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音楽のある生活について
(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラ(^^)↓)
最近になってまた音楽をよく聴くようになってから、生活が楽しくなってきた。
ボブディランもそうだけど、今まで聴いたことのなかった音楽を聴いてみたり、あとは昔に聴いてて好きだった曲をまた聴きなおしたりしている。
なんというか、部屋に音楽が流れるだけで部屋の空気というか雰囲気が変わる。気分がなんか落ち込んでいて何もやれそうもないなあと思っている日でも、音楽を流して聴いているうちに気持ちも少しずつ明るくなってくる。
そしてまた何かやろうと動き出すことができる。なので、今の僕にとっては音楽は栄養剤というか「心のくすり」みたいなところがある。
音楽のすごいところは、自分が動かなくても旅ができるところだと思う。
例えば、昔好きでよく聴いていた音楽を聴いた瞬間に、その音楽を聴いていた当時の風景に自分がいたりして、なんとも言えない不思議な気持ちになるときがある。そのとき自分が何していたとか、どこにいたとかその頃の時代にワープするようなイメージである。
あと音楽を聴いていると、自分の頭に風景が浮かんでくるときがある。そこはもしかしたら、今まで行ったことのあるどこかかもしれないし、そもそも実在しない景色なのかもしれない。音楽を聴いていると、そうやって想像の旅というか、過去の自分がいた風景だったり行ったことのない場所に自分を連れて行くことができる。
僕の頃は、音楽を聴くといえばCDだったから、基本的にアルバムで聴くというのが普通だった。
けれど今はとても便利になって、いろんなアーティストの音楽を曲単位で聴くことができる。なので、最近はアルバムで聴くということがあまりない。自分の好きな曲を集めてランダムに再生している感じである。
もちろんアルバムもひとつの世界観でまとまっているし、アルバムの良さというのはある。今ボブディランを聴き始めたばかりだけれど、ボブディランはアルバムそれぞれの世界観を楽しみながら聴いていこうと思っている。
これはどちらの聴き方がいいとかよくないということではなくて、音楽の楽しみ方はいろいろあるほうが楽しい。いろんな曲をランダムで再生するのも次の曲は何かなという楽しみもあるし、最近の曲、何十年前の曲がごちゃ混ぜになっている感じもいい。アルバムもその時代が真空パックされたような感じ、その世界にたっぷり浸ることができるからどちらの聴き方も好きだ。
今はそれこそスマホひとつで、いくつあるんだかわからないくらいの大量の曲にすぐ繋がることができる。
なので、今まで知らなかったけれどめちゃくちゃ自分の好みのアーティストや1曲にであえる機会というのは増えたと思う。
まあ、たまに多すぎてどこから聴こうみたいになるときもあるけれど、それでも自分が「これだ!」と思える曲がこの世界にまだまだあると思うとなんだかワクワクしてくるし、生きるのも楽しくなってくる。
さらに音楽を聴くだけでなくて自分でも何か楽器を鳴らせるとさらに楽しいと思う。
ここで大事なのは
「純粋に音を鳴らすことを好きでいる」
ということである。僕もギターをちょっと触ったことがあるからわかるのだけれど、好きという気持ちがあれば少しずつでも技術はあとからついてくる。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるけれどそのとおりだと思う。最初から「うまくできない」とか「下手くそで恥ずかしい」とかそういうことじゃなくて「音を鳴らせる楽しさそのもの」を感じていればそれで十分だし、気づいたら前よりちょっとできることが増えてまた楽しくなったりする。
そうやって好きな曲を聴いたり、気が向いたら自分で何か鳴らしてみたりと音楽が自分のそばにある生活はやっぱりいい。
なんというかイメージとしては花に水をあげるような感じで、自分の心が花だとしたら水は音楽なんだと思う。なので、まあやりすぎもよくないけれど、花が枯れないように毎日水をあげるようにしていこう。今はそう考えている。
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