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議会で、図書館の利用促進について質問しました(1)。

12月10日、ふじみ野市議会で、図書館の利用促進について質問しました。上福岡図書館の施設利用再開が7年初めに始まります。ぜひさらなる図書館の利用の拡大と充実を願い、以下、の質問をしました。①こども利用者の対全体比率、②読み聞かせ対象年代前後の子どもの利用促進策と評価、③中学生・高校生の利用促進策と評価、④自習室・休憩室の確保、⑤寄贈本の活用・雑誌スポンサー制度の実施、です。

1.こども利用者の対全体比率(質問)
(回答要旨)

令和5年度の図書館利用者は、154,515人、そのうち18歳以下は、25,598人でした。なお、ふじみ野市の人口に占める18以下の割合は、15.6%となっています。
平日の午前中は、幼稚園に上がる前の乳幼児を連れた方が親子で来館することが多く、保育士の資格を持つ「図書館アドバイザー」に読書や育児に関する相談をしたり、アドバイザーが読み聞かせをしたりしています。
(所感)
子どもの図書館利用者率の調べ方は、各自治体でそれぞれだが、本市ではシステムの統計機能を用いています。数字は、おおむね他自治体と変わらないと考えます。

2.読み聞かせ対象年代前後の子どもの利用促進策と評価(質問)
(回答要旨)

保健センターと協力し、10か月児相談の際に、絵本の読み聞かせと、絵本2冊を入れたブックスタートパックをお渡しし、司書による読み聞かせの重要性をお伝えしています。
「おなはし会」を週二回、テーマを設けた「おはなし会」を年に数回開催し、読み聞かせや手遊び、パネルシアターなどを行っています。
こどもえいが会、夏休み工作教室などイベント開催、「青空おはなし会」、子育て支援センターなど図書館以外の場所でも「おはなし会」を開催しています。
小学校には、学校図書支援員を配置し、おすすめ本の展示やブックトークなどを実施しています。一部の学校では、ビブリオバトルを開催しています。
評価にしましては、第三次子ども読書活動推進計画において目標値を設定し、進ちょく管理をしています。例えば、6年度、一年間で本を6冊以上読む児童の割合を目標値75%としておりましたが、実績は70.2%でした。目標を下回っていますが、計画策定時の平成30年は64.6%でしたので増加はしていると評価しています。
(所感)
再質問の予定でしたが、時間の関係でできませんでしたが、「おはなし会」を実施する図書館ボランティアの育成や連携などの取組に期待しています。

つづく

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