グッバイ母乳
満を持して完ミになった。
と、いうのも元々「初乳飲めればあとは完ミでよくね?」的な思考で育児をしていたのだが、産後1週間で乳腺炎を起こして39℃の熱を出すというろくでもない状況になったが為に、やむなく混合で過ごしていた。
ちなみに自分は所謂「母乳神話」に中指を立てている不届き者であることはご容赦頂きたい。ファッキュー母乳神話。
母乳は準備も後片付けもなくその場で服をめくればすぐに授乳可能というのが楽っちゃ楽なのだが、いかんせんどれだけ飲んでいるのか分かりにくいのと、息子を預けるときにミルク不可というのは致命的すぎるので自分的には完母という選択肢は端からなかった。
と、いうことで混合でやってきたのではあったが、母乳→ミルクというのが二度手間なのと、月齢がすすむにつれてミルクどれだけ足せばいいのか分からんというのが面倒くさくなった。
ミルクのみであれば、どれだけ飲んだか分かるので、例えば体調変化にも気付きやすいというのも理由の一つである。ちょうど予防接種も始まったので。
さて、そんな完ミへの移行をどうやって行ったかというと何のことはない、母乳を吸わせる頻度を減らしただけ、という方法である。
基本的にはミルクだが、ミルクとミルクの間で空腹や寝ぐずりの時、お風呂上がり、夜間授乳を母乳で行った。あとは胸が張って岩の如き硬さになった時。
そのうち授乳間隔が空いても胸が張らなくなり、さらに夜間授乳が無くなったため、ほぼ母乳を与えない日が出てきた。
さらに、息子自体も乳首拒否になったため、とうとう母乳は御役御免となった。
お疲れおっぱい。
ちなみに自分も生後2ヶ月まで混合、それ以降は完ミにて育っているが、なんの問題もない。
幸いにも所謂「母乳信者」の人と遭遇することもなく、実母も義母も母乳に拘るというタイプではないのが救いである。つーか実母も母乳神話に中指立てるタイプだ。
と、いうよりも
共働き世帯の割合が全国トップ3の地域故に、自分の親世代はフルタイム勤務であれば完母だった人の方が少ないくらいである。当時育休も一般的ではなかったので。多分同年代は混合か完ミで育った人間の方が多いと思われる。
まあ、母乳ミルクで拘るのは親のエゴであって子供にはなんの関係もない。変に拘る方が子供にとっちゃ迷惑千万な話である。子供がお腹いっぱいになるかどうかで考えるのが親心というものではなかろうか。