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何かを手放すと新しい何かが入ってくることについて


(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


今月に入ってから、リサイクルショップにちょこちょこと通っている。

というのも、自分の持ち物を改めて見直して、手放そうと決めたモノを売るためである。

リサイクルショップには今月だけで2、3回は行ったと思う。

手放したモノでいうと、少ないもののいくつか持っていたDVDだったり、ちょっとした細々したモノだったり、買ったけれど使わなそうなキャンプ道具だったり、大きいモノだと筋トレに使っていたトレーニングベンチと、毎日のようにこいでいたフィットネスバイクといった感じである。

モノを手放した大きな理由みたいなものは特にないのだけれど、これまでだいぶモノは手放してシンプルにはしていたものの、もう1段階くらい踏み込んで、自分の持ち物を必要だと思えるモノにもっと絞り込んでシンプルにしたら、暮らしもさらにシンプルになりそうで、なんだか楽しそうだなとある時にふと思ったのが理由といえば理由になる。

あと冬の間は基本的に家にいたので、春になってきたのもあって、何かしら行動に移してみたい、動きたいという気持ちもあった。

なので、畑とかキャンプとかやりたいこともあるけれど、まずは改めてもう一度、自分のモノを見直してもうちょっと身軽になってからいろいろ動くことにした。

今の自分の持ち物はミニマムというほどに少ないわけではないけれど、どこに何があるかがたいていはわかるくらいに少ないし、趣味で持っているモノというよりは、必要だから持っているモノがほとんどである。

自分の持ち物としては、作業用のテーブル、スマホ、パソコンとその充電器とかバックアップするものなどの周辺機器がいくつか、紙の本、キャンプ道具、筋トレ用のダンベル、ティンホイッスル、ウクレレ、パステル画を描く画材、ようく見たら紙の本があるところに自然農の川口由一さんのDVDがひとつあった、あと何か動画を撮る用に前に買った小さいカメラといったところである。

それ以外だと、服と靴がいくつかと髭剃りとか坊主頭にするためのバリカンなど暮らしで使うモノ、あとは自分に関係する書類とかそんな感じである。

モノを改めて手放してみて、僕の生活が大きく変わったかというと、そんなこともないようには感じる。毎日フィットネスバイクをこぐという習慣がひとつなくなったくらいである。

とはいえ、ものすごく困っているかというと、そういうわけでもない。

フィットネスバイクがないならないなりに、もうちょっと外に出て歩こうかなとか、そういえば自転車があるから久しぶりにこいでみようかな、といったふうに考えるようになった。

これまでたくさんのモノを手放してきて、これがないとどうしても困る、みたいなモノって実はそんなに多くはないんじゃないかと思う。

今はあまり執着せずに何かを手放すことで、何か新しいことが入ってくるというか、始まるきっかけのようになっている、そんなふうに感じる。

モノを手放してスペースができたから、また何か新しいモノを手に入れようとは全く思わないけれど(手放すのにもそれなりに時間とエネルギーを使うので)、新しいモノを増やすんじゃなくて、新しい行動とか習慣みたいなものをこれからは増やしていきたい。

あと、モノが自分に必要なモノだけにどんどん絞られてくると、気持ちがあちこちに行かずに物事によりまっすぐに取り組めるようになったと感じている。

今のところ必要だと思って持っているモノたちも、まだわからないけれど、どこかの段階で手放すかもしれない。

不思議と、これまでは「何かを手に入れること」にワクワクしていたけれど、今は「何かを手放す」ということにワクワクを感じているから、人生というのは面白いものだなあとつくづく感じる今日この頃である。




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ささきたけよし
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