コツコツ継続する喜びについて
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僕はコツコツと何かを継続することが好きである。
いや、正確に言うと「コツコツと何かを継続することが好きになった」ということになるかもしれない。
今はほぼ毎日のように、同じルーティンで同じことを続けているし、そのことを退屈に思うこともめんどくさいと感じることもなく、むしろ楽しく日々を過ごしている。
今やっていることでいうと、エッセイの更新、ラジオの更新、エッセイ用のイラストを描くこと、ひとりごとで英語を話すこと、ティンホイッスルを吹く事、軽い筋トレといった感じで毎日なんとか続いている。
これまで自分なりにいろいろなことをやってみたし、他のSNSの更新とか、もっとたくさんやっていた時もあったけれど、今のところ残っているのがさっき書いたことたちである。
続けていることのうちで、1番に長く続けているのは多分このエッセイで、2年以上は続いているから自分でもよくやっているなあと思っている。
始めにも書いたように、僕は昔から何かをコツコツと続けることが、得意でも好きだったわけでもなくて、むしろ全く逆だった。
だからコツコツ何かを続けることができるようになり、それを好きになったのは、だいぶ後になって、つまりここ最近のことなのである。
昔から何をやってもすぐやめてしまうし、三日坊主で何かを続けるということができなかった。
まあ、飽きっぽいし、めんどくさがりで怠け者というどうしようもない性格というのもあるけれど、「何かをコツコツと続ける」ということは自分には全く向いていないことであるとずっと思っていた。
けれど、人生とはやっぱり不思議なもので、あれだけ向いていないと思っていた何かをコツコツと続けることが好きになり、今では生活の一部みたいになっている。
いつくらいから何かをコツコツと継続することができるようになり、好きになったのかは、よくわからない。
おそらく、数年前に自分なりにいろいろやってみようと思って、あれこれ始めてみてはすぐやめて、また別のことを始めては、またやめてということを繰り返すうちに、そんな自分でも続けられることを見つけることができたからなんじゃないかと思う。
今振り返ってみると、始めてみても続かなかったりすぐやめてしまうのは、自分がダメというより(まあそういう部分もあるかもしれないけれど)シンプルに自分に向いていないか、自分が好きだと感じられないことだっただけなんじゃないかということに気づいた。
だから自分に向いていて、自分の好きなことを見つけられると、好きなことならやっぱりやめないし、自然と続いていくものなんだなあと、今になって実感しているし、そうやって続けていくうちに続けることそのものにも喜びを感じるようになった。
今の自分が続けていることは、全て自分の好きなことである。
というより、好きなことでないと続けられないし、楽しくないということでもある。
まあ地味ではあるかもしれないけれど、やっぱりコツコツ何かを続けることは楽しいし、その楽しさを毎日感じられることも幸せなことだなあと思う。
なのでその幸せを感じながら、これからもコツコツと楽しく何かを続けていきたい。