澤渡 知宏|理学療法士

コンディショニングジムチーフトレーナーの経験を経て理学療法士免許取得。現在、都内にある…

澤渡 知宏|理学療法士

コンディショニングジムチーフトレーナーの経験を経て理学療法士免許取得。現在、都内にある整形外科クリニックにて姿勢と動作に基づく理学療法サービスを提供しています。治療だけではなく、カラダの問題が悪化する前に問題を解決し、予防出来る医療を提供することを理念に掲げて活動しています。

マガジン

  • 理学療法士が教える自宅で出来る簡単エクササイズ

    「姿勢と動作」をコンセプトにトレーニングを提供している理学療法士が自宅でできる簡単なストレッチやエクササイズを紹介していきます。自分のカラダや体力レベルに合わせて是非チャレンジください。

  • 自分に合った運動方法を知るためのフローチャート

    自分にあった運動方法を知るためのフローチャートをまとめています。これから運動する方や医師から運動しなさいと言われた方など、運動の何が自分に合っているかなどを知りたいという方は是非記事をお読みください。

  • 運動をすることで 気付く大切なこと。

    運動を指導する立場から「運動(トレーニング)をすることで気付く大切なこと。」を中心に記事を投稿していきたいと思います。

  • 運動で得られる12の自己管理能力

    運動(トレーニング)で得られる12つの「自己管理能力」をご紹介していきます!運動と仕事は沢山の繋がりがあります。

最近の記事

  • 固定された記事

初回介入時の対応と問診の捉え方

皆さん、こんにちは。 都内の整形外科で理学療法士として活動している澤渡と申します。 今回は臨床上、個人的にもっとも大切だと思っている初回介入時の対応と問診の捉え方ついてnoteにまとめていきたいと思います。 本題に入る前に、まずは「私が誰なのか?」という方もいらっしゃるかと思いますので簡単に自己紹介をさせていただきます。 高校卒業後、スポーツトレーナー養成校に進学し、アルバイトを含め大阪、京都、東京、神奈川、宮城の大手、中堅スポーツクラブ4社6店舗にて トレーナー、イン

¥1,200
    • Physioplusという新しい事業をはじめる話。

      皆さん、こんにちは。都内で理学療法士として活動している澤渡(さわたり)と申します。 2024年を迎え、新年早々のご挨拶となりますが、昨年から少しずつ準備を進めてきた新規事業について皆様に報告をさせていただければと思い、記事にしてみることにしました。 今回は「Physioplus(フィジオプラス)」という新しい事業をはじめるにあたって、創業の経緯や事業の目的についてお話ししていきたいと思います。 自己紹介まずはじめに、簡単に私のプロフィールについて紹介させていただきます。

      • X(旧Twitter)の投稿画像サイズを検証してみた話。

        皆さん、こんにちは!都内で理学療法士として活動している澤渡です。 X(旧Twitter)ではエクササイズ動画やインプットした情報をスライドに共有したりすることが多いのですが、とある投稿内容が気になり、この投稿内容に基づいていくつかの異なるコンテンツを作成してみました。 個人的にもエクササイズ動画やまとめ情報を発信する際、画像サイズは非常に重要な要素でだと考えています。 特に、自分が学んだり良いと感じた情報をスライド形式で共有する場合、ぱっと見てその情報が何かが理解できる

        • パーソナルトレーニングによる筋トレの健康被害の件について理学療法の僕が思うこと。

          皆さん、こんにちは! 理学療法士の澤渡です。 本題に入る前に、まず簡単な自己紹介をさせてください。 ニュースで取り上げられた筋トレによる健康被害に関する記事についてさて、本題に移ります。 昨日、ネットニュースでこちらの記事を目にしました。 今回だけに限らずここ数年、過去にもこのうような記事が掲載され消費者庁が注意喚起する事例がありました。

        • 固定された記事

        初回介入時の対応と問診の捉え方

        ¥1,200

        マガジン

        • 理学療法士が教える自宅で出来る簡単エクササイズ
          1本
        • 自分に合った運動方法を知るためのフローチャート
          3本
        • 運動をすることで 気付く大切なこと。
          10本
        • 運動で得られる12の自己管理能力
          12本

        記事

          資料・スライドの作り方のオンラインセミナーを担当します。

          皆さんこんにちは! 理学療法士の澤渡です。 2023年5月20日(土)21:00〜「トレーナー・セラピストが知っておくと得する資料・スライドの作り方」という内容でオンライセミナー講師を担当しました。 セミナー実施後、Canvaを活用した内容について問い合わせをいただくことが増えたため、今回オンラインセミナー主催者側であるXPERTに相談し、期間限定でアーカイブ動画販売をおこなうことになりました。[視聴期限:2023年9月30日まで] 5月20日のオンラインセミナーをすで

          資料・スライドの作り方のオンラインセミナーを担当します。

          デッドバクエクササイズのバリエーション方法について

          皆さん、こんにちは! 理学療法士の澤渡です。 今回はデッドバグ エクササイズのバリエーション方法についてお話ししていこうと思います。 01|姿勢を維持するためには重力に抗うことが大切まずはじめに、「なぜデッドバグ エクササイズを選択するのか」について説明します。 正しい姿勢を維持するためには、ただ単純に筋肉を鍛えるということではなく、体を支えられる力をつけることが重要になります。 例えば、お腹の筋肉と背中の筋肉というのはお互いに拮抗し合いながら 姿勢を維持しています。

          デッドバクエクササイズのバリエーション方法について

          姿勢に影響を与える要因について

          皆さん、こんにちは! 理学療法士の澤渡です。 今回は「姿勢に影響を与える要因」についてお話をしていきます。 01|一般的な姿勢評価は力学的視点一般的に言われている良い姿勢または悪い姿勢とは力学的視点から見て理想的かまたは理想から逸脱しているかどうかを評価しているということがほとんどです。(スライド1参照) この力学的視点からみた姿勢というのは簡単に説明すると前から見た時、横から見た時、または後ろから見た時に頭からつま先まで一直線であることが良いとされています。 つまり

          姿勢に影響を与える要因について

          問診から導く問題解決のための3つのステップ

          皆さん、こんにちは。 理学療法士の澤渡です。 前回「初回介入時の対応と問題の捉え方」という有料記事を書きましたが、今回はその中で触れることができなかった問診から導く問題解決のための3つのステップについて話を進めていこうと思います。 以前もお話した通り、私はパーソナルトレーンングを主体としたコンディショニングジムで6年間勤め、現在は都内の整形外科で治療から予防まで一貫した理学療法サービスを提供する活動をしています。(運動指導歴は10年以上あります) そんな自分自身の経験か

          問診から導く問題解決のための3つのステップ

          1回のトレーニングで行うプログラムの流れについて

          皆さん、こんにちは! 理学療法士の澤渡です。 今回は私が普段リハビリやトレーニング指導時に提供しているコンディショニングプログラムの流れについてお話していきたいと思います。 一般的にトレーニングプログラムはウォーミングアップ(準備運動)を行った後にメインのトレーニングを行うような流れですが、それと同じようにカラダを整えてから鍛えていくというような流れで行っています。 私が提供しているコンディショニングプログラムは大きく「緩める」「整える」「鍛える」の3つの段階に分けて進

          1回のトレーニングで行うプログラムの流れについて

          運動を始めよう!と思ったら最初にやってみるフローチャート

          みなさん、こんにちは! 理学療法士の澤渡です。 「運動を始めよう!と思ったら最初にやってみるフローチャート」を作成してみました。 ※フローチャートをアップデートしています。(2022.5.27時点) フローチャートに一部無限ループが続くと指摘いただき、修正いたしました。(2023.4.19時点)※フローチャートは修正済みです。 医療機関に勤めていて思うことは、何かしらの痛みがあった人がリハビリを行った結果、良くなって終わりではなく、また痛くならないように予防した方が良

          運動を始めよう!と思ったら最初にやってみるフローチャート

          デスクワーク時の正しい姿勢と環境設定について

          皆さん、こんにちは。 都内の整形外科に勤めている理学療法士の澤渡です。 今日は「デスクワーク時の正しい姿勢と環境設定」についてお話していきたいと思います。 以前、ツイッターでこのような投稿をした際、多くの方から反響をいただくきました。 新型コロナウイルスの感染拡大により、ここ2年間で私たちの生活様式は大きく変わりました。 中でも、職場環境はオフィスから在宅に切り替わり、自宅でデスクワークを行うようなケースが増えているのではと思います。 しかし、慣れない環境下の中で行

          デスクワーク時の正しい姿勢と環境設定について

          自分に合った「肩・首こり解消エクササイズ」を知るためにとりあえずやってみるフローチャート

          新型コロナウイルス(COVID-19)によって様々な生活様式が変化しました。 その中でも特にテレワークが推奨されたことによって、自宅で仕事をするこ機会が増えた方も多いのではないかと思います。 職場で行っているものとは異なる環境で作業をすることで肩や腰への負荷が生じた結果、痛みを抱えているのではないでしょうか? 私は整形外科で理学療法士として働いていますが、実際にそのような理由で受診されるケースが増えています。 カラダの不調は仕事の生産性に悪影響を及ぼし、パフォーマンス

          自分に合った「肩・首こり解消エクササイズ」を知るためにとりあえずやってみるフローチャート

          ジムでの運動再開に伴う「感染防止対策」と「身体活動強度」の留意点について

          新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言が全面解除され、スポーツジムやパーソナルトレーニングジムも営業再開に向けた準備が進められています。 今回は利用する側の立場や施設を運営する側の両面で営業再開に伴う「感染防止対策と身体活動の留意点についてお話していきたいと思います。 1.ジム再開で気をつけるべきことは3つこれから運動を再開して気をつけなければならないことは大きく3つあります。1つ目は「感染予防対策」、2つ目は「ケガの予防対策」、そして3つ目は「熱中症予防対策」です

          ジムでの運動再開に伴う「感染防止対策」と「身体活動強度」の留意点について

          自分に合った「自宅トレーニング」を知るためにとりあえずやってみるフローチャート。

          はじめまして。コンディショニングジムでのトレーナー経験を経て現在、都内の整形外科クリニックで理学療法士、コンディショニングトレーナーとして活動しています。 新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で猛威を振るっている中、国内では2020年4月7日に東京都を含む7都府県、そして4月16日には全国に第1回目の緊急事態宣言が出されました。 その後、年明けに2回目、そして今回のGW期間中に3回目の緊急事態宣言が4都府県で発令されています。(2021/4/24追記) 外出自

          自分に合った「自宅トレーニング」を知るためにとりあえずやってみるフローチャート。

          #010 アランの幸福論と運動することの関連性について

          「アランの幸福論」という書籍を読んだ。 内容はタイトル通り、私も含めて人間誰しもがどこかで求めている「幸福とは何か」ということについて。 その幸福とは自らの考え方を少し変えるだけで、自分を幸せにする方法があると教えてくれるのがこの本の内容に書かれている。 この本の中で私自身が一番気に入ったフレーズが「悲観主義は気分により、楽観主義は意志による」という一文。 この本を読んで1つ感じたことがある。 それは「幸福」は「運動」に密接に関わっているという点。 アランの幸福論

          #010 アランの幸福論と運動することの関連性について

          #009 上手くいかない時ほど「運動」することは有効的です。

          思い通りにならない時や上手くいかない時ほど運動に勝る薬はありません。 一般的に不幸を遠ざける方法として「考え方を変える」方法があります。 この事をごくシンプルに言えば、「ポジティブになる」ということです。 しかし、それは本当に正しい方法ではありません。 なぜなら、人が本当に辛いとき、苦しいときに「思考」を変えることは全く力を持たないからです。「ネガティブ」な時に無理やり「ポジティブ」になることほどエネルギーを消費することはありません。 そうではなく、必要なのは適当な運

          #009 上手くいかない時ほど「運動」することは有効的です。