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妻との生活で見つけたい『なくなってしまっていた自分』

いきなりですが、今日自分なりに本気出して靴を選んでみた。
という話です。

自己紹介的な話をしようと思っているのですが、今日靴を買った話から始める事にします。

『わたしが決めないと動かないよね』
ってよく妻に言われるんです。それで険悪な状態になってしまう事があって。

ほんとにそうで。
いやただ開き直りたい訳でも無くて、妻に嫌な気持ちにさせるくらいなら少しでも改善したくて。

最近妻が言ったんです。
『倹約はいいけど、心まで貧乏になりたくない』って。

なんかピンと来るものが自分にはあって。

我が家の現状は自分の20万ちょっとの給料で運営されています。
妻はお家で過ごしています。
本人もいくつか悩ましい事を抱えていて、働いたり辞めたりを繰り返して、我が家の結論としてすごくしたいと思える事が生まれるまで待とう!
という事になりました。

それに対して僕はそれでいいと思っています。
何か記事に出来るような事が有れば記事にしたいと思います。

話を戻します。
ピンときたのは一番最初になにで判断しているかって事です。

金額です。

この金額の中から選ぼうってしている事に気がついたんです。
質とか中身にこだわる事をいつの間にか捨ててしまっていたんです。

いや、ほんとは妻と出会った位の頃から気づかされていたんですが、自分で気づいていない範囲までその感性で汚されていたなって改めて気付きました。

僕の仕事の革靴はたしか3000円位のめっちゃ軽くてソールが曲がりやすくていい靴だなって思って履いていたんですが、足の甲の部分の飾りが片方取れてペロンペロンさせながら歩いていました。(恥ずかしいと思ってはいます…)
ソールもだいぶすり減っていてO脚に矯正させたいんかってくらい斜めにすり減っていました。

でも本当は、最初に思っていました。
『すり減るの早そうなソールだな…』
『この皮弱そうだな…』
って。

でも、3000円の中に価値を見出すために、
軽いという認識をくっつけて3000円出してこの靴を買う事を自分に納得させていたんです。

今日新しい靴を買ってきて、その革靴を捨てようとしたんです。
そしたら高校卒業タイミングで買った革靴(親が買ってくれた物)が出て来て、持ってきてたんだと思って何気に裏返したらそっちの方が随分ソールが残っていました…
紳士服店で買った、たしか2万弱程度の革靴ですが、そっちの方が飾りもしっかり付いていたしまだ履けそうでした。

いいと思うものをしっかり良いと思い、感じる事をいつの間にか少し窮屈な経済状況から投げ捨てていたんです。

お金が無いと暮らして行けませんが、お金のせいで失ってしまった感性って皆さんありませんか?

こんな事に気づかせてくれる妻が僕は大好きです。
妻の感性を損なわせないように、もっと豊かにその感性をふるえるようにもっと僕も頑張っていきたいと思います。

あ、で靴選びなんですが僕は足がけっこうちいさくて、レディースサイズのおっきめの靴が入るくらいです。
逆に妻は足が女性の中では大きい方で、靴を共有できるくらいです。

一番足にフィットしたのはレディースの靴でしたw

ほんとは僕はけっこう靴選ぶの難しいんです。
男性用の25.5センチでもブカブカの時があります。
もうこんなもんだと思っていたから、わざわざ高い金払うのがバカバカしい…
って考え方でした。

昔僕は陸上をやっていてスパイクの形に悩んでいました。
つま先までの長さは合うけどフィット感が無いとか、幅はいいけどつま先までがキツいとか…

久々に本気で選んで色々履いてみたらそれなりに足にフィットするものがあって妻が二つ買いなよって言ってくれて二つ買わせてもらいました。
それも大した金額では無いんですが、自分からしたら結構な買い物した気がして、この嬉しさはちゃんと選んだからなんだろうなと今になって思います。

金額に満足するのか、その選択に満足するのか
なんかちょっと意味が違いますよね。

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