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機械生命体の世界を描く

こんにちは、イラストレーターの城谷です。
ファンタジックな機械ワールドを描いています。

レトロな空想科学的な世界観やスチームパンクが好きでピカピカの先進的なメカよりは、サビてきしんでいるような無骨なロボットを好んでいます。透明水彩で描くそれらのイラストレーションは、機械でありながらどこか温かみのある懐かしさを感じられる質感をもっていると手前味噌ながら自負しております。

機械という意図的、人工的に作り出されたものの体裁で恐竜や様々な動物・植物の形を再現するという行為は、機械と自然の調和・融合を追及する行為だと考えています。それらを暖かく、柔らかく、懐かしくとい描くことで機械と自然の調和を肯定する、そんな意味合いを表したい。

【機械+自然=暖かく柔らかく懐かしい】


今回のイラストは、キカイ・チラノサウルスをもとに古びた看板の写真を合成して、非現実的な世界観を表現してみました。 チラノサウルスのイラストは、『・応用情報技術者 過去問題集(技術評論社)』という書籍の表紙イラストに使用したものです。


IT関連の媒体では、こうした機械と自然の融合をテーマにした絵柄がしっくりくるのではないかと思います。実際、動物や植物などをモチーフにした機械イラストを提供する機会は少なくありません。このような機械イラストで暖かい夢のある未来イメージを感じていただけると嬉しいです。


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