これは長くなりそうな親子の問題・3
※2020年2月5日の日記
前回の続きです。今回は3。
これは長くなりそうな親子の問題・2
1月の半ば、娘が登校中に給食ナプキンや歯ブラシコップが入った袋を落としていたらしく、それを同じ登校班のお子さんが拾ってくれたようで、このご家庭のママさんがわざわざ届けてくれた。
元々引き取りに行こう、とお礼の袋菓子(夫が夜おつまみがてら食べるのでお菓子は結構ある)を渡した後数分後、また玄関のチャイムが鳴った。
「どなたですか?」と聞くと何かモジモジして言葉が聞き取りにくい。
変な感じじゃないだろと、安心してあげたら見知らぬ小学生2名。
「娘ちゃんいますか?」
と言われたのですが、クラスの子でもないし見覚えがない。
いや、君たち誰やねん?
名前教えてもらったのですが覚えがない。
その子たちがやたらと娘を出せと言うので、「ごめんね、今娘は宿題させてるんだ。それが終わるまではおばさんが用件を聞くよ?」というと少し怖気付いた感じで話し始めた。
内容は
・Aちゃんが娘に意地悪を続けていること。
・以前のAちゃん兄を一緒に待っていたことをAちゃんに都合の良いように話を変えて娘がAちゃんにくっついて行動してると言い出し「こいつストーカーやねん」と同じ下校班の子たちと一緒に笑っていたこと。
・ストーカーと言った後に「こいつ臭い」と言って鼻をつまんで笑っていたこと。
その子たちは
「自分たちがあの時鼻を摘んだのは、すぐ横を走ったバイクのエンジンオイルが臭かったからで、娘ちゃんが臭い事はない、違うから謝りに来た」と。
「時々こんなことがあるんです」というのも聞いた。
そんなこと聞いてさ、その後に「娘ちゃんと友達になって遊びたいので今から一緒に遊んでもいいですか?」なんて言われてさ、「いいよ」って言えないんですけど。
理由として、その子たちは娘より2〜3学年上。
Aちゃんが気に入らないということは話しぶりからわかる。しかも何か弱みのようなものも見受けられた。そんな余裕のない気持ちの子たちが娘を守ったり庇ったりすることが考えられない。
そんな訳で、私の中では「登校班も年齢も明らかに違う、面識のない子」が虐められているのを守るために自宅を調べて訪ねてくるってのも「なにそれ怖い」だ。ものすごーく穿った見方するとね、「こいつ虐められてるから、私も虐めたろwなんならパシリもええかも」という図式もあるんだよな。
卑屈かな?ええんやで卑屈でも。
子供守れるならそれで。
とりあえず、わかった事は
Aちゃんはまだ意地悪を続けているって事。
懲りてねーな、と。
そんでもって、その子たちがですよ。
「娘ちゃんが意地悪されていてかわいそうです!Aちゃんのことどう思ってるんですか?」って聞かれりゃそりゃ答えるよ。
「おばちゃんはね、意地悪してる子嫌いよ。でもそれ以上にね、意地悪したらどうやって仕返ししようって考えると楽しくて楽しくて仕方がないのよw」
ーって言ったら、子供たちは「えっ?!」って顔して引いたよね。
大人が仕返ししないとでも思ってたんだろうね。
実際しないけど。まあ、仕返しする人もいるって認識は外さず正攻法で行くよ。
「Aちゃんは昔からそんなことばかりしてるから知ってるよ。ただね、今のうちだったらいいんだけどね」
と言ってから2人の目を見ながら
「あなたたちはずっと誰かに意地悪してる人と仲良くできる?明日は自分がいじめられたりしても仕方がないって言える?」と意地悪い質問をしてみた。
2人の子は顔を見合わせて小さく「嫌です」と言った。
もう1人の子の顔をじっと見て「あなたはどう思う?」とさらに聞いてみた。困った顔でポツリと、イヤです、と返ってきた。
「だよね?嫌だよね?意地悪してる人のそばにいなくても別にいいんだよ。そうしたら意地悪してる人の側には人がいなくなっちゃうよ?」
話した時間にして15分くらいだったかな。
「帰ります」と言って帰るので
「もう一度、学年とお名前、教えてくれるかな?娘に今日鼻を摘んだのは違うことだったって伝えておくから」と言ったらまた顔を見合わせて、今度はちゃんと名前を言った。
どの子も知らない名前だった。
娘も知らない子だった。仮に知ってたとしても、その程度なのだ。別にいい。
娘にAちゃんに意地悪されたことを聞いてみたが実際なんとも思ってないそうだ。
いや、でもさ、なんなのAちゃんは。
娘には
「どんなに仲が良い子でも、意地悪を何度もする子や何度もやめてって言ってもやめない子はアホの星の子やと思ったらええ、気にしてなくてもどんどんひどくなるようやったら離れるのも娘ちゃんの自由やで。ほんまにひどい時はお母さんに言いな」
と伝えた。
翌日、学校から帰ってきた娘。Aちゃんに謝られたようなんですが、どういう感じで謝られたか聞いてみたら、娘が再現してくれて母ちゃんずっこけそうになったよw
Aちゃん、こんな感じの謝り方だったそうです。
響の「どーもすいませんっしたー」とキレ気味に言うネタ
全く謝る気ないじゃないかw
そしてAちゃんの事を知らせにきた子たち。後日近所の公園の前を通っていたので、「こんにちは」とこちらから挨拶したらスルーでした。
娘と遊んであげようって気持ちはあの時だけだったのでしょうかw
一応、その時の子供会の役員さんと学校には名指しで聞いてみてそれとなく個人の人となりなどの情報は得ている。
結構な疲労感だ。
現在進行形でまだ続く。
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