人はなかなか変わらないね。

※2014年6月に公表した記事です。
ちょっと、いや、かなり長いかも(^^;;  

昨日お役所に提出する書類がありまして、本庁は遠く市民センターでも受け付けているってことで徒歩10分圏内のセンターに持って行ったの。  

センター内はカウンター席が5席ほどあってあとは事務員の机があるだけのシンプルな役場と言った感じ。
昨日は自動ドアが開いた途端目の前のカウンターで苦情らしき声が聞こえてきた。  

どうやら60代のオジ様がこれまた同世代の嘱託のオジさん捕まえて説教してる。
こちらも書類の手続きしてるんだけど何しろ5席、すぐ横だから聞こえてくるんですよ、お説教。でね、その聞こえてくる内容聞いて驚いたらば数年前に私が嫌な対応された時とまんま一緒。んでね、嘱託のオジさんは前に私に対応したとても失礼な人だった。  

以前体調が悪い中どうしても役所に申請しないといけない書類があり役所に問い合わせると、
『近隣のセンターでも受け付けている』と聞き体調最悪の中無理を押して行ったのですよ。  

そうしたら担当のオジさんがなんだか機嫌悪そうに『次の人〜』と気だるそうに呼ぶ、で私がよろよろとカウンター席に移動すると『早く座ってください』の一言、ボールペンで苛立たしくトントンとカウンターを叩いている。
他人の体調なんて知ったこっちゃないだろうが、この態度だけでも役所の人としては疑問ですが。
座って申請が初めてで書き方がわからない事を伝え用紙を出すと、『えー?今から書くの?書いて無いの?書いてから来てくださいよ』とこれまた嫌そうに言った。一応、書けるところは書いている。  

で、『ここと、この部分に書き込むんだよ』と申請書類にかかわらずボールペンで印を書き込んだ上に早く書けと言わんばかりにボールペンでトントン。もちろんそのトントンも跡になってる。  

申請書類の余分な書き込みは中には厳しく却下されるものもある訳で。
後で消せる鉛筆でなくボールペン。  

…しかもね、全て書いた後だ。
『あっ!この書類、本庁でないと受け付けてない書類じゃないの、どーしてそんなもの持ってくるの』
…オイオイ、最初に見てわからなかったのかい。  

『あの、本庁には電話で問い合わせたら市民センターでも受け付けていると聞いてこちらに伺ったのですが』
もう体調最悪な時に反論するのもやっと。ちゃんと問い合わせは事前にしてました。  

『あ、じゃその人嘘言ってるわ、ダメなもんはダ〜メ〜♪はい、終わり、帰ってね』  

…本来ならその場で苦情付けたってイイと思う。ただ、苦情を受けたところでこの年齢の人が変わったり真摯に受け止めるのかといえば私が経験した人付き合いの中ではこのような人は変わることは難しい。言えば逆上することも予想される。  

この人は定年前も今と同じスタンスで来ていたんだろう。息をするように当たり前に。苦情を言ったとしてもオジさんから見て目下と決めつけている態度なので私の言葉など聞き入れない。
結局後日、本庁に行って申請書類の手続きを済ませたが再度確認するとやはりセンターでも受け付けている案件、ここ数年で申請できるようになったものだ。  

珍しい申請書類なので殆どが本庁で済ませる方が多い。百歩譲ってオジさんが知らなかったとしよう、そこで本庁に問い合わせる考えがつかず頭ごなしどころか相手を馬鹿にしたような態度を取る事は当たり前なんでしょうか?しかも問い合わせに答えた同僚まで【嘘つき】と呼ぶのもどうなんだろう。  

こんなことがあると足は遠のく(徒歩10分という好立地だけど)。  

急ぎで住民票が必要な時はオジさんが居るのを確認すると整理番号を一枚飛ばしで2枚取るという小技を使う。
まあ、そんなこんなで2〜3年やり過ごして来たのですよ。  

昨日苦情を本人にぶつけていたオジ様は『そのような態度をして失礼では無いのか』
『いつもそのような態度しているのか』
『苦情を訴えても聴く姿勢すら見せないのか』
他にも至極もっともな苦情をオジ様は嘱託のオジさんに訴えていた。  

それに対してオジさんは
『はあ』『気づきませんでした』
『知りません』
『あなたの勘違いじゃないですか?』
『嘱託なんでわかりません』
全てあからさまな棒読みで。
終始こんなやり取りでもう最初から暖簾に腕押し、会話も噛み合わず。  

悪いとか失礼だと微塵も思ってないという態度に加えお詫びの言葉一つ無いのだ。横でチラ見している限り真摯な態度では無かった。  

他人に言われての注意は本人がその注意を受け入れない限り変わらない。
他人を変えようということはかんたんではなく、その人が他人に耳を傾けない限り無理でしょう。  

他人を変えようとするよりは私自身が何かしらの対策を考え行動するほうが手っ取り早く済むよ。  

ただやっぱり残念なんだよね〜

《追記》
2015年にそのおじさん嘱託から解雇となってまして。
ある時知り合った役所関係の人との雑談で名前を言わずこんなオッさんがいたんだよねー、なんて話してたら、その方が「あー、名前言わんでもわかるわ、うん、クレーム多かったからね。一応嘱託だから自主退職みたいになってるけどね、あれ、実質解雇だから」って怖えぇぇ…
という話。
たしかにその後見てない…

#徒然
#人付き合いあれこれ

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