だし、気づいたら1ヶ月が過ぎていたというのを、毎月のように繰り返している。
そんな日常を過ごして、時折ぽっかりと何も予定のない日があると、そのただただゆったりとした時間があること、言い換えれば「暇だなあ」という感覚がとても自由で幸せで平穏なことだなあと改めて感じる。
なんというか、世界や周りの人たちを見ていると「いつだって何かをしていないといけない」「何もしていない自分はダメだ」という気持ちになってしまう時もあった。
だから「暇だなあ」という状態に「このままでいいのか」とか「何かした方がいいんじゃないか」と不安を感じることもあったけれど、今はそういう「暇だなあ」を楽しめるようになった。
それはきっと自分の好きなことだったり、ワクワクすることを見つけやすくなったというのもあるし、ちょっと心の余裕ができたというのか、「暇だなあ」と思っている自分も受け入れられるようになった。
少なくとも「暇だなあ」と感じている時の自分の心は穏やかであるし、イライラはしていないし、人と比べることをやめてからは、焦りみたいなのも感じなくなったから「何かしなきゃ」みたいな不安もない。
そこにはただただ「今ここ」という時間を感じて「何もしないをしている自分」がいるだけだし、それ以上でもそれ以下でもないというのか、それでいいんだ、そういう時間の過ごし方をしてもいいんだと思えるようになった。
これまでは、なぜかはわからないけれど、「いつも何かしている人が偉い」というのか「何もしていない人はダメ」みたいな思い込み、固定観念がずっとあって、それがあるものだから、何もせずぼんやりしているとふと「こんなことしてていいのか?」みたいな気持ちになった。
けれど今は「暇であること」の心の平穏さや「何もしないこと」の大事さもわかってきた。
だから、時にはあれもやってこれもやって、今日はこっち、明日はあっちみたいな、暇もなくて何もしない時間もないという場合もあるけれど、「暇だなあ」と感じることのできる時間もつくった方がいいなと思うし、何もせずただただぼんやりとする時間も同じくつくることで全体のバランスが取れるんじゃないかと感じている。
やっぱり心や時間にも余裕というのか、空間がないと、新しいことがやってくるスペースもないし、直感とかインスピレーションを受け取ることも難しいんじゃないかとこれまでの経験から思うようになった。
ひとりひとり生き方がそれぞれで極端な話、自分が自分以外の何億人とは全く違う人生を生きていくのであれば、人と比べて焦る必要もないし、僕は僕のままで素晴らしいし、あなたはあなたのままで素晴らしいと思えれば、気持ちにもちょっと余裕ができる。
だから暇な時は「暇だなあ」と思いっきりその時間と心の平穏をただ楽しめばいいだけだと思うし、これからもそういうふうにリラックスして焦らずのんびりと生きていきたい。
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