古澤太晟/滋賀-島根/地域建築探求家

Shimane University Student 建築 人間の生活と地域環境 日本酒蔵リノベ / Le Corbusier 住宅研究 Architecture / Kickboxing / Karate https://taiseidesignlab.com

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マガジン

最近の記事

欧州建築行脚 渡航前編 東京 自分の中に毒を持て

6月13日月曜日。 7時半、バスタ新宿着。いい朝だ。天気もいい。朝ご飯はひとまず何も考えずにマックへ。 今日は国立西洋美術館で開催中のル・コルビュジエのアート展と吉阪隆正展を見にいく予定。チケット予約しようとネットを覗いてみると、「本日休館日」。出鼻をくじかれた気分である。 ほぼ全ての美術館が月曜日に休館するらしい。そこで行き先を変更。ずっと行きたくて行けてなかった丹下健三設計の代々木体育館を見に行くことにした。 代々木体育館 求心的なフォルムに、なめらかでダイナミ

    • 欧州建築行脚 渡航前編 島根 なぜ「旅」に出るのか

      6月12日日曜日。 今日から2ヶ月、建築行脚の旅へ出る。 「旅」は昔から好きだ。 自分の気持ちのおもむくまま、自分の足だけを頼りに、進んでいく。なぜかわからないけど、「旅行」じゃなくて「旅」がいい。「自由」を表現している気がする。力強さを感じる。響きもいい。シンプルさがいい。決して楽じゃぁないんだけれど、このシンプルでかっこいい「自由」をつかむために必死で生きていく、その生き方みたいなものに憧れているのかもしれない。 なぜ「旅」に出るのか。 文化を知る、非日常を味わう、

      • 旅行前夜は麻雀で締める

        6月9日、10日。今回はまとめて。 6月9日金曜日。 午前、菊竹研究会。 午後、旅行準備のための買い出し。百均、薬局、などいろんなところへトラベル便利グッズを買いに走る。 家に帰ってパッキング。今日、カバンを吊るすことのできる測りが届いた。実際にいろんなモノを詰めて測ってみると、8.5キロ。LCCの機内持ち込み荷物の制限は7キロ。どうやって減らすか考えた挙句、ネットで見つけたモバイルバッテリーなどはカバンじゃなくて身につけているものとして、ポケットとかに入れて検査を通

        • 一生追い続けられるテーマ

          6月9日木曜日。 午前、三分一博志先生のレクチャー。新たに「貫」工法によるプロジェクトが進行していた。釘を全く使わず、日本古来の方法を組み合わせながら、風の通る建築を作る。腐らない、300年、500年建ち続けられる建築の模索。終始三分一先生はテーマが一貫していて、本当にその徹底ぶりはかっこよく、もの凄い情熱を感じる。 最後学生に向けてのメッセージで、「自分にとって、自分にしかできない、一生追い続けられるテーマを常に意識して探すこと」、これが大事だとおっしゃっていた。人生ブ

        マガジン

        • ヨーロッパ建築行脚1人旅
          2本
        • Diary FURUSAWA
          40本
        • 建築デザイン 覚え書き
          1本

        記事

          「モノ」を少なくして、「自由」な行動を

          6月8日水曜日。 午前、意匠特論で「我々は人間なのか」を輪読。今回は健康と建築・都市についての問題。20世紀、21世紀の都市の衛生、健康について、建築家たちがどのようにアプローチしてきたかを議論。 正午、先生とカップマルタンの敷地スケッチのプロット図と修論中間発表の打ち合わせ。コルビュジエのスケッチから、敷地の観察によってどんなことを考えていたのか推測する。先生の解釈を聞いて、プロジェクトと敷地をどう関連付けていったのか、少しずつそのとらえ方がわかってきたような気がする。

          「モノ」を少なくして、「自由」な行動を

          井上尚弥 圧倒的試合 鼓舞される

          6月7日火曜日。 午前、ホームページのアイコンとコンテンツを更新。デステイル風のアイコンになったように思う。コンテンツは製図課題で取り組んだものを追加。ヨーロッパ旅行用のトップページも考えなければ。 午後、コルビュジエスケッチの敷地プロット図修正。修論中間発表の梗概修正。修論提出間近とかでもないのに、結構タイトなスケジュール。終わりが見えず、苦しい。 夕方、後輩のコンペの修正案を一緒に考える。いろんなものの意味を重ねた結果、少し提案が捉えづらくなっていた。地球と宇宙の関

          井上尚弥 圧倒的試合 鼓舞される

          妖怪が現れる都市空間とは

          6月6日月曜日。 午前、研究ゼミ。修論中間発表の梗概を見せるも、大量ダメ出しをもらう。ほぼ一からやり直し。そして学会発表の練習を見てもらうも、練習不足でお話にならない。道のりは険しい。 午後、大量の修正を一つずつ片付けていく。結局全ては終わらなかったけど、まぁまぁ片付いた。 後輩のコンペ相談に乗る。都市空間に妖怪を解釈した建築手法でアプローチする方法が見つからないとのことだった。 もともと妖怪は自然と建築の中で人の心の中に心象風景として現れるもの。妖怪のもつ曖昧さのよう

          端的なアドバイスの難しさ

          6月5日日曜日。 午前、修論中間発表スライド完成。やっと。続いて学会発表用のパワポに取り掛かる。パワポってのは結構時間がかかるものだ。けれど、本来テーマ決め、論文執筆、プレゼン準備はワンセットで取り組まなければならない。学会用パワポは少し取り組むのが遅くなってしまった。反省。 後輩の進路について情報もらうために、大学同期だったしゅんすけに連絡。ひさびさ話せて良かった。昔と変わらないしゅんすけ。けど、社会人は相当きついみたい。メンタルがやられる場合もある。また飲みに行きたい

          桐沢コーチ 現実を受け止める

          6月4日土曜日。 午前、修論中間発表スライド作成。パワポスライドはプレゼンテーションパネルと同じ要領で、骨格を決めてから作成すると、シンプルで伝わりやすくなること学んだ。 昼、竜太郎と胡蝶蘭にラーメン食いに行く。コンペ、院試など大変そう。 午後、スライド作成がなかなか終わらない。そのままやる気を失って家に帰る。たまにはこういう時もいいかな、と自分に励まし言い聞かせて。 夜、「未来への10カウント」視聴。桐沢コーチの覚悟が伝わる回だった。ボクシング部コーチ、非常勤講師、

          桐沢コーチ 現実を受け止める

          論文は料理のレシピ

          6月3日金曜日。 午前、千代先生による論文の作法講義。改めて論文の書き方、研究の取り組み方の基礎を学べて良かった。論文を料理のレシピに例えたわかりやすい説明。 料理の材料(対象)を変えたり、調理方法(研究の方法)を変えたりして、今までにない、みんなが食べたいと思える(学術的価値のある)料理のレシピをつくる(論文を書く)。これまで自分が行ってきた研究は材料(対象)を変えることでしか調理できていなかった。なかなか調理方法(研究の方法)でオリジナリティを出すのは難しいけど、今後

          サイト構築の難しさ

          6月2日木曜日。 午前、修論中間発表の梗概を書き終え、先生に提出。背景部分の説明で、もう少しテーマについての全体的な流れを説明すべきとのこと。 午後、ホームページのトップページをリニューアル。自分の作品をトップページのスライドショーにした。このタイミングで、サイトのバックアップを初めて作成。デザイン的にも、セキュリティ的にもバージョンアップ。残り、ホームページで弱いのはSEO対策。リンクからしか訪問者を得られていない現状。検索から、各コンテンツから、みてもらえるような形を

          近代史「機械」の奥深さ

          6月1日水曜日。 午前、意匠特論「我々は人間なのか」輪読。今回のテーマは「機械」。近代の中で「機械」が生命体として扱われるようになり、もはや機械が人間化し、人間が機械のための労働者として道具化しているという話。近代における「機械」というテーマはかなり深く、イギリスのモリスによるアーツ・アンド・クラフツに始まり、ドイツの工作連盟、バウハウス、そしてフランスのコルビュジエに至るまで、近代建築史の主要議題であった。 それにしても、私達が何気なく使っている「機械」がこのように解釈

          死にそうな練習こそ意味がある。

          5月31日火曜日。5月ラスト。 午前、論文の図版修正。修正することで、何を伝えたいのか、実際の建築がどのようにできてきたのか、解像度が上がっていく。 午後、2週間ぶりにキックボクシングジムへ行く。出されたメニューは10R連続ミット打ち。土壇場で耐えられるように鍛える練習。自分のミスで8Rで終わってしまった、次は必ずやり遂げる。練習の意図を理解し、付き合ってもらう人の気持ちも考える。 死にそうな練習をする意味は二つあると思う。一つは動き。本当に死にそうになるけど、きついか

          死にそうな練習こそ意味がある。

          スタジオカナさん住宅見学 すべては気持ちのいい空間を作るために

          5月30日月曜日。 午前、Aゼミ。カップマルタンのスケッチ敷地プロット、計画案のアクソメ作成の打ち合わせと今後の方向性決め。8月の修論中間発表のために、卒論と修士でやってきた活動をまとめる。 午後、スタジオカナさんの住宅を拝見する。キャンプ好きな5人家族のための家。ハンモックや、BBQできる庭など、いろんなところにアウトドア要素が散りばめられていた。住宅地だけれど、自然が望める敷地で、リビングの景色は庭の緑が引き込まれてとても心地よかった。明るい色の木が多く使われていて、

          スタジオカナさん住宅見学 すべては気持ちのいい空間を作るために

          スケッチすることの意味

          5月29日日曜日。 午前・午後、コルビュジエがカップマルタンで描いたスケッチが、どのアングル・場所で描かれたものなのか、プロットしていく作業。海外や城のなかの入り組んだ道のスケッチが多く、全然進まなかった。コルビュジエは何考えて、何を見てスケッチしてたんだ。想像がつかない。 何か直感的に惹かれたものに対してスケッチをしているのか、実際に自分が計画したものをどう適応させるかを考えるためのスケッチなのか。それともスケールの感覚を確認するためのツールなのか。考えながら、自分がど

          attractive な男

          5月28日土曜日。 午前、クラップスで散髪。哲さんのビションを聞く。30なるまでに松江でバーバーショップを開きたいらしい。バーバーショップはアメリカ発祥の、バーと美容室を組み合わせたようなところ。今こういった店は松江にはほぼない。夢があるっていい。 ヨーロッパへ行ってやることが増えた。ミッション、バーバーショップに行って髪を切る。インスタに哲さんメンションでアップする。 午後、英語勉強としてYouTubeを見る。海外ユーチューバーってやることぶっ飛んでる。クソ洒落たナンパ