本来イラストレーションは、広告や出版などを中心としたメディアにおいて内容を解説したり商品イメージを補完したりするのが、主な役割だと思います。 またキャラクターなどを用いたステーショナリーなどのグッズなども、イラストが活躍できる場所ですね。あと、絵本なんかもあるかもしれません。つまり何か中心となる商品や物語や解説文など文章があって、初めて成立するというか、役割を果たせる場を与えられるというか、そんなサブ的な存在という部分が否めない。すっごく目立つ位置にありながら主役となりえな
今回は、カコミ描いたクジラ型飛行船をご紹介。 クジラの形を模した飛行船のイラストは、とても好きなテーマで過去にもいろいろな形で描いてきました。 今回は様々な試行錯誤の末、今回は夜空をバックに時空を超えて飛行するイメージで描きました。プロプラ林立飛行船なので、ワープ航法は無理?と判断。そこは異世界ファンタジーのイメージで、魔法陣的なものを描き空間の歪みを超えていく様は雰囲気。星空をバックに描くもの初めての試み。 昔、子供の頃「宇宙戦艦ヤマト」などに感化されてよく描いたりは
以前描いた、ダイヤモンドMook『息子・娘を入れたい会社』の表紙と中面の特集扉で描いたイラストをまとめてみました。近未来のビジネスシーンをイメージして描いてみました。今回、顔はあえて描かず抽象性を持たせることでイメージの広がりを狙いました。
過去に手がけたお仕事で、イラスト発注からラフスケッチ、彩色仕上げまでの過程をご紹介します。今回はIT関連の研究機関の広報誌で『個人情報』をテーマにした冊子表紙のイラストです。当初クライアントからの詳細な内容の提示はなく、テーマから自由発想して絵を組み立てるところからスタートしました。 ■まずは1回目 まず「個人情報」という事で、個々の人間をロボットの魚に例えてその中身(骨)が覗き窓になって見えているロボット魚をいっぱい泳がせてみました。(ラフ1) 作者的には、なかなかいい
こんにちは、イラストレーターの城谷です。 いよいよ11月となり街のカレンダー売り場も賑やかになってきたこの頃 今年もオリジナルカレンダーを作り販売しています。今年は6種類のカレンダーを作りました。今回は、その中の2種類をご紹介。 まずは定番となった機械生命体を集めた図鑑ポスター調のカレンダー。 透明水彩で描いた機械仕掛けの恐竜・魚・古代生物をセレクトしました。人気のチラノサウルスやプテラノドン・トリケラトプス・シーラカンスにメンダコ・オニキンメなど個性的な生き物たちを、
こんにちは、イラストレーターの城谷です。 今回は、七田式えほん「わたしはだあれ?」をご紹介。6冊セットで販売されているえほんで、その1冊のイラストを担当しました。絵だけなので、出来上がった原稿をいただき、それに沿って絵を描いていきました。基本的にの内容についての指示はなく、原稿読んだ上で描き手に任される形になりました。 基本的に雑誌や書籍・広告などのお仕事は多く手がけてきましたが文芸系、つまり物語に絵をつけるのは正直苦手分野です。状況を描くのが苦手なんですね。背景があって
こんにちは、イラストレーターの城谷です。 過去に手がけたイラストで『日本コムシス』という情報ネットワーク関連のインフラ建設を手がける会社のTVCMのお仕事をご紹介します。 『もっともっと伝えたい コミュニケーションの未来』というナレーションをバックに流れるアニメーションの作画を担当しました。 根の部分に大きな光る球体、それを養分にして伸びていく大きな木と広がる枝葉。そこにはたくさんお人が生き生きと暮らす街が広がっている。 そしてその巨大な木は、たくさんのプロペラがつい
こんにちは、イラストレーターの城谷です。 ファンタジックな機械ワールドを描いています。 レトロな空想科学的な世界観やスチームパンクが好きでピカピカの先進的なメカよりは、サビてきしんでいるような無骨なロボットを好んでいます。透明水彩で描くそれらのイラストレーションは、機械でありながらどこか温かみのある懐かしさを感じられる質感をもっていると手前味噌ながら自負しております。 機械という意図的、人工的に作り出されたものの体裁で恐竜や様々な動物・植物の形を再現するという行為は、機械
こんにちは、イラストレーターの城谷です 昨日は初投稿にもかかわらず、たくさんの方々に「スキ」をいただき感激をしております。 いまだnoteの流れなどちゃんと把握できておりませんが、ひとまず様々にイラスト作品などご紹介していければと考えております。そこで今回は、最近描いたオリジナル作品。秋らしい雰囲気を盛り込んだイラストです。 「秋の装い」と題し、帽子をかぶった少女に紅葉や落ち葉や松かさ、ドンクリに蝶を合わせた情景を描いてみました。横顔の少女は、秋っぽく感傷にふけっているよ
はじめまして・こんにちは イラストレーターの城谷俊也(シロタニトシヤ)と申します。 東京・井の頭在住です。 武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン科を卒業後、デザインプロダクションで パッケージ等のデザイナーとして2年間働いたのち、イラストレーターとして独立。以降かれこれ37年という途方もない月日をイラスト制作に費やしてまいりました。 派手な活躍はできなかったまでも長く続けてきたので、その時々に応じて様々な絵を描いてきました。水彩画をベースにしてPhotoshopで編集加工する