二本松 哲也
影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル 著者 アラン R.コーエン , デビッド L.ブラッドフォード を具体的な事例を基に研究しています。
AIは学習で量が質を変える現象「相転移」を踏まえて、DFFTコンセプトに基づく「国際データ流通網」をAIに広げていくことについて触れました。 日本のAI戦略のあり方日本はノーベル賞を28人も受賞している優秀な人材が育つ国です。2011年に国立情報学研究所は人工知能分野を再統合することで新たな地平を切り拓くことを目的にプロジェクトが発足しております。この現状から、AI政策を紐解いていきたいと思います。 「ロボットは東大に入れるか?そのためにクリアすべきいくつかの課題」 「
確かに、ある程度の規模を持つ組織では、リソースや影響力を活用して、成功や失敗をコントロールすることができました。例えばDXを始める前に実現可能な「成功」を定義し、成功体験を積ませることが可能です。 私が事業運営してた頃は「無能」も「有能」も組織が作り出すものと捉えていました。 例えば野球も監督によってチームがガラリと変わります。つまり、マネジメントの能力次第で「無能」も「有能」もコントロール可能です。マネジメントがどのように人材を評価・配置・育成し、組織の目的に沿った行動を
ネイルやファッションといった消費行動の背景には、自己表現だけでなく、他者からの評価を意識した承認欲求が根強く存在していることが多いですね。また、それが無意識のうちに広告や宣伝、SNSの口コミなどによって強化されていることに気づかない人も多いです。 マーケティング戦略論 企業側のマーケティング戦略では、「これを持てば、こう見られる」というイメージやライフスタイルを巧みに演出し、消費者の価値観に働きかけています。人間の承認欲求を刺激することで、商品の魅力を引き上げて購買意欲を
「日本人は文章が読めない」「読解力が不足している」という意見や記事を目にすることがあります。実際、上から目線で必要以上に攻撃的かつ的外れなクソリプの原因として、「読解力の欠如」が指摘されるケースも少なくありません。 しかし、読解力の不足が必ずしも攻撃的な態度につながるわけではないと私は考えます。攻撃性の背景には、単なる理解不足にとどまらず、個人の価値観や感情、さらには文化的な要因が複雑に絡んでいる可能性があるからです。 「空気を読む」とは何か日本人は、発言の内容そのものよ
JAXAのセキュリティ対策は、日本を代表する有識者により、毎年情報システムの活用と情報セキュリティの確保が監査されており、決して手を抜いていた訳ではないと思います。 JAXAの情報漏洩は現在調査中ですが、サイバーセキュリティの観点から、段階的に成熟度を向上させるアプローチが重要です。セキュリティは一夜にして完璧にすることは困難であり、今回のような事態から原因を特定し、継続的に改善していくことが求められます。 JAXA情報流出 「安全」接続目的のVPNが不正アクセスの標的に
これはAIを開発する指針となるものです。 人間を凌駕するAGIに向かうべきか、従来型の特定のタスクや問題に特化し事前学習が必要なAI、例えば知識集約型のLLMや生成AIを進化させるべきか。 人類の未来について
無形資産(知的財産など)を適切に活用する制度設計のある国が総取りする社会になることが予想されます。 例えば、ChatGPTなどの生成AIにとって、学習データは必要不可欠です。 Googleの検索エンジンもデータがなくては検索できない、SNSも個人データがなければ成り立たない。 GAFAのようなイノベーションを起こすには、無形資産がベースとなっています。もはや、従来型の機械設備等のモノではなく、モノよりコト、有形資産より無形資産が重要な時代となります。 一方で、個人情報保護に
当たり前かもしれませんが、私は今、生きていることに対して、神様に感謝を伝えるための行事だと考えます。 これについて、友人は「お前が幸せだから、そんな風に考えられるのだ」と言われました。 果たして、そうなのだろうか。 かつて、私の父は、肺癌が見つかり人が変わったようにタバコを吸うのを止め、余命について真剣に考えて行動していました。 そして、父の死に際を「窒息死」するまで見届けました。 つまり、人間は命の大切さを「死ぬ間際になるまで気づかない」ものなのだと感じました。
つくば科学万博の思い出は今でも残っています。 1985年、日本の技術が世界を圧倒し、熱気を帯びた時代。 SONYジャンボトロンや富士通や松下といった日本企業のパビリオンは近未来的な建物で、長蛇の列でした。 私は、割と空いていた海外のパビリオンを見て周りました。そこでは時間の流れが他とは違い、現地の衣装を着たスタッフと話をしていると、その国の雰囲気や文化を感じ取ることができました。 カナダ館 中国館 トルコ館 チュニジア館 イラン回教共和国館 エジプト・アラブ
はじめに人工知能(AI)は、個人、組織、企業、経済、そして社会に大きなチャンスをもたらす。医療における救命の進歩に弾みをつけ、教育訓練と労働力の準備を強化し、機会の公平な分配を促進することができる。AIはまた、多くの日常的な製品やサービスにも力を与えており、AIの適用可能性と有用性が進歩するにつれて、この傾向はさらに強まるだろう。ここ数カ月だけでも、日常生活におけるAIへの認識と関心は著しく高まっている。生成AIや大規模言語モデル(LLM)など、強力な新しいAI技術が一般に公
パターソンは、CP/Mに似ているDOS(86-DOS)の独創性を詳細に説明するために長年苦労してきました。しかし、彼の功績として、特許や業界での賞を受賞しています (ビル ゲイツとともに認められた 1991 年のスチュワート オールソップ ハインドサイト賞を含む)。 確かにデジタル・リサーチは、CP/Mを提供していましたが、新しいプロセッサ向けの提供が遅れていた。パターソンは待ちくたびれて、自分自身でOSを作ることに取り掛かりました。 最終的にマイクロソフトは DOS に
国民の皆様へご意見を募集しております。 昨今の情勢から医療機関に対するサイバー攻撃(ランサムウェア被害)の増加が懸念されております。私からもコメントさせて頂きました。 (2)「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」経営管理編(案)1.2 医療機関等における責任 IPAにおいては、データ・システムのバックアップと共に事業継続計画(BCP)・対応方針として、「攻撃者に対しては、一般的に次の理由から身代金を支払うべきではないとされている。 政府機関等の方針で
OpenAI社のサム・アルトマンCEOが来日し「日本がAIの利活用を通じて世界で大きな存在感とリーダーシップを発揮してほしい」と述べられました。 OpenAI サム・アルトマン CEO 7点の提案についてAIは学習で量が質を変える現象「相転移」を踏まえて、DFFTコンセプトに基づく「国際データ流通網」をAIに広げていく。 経済産業省で議論されている「データの越境移転に関する研究会」において、今後の検討方針として、データのライフサイクルと越境移転における障壁及び各国のデータ関
国民の皆様へご意見を募集しております。 昨今の情勢から医療機関に対するサイバー攻撃(ランサムウェア被害)の増加が懸念されております。私からもコメントさせて頂きました。 グローバル動向2019年以降、被害者支払率は76%から41%に低下、2021年9月の身代金支払い時の制裁違反の可能性に関するOFAC勧告を準拠したこと、サイバー保険は身代金の支払いに充てることを禁止しており、今後、更に金払いの良い国が狙われることが懸念されます。 国内動向一方で、Zscalerは2022年に
国民の皆様へご意見を募集しております。 情報を守るSecurityと個人情報保護より広い範囲の人格的、財産的な権利を守るPrivacy by Designについて、私からもコメントさせて頂きました。 教育データが漏洩した場合の復旧手段について、予め対策を想定しておくことを提案致します。例えば、2022年10月13日に生徒を性的表現で評価した個人情報が不特定多数に流出した札幌市内の公立中学校の男性教員の事件で、盗撮されたとみられる生徒の画像も含まれておりました。 プライバシ
自民党では新たに「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」(座長:平将明衆議院議員)を立ち上げ、日本のAI戦略のあり方や政策提言について検討が進められております。 こちらから、令和5年2月 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 「AI戦略と政府の取組状況について」を拝見いたしました。 目標:AI利活用を支えるデータの充実 そこで、政策として、国際的に自由なデータ流通の促進するDFFT:Data Free Flow with Trustのコンセプトに基づく「国