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交通事故のない世界を目指して

警察庁の交通事故統計情報のオープンデータ化が示されました。

第7回 官民データ活用推進基本計画実行委員会
オープンデータワーキンググループ

これにより、交通事故統計情報がオープンデータ化され、例えば交通経路の安全予測や交差点での危険アラートを通知するようなドライバー安全運転支援システム、道路交通システムにおけるドライバーの認知、判断、操作に効果的なアプリケーションが開発可能となります。

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経緯

高校生の頃見た”タッカー”という映画から交通事故のない車をつくりたいと思っていました。その気持ちは今でも変わりません。

平成27年、IT総合戦略本部が企画した「起業家精神を創発するIT関連施策パッケージ」でアイデア公募に応募しました。

これによれば”具体的な施策の検討・実施、新規施策の検討”という事なので、国の施策としてアイデアが実現化する可能性があります。

起業家精神を創発するIT関連施策パッケージ
― アントレ×ITパッケージ ―

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起業家精神を創発するIT関連施策パッケージ」とは、起業家人材の育成からベンチャーの育成までの、起業家精神創発に係る関係府省庁のIT関連施策を、「施策群」として横串を通した上で、取りまとめたものであり、府省庁間連携・効果的取組を有機的に推進していくものです。本パッケージは、新産業分科会での議論をもとに、逐次アップデートを実施していくとともに、具体的な施策の検討・実施、新規施策の検討等を進めてまいります。ITを活用した起業家精神の創発に向けて、本パッケージを国民の皆様に広く認識していただくべく、公表させていただきます。
ー 平成 27 年3 月 31 日 内閣情報通信政策監決定

応募したアイデアについて

アイデア名

ITベンチャー によるドライバー安全運転支援システムの推進

国が行うべき施策のアイデア

警察庁が持つ交通事故のビッグデータ (場所、時間帯、分類)を、データの高度利用を可能とする次世代統計利用システム(http://statdb.nstac.go.jp)に取り入れ、API機能を使ったASV(ドライバーの安全運転を支援するシステム)にITベンチャーが参入できる仕組みを作ってはどうか。

背景・課題認識/阻害要因

国土交通省のITSスポットサービスでは、既に交通事故データを活用して交通事故多発地点における注意喚起アナウンスを行っておりますが、高速道路上を中心に設置されるITSスポットの性質上、地域が限定されており発話型ITSスポット対応車載器を用意しなければ利用できない。しかし、警察庁が持つ交通事故データのビックデータ(場所、時間帯、分類)は現状は非公開である。

アイデアの合理性

近年スマートデバイスの高機能化と低価格化によって、Google Map等にみられる自動車通行実績情報マップおよび 交通状況ビューなどテレマティクス サービスにおける一定の役割を果たせるようになってきた。しかも道路交通システムにおけるドライバーの認知、判断、操作に効果的なアプリケーション開発は競争領域として未だ残されております。

1ヶ月ほど経過して、内閣情報通信政策監の方から連絡がありアイデアの掲載と今後の施策について伺いました。
現在、内閣官邸政策会議の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)にアイデアが掲載されております。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/sinsangyou.html

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今後の動向

引き続き、交通事故のない世界を目指して活動を行っています。


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