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20年12/9 小説📚パロディ「痔滅の刃」No.49 第三章① 🔴メイド喫茶、カフェー・舞都
炭痔郎が東京・渋谷に持株会社「竈門本社」を設立(大正4年12月・1915年)してからの出来事、「炭火焼・かまど家」・「紅蓮隊・炎組」・「大嘘都鬼組」が絡む死闘を描いていきます。
⬜⬜⬜「持株会者」の設立
大正4年(1915年)6月の鬼舞都痔 無惨の騎馬隊と竈門 炭痔郎の騎鹿隊、いわゆる「馬」と「鹿」の馬鹿げた戦闘(姉川の決戦)が終わった半年後の12月、炭痔郎達は東京の渋谷にいました。
渋谷に「竈門本社」を設立。これを持株会者として銀行・海運・鉱業・商社等に進出している最中でした。
鬼舞都痔家は既に「鬼舞都痔会社」を渋谷に設立していて、「竈門本社」の数倍もの規模を誇っていました。
⬜ 「メイド喫茶」、「カフェー・舞都(待つ)」
森の市松はそのころ銀座を中心に流行していた「カフェー」にいました。
大正時代「カフェー」には3つのスタイルの店がありました。
「カフェー・プランタン」を代表とする会員制カフェー、「カフェー・パウリスタ」のような庶民喫茶、初のメイド喫茶と言われる「カフェー・ライオン」です。
森の市松がいたのは「鬼舞都痔会社」が経営する、美人の女給が売りというメイド喫茶「カフェー・舞都(待つ)」でした。
【女給】ウエイトレス
<森の市松>
デヘヘヘヘ、
いいねえ、いいねえ。
<甘痔露 蜜璃>
市松さん、
そんなにデレデレして。
ヨダレなんか出したらダメよ!
<森の市松>
だって女給さんが全員セクシーなんだもん。
あんな娘が触ってくれると思うと、デヘヘヘヘ。
<甘痔露 蜜璃>
デレデレしてるのは市松さんだけよ。
向こうの3人連れを見てご覧よ。
<森の市松>
何でえ、あいつら!
背広着て紳士面しやがって、何か気に食わねえなあ。
<甘痔露 蜜璃>
真ん中に座ってるイケメンが、
紅蓮隊(ぐれんたい)「炎(ほむら)組」 総長の我妻 善悪(あがつま・ぜんあく)よ。
左が幹部の安倍総理 譲(あべそうり・ゆずる)。
右の白色のスーツを着てるのが花形 喧嘩痔(はながた・けんかじ)よ。
二人とも学生さんだって。
痔(次)号に続く