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猫というふしぎな生き物について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


今年の1月ころにうちに猫が初めてやってきてから、「猫がいる生活」というのにもだいぶ慣れてきたように思うものの、いまだに猫という生き物のことをつかめないでいる。

うちの猫は保護施設からやってきた猫で、もうすぐで1才になる。なので、とてもやんちゃである。

猫を受け入れるための条件として、外には出さず家で飼うということになっているから、普段はケージに入ってもらって、遊ぶ時間を作ってケージから出して部屋で遊ばせるようにしている。

前にも書いたかもしれないけれど、僕は猫も犬もうちで飼ったことがないから、そういった猫や犬に対していまいち距離感というかどう接してみたらいいのかがよくわからない。

犬は親戚とか奥さんの家で飼っていたりしたからなんとなくこんな感じかなというのはあるし(それでも怖くてほとんど近づいたことがないけど)見ていてもこんなこと考えているのかなみたいのはちょっとはわかる気がする。

けれど、なんというか猫というのはとらえどころがないというか、何を考えているのかわからないことがよくある(というかほとんどである)。

じっとしてこちらを見つめているときもニャーというわけでもなくただじっと見つめていたり、僕が近づくと急に爪とぎを始めたりまあよくわからない。

猫を飼っている方からすれば、「ちゃんと猫のことはわかりますよ、何言ってんですか」と言われるかもしれないが、そう確かに僕の猫への歩み寄りが足りないのもあるかもしれないけれど、やっぱり猫というのはよくわからない生き物だなあと思う。

ただ、いまいち猫が何を考えているかよくわからない僕でもご飯とおやつの時はちゃんとわかる。

ご飯は朝と夜の2回、いつもだいたい同じ時間にあげてるからその時間ころになると、猫もお腹が空いてきたのか「ご飯はまだかしら」という感じでニャーとなく。

あとおやつをあげるときも僕がおやつが入っている袋をとりにいってガサゴソしている音が聞こえるとしきりにニャーとないてくるので「あ、これはおやつだな」とわかるらしい。

だからおやつをあげるときも「はいはい、おまたせー」みたいに声をかけたりしているのだけれど、この時はなんか猫との距離が近づいてるなあみたいに感じるひとときである。

けれど、おやつをひととおり食べるとまたいつもの感じに戻るというか、寝っ転がりあの何を考えているかよくわからない、つかみどころのない表情でこっちを見てくるわけである。

まあ、ケージから出してるときはなぜか足にパンチをしてきたり(何かの動物に見えるらしい)、押し入れに潜り込んでしばらくでてこなかったりうんちをとっているときに上から頭をなでてきたりと大変だったりよくわからないことも多いけれど、やっぱり猫はかわいいなあと思う。

もちろん言葉でコミュニケーションはとれないし、何を考えているのかよくわからないことのほうが多いけれど、それでも猫というふしぎな生き物との生活は楽しいものである。

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ささきたけよし
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