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高専→大学編入時の授業選択について


自己紹介・導入

久々の投稿になります!ta9se1です!少し自己紹介をさせていただきます。

高専を卒業後、素材メーカーに就職し、生産や技術開発に携わってきました。その後、会社の制度を利用して大学に編入・卒業し、復職して現在は企業研究者として働いています。現在は機械学習を活用し、マテリアルズインフォマティクス(MI)の推進に取り組んでいます。この15年間、生産、技術、研究の各部署で幅広い業務を経験してきました。

これからこのブログでは、高専卒として歩んできたキャリアや経験をもとに、皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います。


授業選択をミスると大変なことに…

高専から大学に編入するとき、4月に入って慌てて授業選択をすると、思わぬトラブル?(自業自得)に見舞われることがあります。本日は、私自身の経験をもとに、同じ道を歩まないよう注意点をお伝えしたいと思います。

私の失敗例

過去に書いたnoteでも触れましたが、編入時の単位換算でミスをしました。それを挽回するために、授業を多くとる必要がありましたが、私は自分の能力を過信して、少し面白そうだと思った授業を必要以上に選択してしまい、結果的に前期末には膨大な負担に苦しむことになります。私は大学生活への期待で、自分の能力を過信してしまいました(私だけかもしれませんが…)。多くの授業を選択すると、以下の4ステップで悲しい気持ちになります。

  1. 多くの授業を取る

  2. テスト勉強やレポート作成に追われる

  3. 一つひとつの科目に集中できる時間が減少

  4. テスト結果が思ったようなものにならず、悲しい気持ちになる


ゆとりを持った授業選択のすすめ

大学編入時には、大学4年の上期まで見据えて授業選択の方針を立てることが重要です。ここでは、ゆとりを持った授業選択を進める理由を3つ挙げます。

1. 環境の変化に対応しやすい

大学では、高専とはまったく異なる環境に直面します。高専では同じクラスメイトと過ごし、先生や先輩とも距離感が近いので情報取得(授業の内容・試験要領等)が容易でした。しかし、大学では以下のような状況が一般的です:

  • 同じ学年や学科の人が分かりづらい

  • ホームルーム的な仕組みがない

  • 実験の授業くらいしか他の学生と接点がない

  • 教授との距離感が高専より遠い

さらに、一人暮らしやアルバイトを始める人も多く、生活環境が大きく変わります。このような変化に適応するためにも、授業選択に余裕を持たせることが重要です。

2. 成績が向上しやすい

選択する授業数が少なければ、一つひとつの科目に充てる時間を増やせます。その結果、以下のメリットがあります:

  • テストで高得点を取りやすい

  • レポート作成にじっくり取り組める

過去問が手に入らなくても、しっかり勉強すれば成果を出せる体制を整えることができます。

3. 進学や研究室選択で有利になる

成績が高いと、研究室の選択や進学で有利になります。自分の興味ある分野の研究室を選べると、研究が大変でも後悔せずに専念できます。また、大学院への進学時に入試を回避できる場合もあり、成績が良いことで多くのメリットを得られます。成績が良ければ、大学によっては授業料免除とかもありそうです。


授業選択をミスしないために

授業選択で失敗しないためには、情報収集が鍵です。以下の方法を試してみてください:

  • SNS(XやInstagram)を活用して、同じ大学や学科の人とつながる

  • 高専時代の先輩や友人に相談する

  • 大学のオリエンテーションやガイダンスで積極的に質問する

早めの準備と情報収集で、後悔しない授業選択をしてください。


おわりに

大学の授業選択は、編入後の生活を左右する重要なポイントです。ゆとりを持った計画を立てることで、充実した大学生活を送ることができます。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!

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