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株式会社太平社の四代目社長の品川高穂です。
このブログでも書いていきますが、いろいろあってブログを始めることになりました。
大したものではありませんが、私のプロフィールを紹介します。

学生時代

私は、1973年東京生まれです。

中学時代に始めたバスケットボールを大学まで続けました。バスケットはそこそこ上手でした。チームとしての戦績は大きなものはありませんが、国体等には出ていました。そのような訳で、学生時代は、勉強をした記憶がほとんどありません…。あまり出来の良い生徒ではなかったと自負しています。

とにかく先輩、同期、後輩とバスケットボールをやっていました。部活動以外の時間は、バイトか、寝てるか、ご飯を食べているか、飲んでいるかという感じです。大学時代にお酒の飲み方は叩き込まれた完全な体育会系のタイプです。

就職

大学卒業後は、大手百貨店に就職をし12年間勤務しました。
まあ、勉強ができたほうではかったので、数字とかそういったものが苦手であったことや、モノよりは人の方が接しやすかったというか馴染んだので金融業界や、メーカーよりも、サービス業や、流通業を志望していました。
生まれた年からわかる通り、いわゆる団塊Jr.世代であり、さらには、1996年3月の大学卒業…バブル崩壊後の超就職氷河期世代です。あまり選択肢も多くなく、的を絞って活動をした記憶があります。

百貨店時代

体育会系のノリで最も厳しいという婦人服からスタートし、子供服を担当していました。人当たりだけは良かったので、お客様というよりは、売り場のおばさまたちからはちやほやされました。

当時は、パソコンも一家に1台あるかないかの時代です。(就職活動も、ハガキをひたすら書いた世代です!)百貨店もIT化を進めている中でした。子供服へ異動すると百貨店の中心の婦人服では当たり前に使えていたシステムが使えない!すべてが、アナログでした…。少しでも楽するためにシステムの導入に奔走した記憶があります。

体育会のノリでしたので、学生時代に鍛えられた通りどんな理不尽なことにも対応していたので、会社が協調性をもっていこうという変化に対応できず、出世は遅い方でした…。
でも、多少は出世をして、いい思いもたくさんさせてもらいました。ショップ立ち上げ、催事、海外出張等…とても良い経験を積んでいました。

太平社へ転職

太平社は、私からすると、祖父が創業させた会社です。なので世代だと三世代目になります。伯父、父親が二代目、三代目となり、私が四代目にあたります。
そもそも、大学卒業時には太平社に入るとは考えていませんでした。父親からも好きなことやってよいといわれていました。
百貨店の仕事は楽しく、性に合っていると思って働いていたのですが、ある日、父親に呼ばれて、そうは言ったが手伝ってほしいといわれました。
家族でも話し合い、30年弱の人生ですが太平社のおかげでここまで過ごせてきたと考え、悩んだ末に転職することを決めました。

太平社には、2008年に四代目含みで入っています。
入ってみて、やはり上場企業とは違い、アナログなところが沢山ありました。数字を見るのは得意ではありませんでしたが、百貨店時代に普通に見れたようなデータがなかなか見ることができない…。
百貨店の時に、婦人服から子供服に異動したときと同じような衝撃を受けました。
できること、できないことを見ながら過ごし、2017年に父親から社長を引き継ぎました。

社長就任

創業以来、父親の代まで堅実な経営を続けてきたおかげで、非常に安定した事業を営んでいました。社長になって、この点については本当に感謝しかありません。資金繰りよりも、事業内容に集中できるという面で大変助かりました。
大学の時のつながりや、社長になってから金融機関さんのお付き合いなどで、様々な経営者の方々と交流する機会を得ることができています。いろいろなことを教えていただいています。
社長になって、会社をどうしていきたいかを考え、諸先輩方をよく見ていると、上手くいっている方々の会社は、

  1.  目指すべき姿(ビジョン)がはっきりしている

  2.  情報・データを活用している

というように見えてきました。

ビジョン策定

そのようなことから、2019年初めにビジョンを策定しました。
「広報ツール制作を通して企業を元気にするコンサルタントを目指す」
様々な方々にご指導も頂きながら、私なりに考え抜いて出てきたものです。
印刷からスタートした会社ですが、デジタル化の波により、印刷物のニーズが減少してきているころです。そうした中でも、これまでの印刷物を維持しながら、デジタル化にも対応しなければならない。時代の変化にも対応していくことも含めて、これまで通り、広報というフィールドに身を置き、印刷物を核としながらも、デジタル化に対応するということを込めて「広報ツール」という言葉を使いました。

情報の活用

情報についても、できる限りシステム化を進めていくことが必要だと思っています。企業規模により投資できる資金にも限りがありますが、少しずつ前に進めていこうと考えていた矢先にコロナ禍に見舞われ、考えていたスピードとは程遠い勢いでシステム化を進めることになりましたが…。
今後は、勢いで導入したものもありますが、ツールをうまく使って、情報の活用にも取り組みを進めていかなければなりません。

これからの太平社

創業以来、長いお付き合いをしていただいているお客様、
そしてこれから新たなお付き合いが始まるお客様、
私を信じてついてきてくれている社員と、その家族
そして、創業以来の稼業を守っていくため

コロナ禍・ウクライナ危機等、大変な時代ですが、時代の変化に対応し、事業を営んでいければと思っています。
会社の規模を2倍、3倍にすることは難しいですが、身の丈に合った堅実な経営を行い、お客様から信頼をされる会社を作りあげ、後世につなげていければと思い日々、努力していきます。そうした内容についてもこれから書いていけたらと思っています。

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