21年5/11 小説📖パロディ「痔滅の刃」No.177 第四章66 🔴青天を衝け
⬜⬜渋沢栄一⑴
⬜孫のいたずら
渋沢栄一が竈門総合病院に来院しました。
渋沢栄一は医療福祉機関に対して多額の寄付をしています。
東京養育院(現在の東京都健康長寿医療センター)は、運営(明治7年、1874)から携(たずさ)わり、院長として亡くなる迄その職を務めました。
又、聖路加国際病院の
設立計画評議員会(大正3年、1914)の副会長(会長は総理大臣の大隈重信)に選任されて尽力し、以後も支援を行っています。
その他、北里柴三郎を支援して予防医療にも取り組む等、医療福祉関係に多大な貢献をしています。
<炭治郎>
先生のような、尊敬する偉大な方にご来院頂けるとは、光栄です。
しかし竈門総合病院のような小さな所より、先生が関わっておられる大手で立派なな病院が数多(あまた)ありますでしょうに・・・。
【大手】大規模。
<渋沢栄一>
いやいや、そんなことより・・・
こちらには大正天皇を治療された有名な先生がいらっしゃるとか・・・。
<炭治郎>
安堵礼痔良道・医師ですが・・・
で、・・・どうされました?
<渋沢栄一>
いや~、孫には困ったもんです。
私の寝顔に落書きしたり
障子は破るし
庭に落とし穴を仕掛けたり
女性の生パンツを被(かぶ)り、エヘヘヘヘと笑ったり
昨夜は、お尻を思い切り突かれましてねえ・・・
<炭治郎>
「青天を衝け」ではなく、お尻を衝かれたわけですね。
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