高卒公認会計士が考えるキャリアの選択
こんにちは。ミチビク代表の中村です。
今日はキャリアの選択について、私なりの考えをnoteに書きたいと思います!キャリアについて悩んでいる方に、少しでも後押しになりますように🙏
起業してから、いろいろな人とお話させていただく機会が増えました。
当たり前ながら、最初に自己紹介をするのですが、100%に近い確率で
「すごい!面白い経歴ですねw」と言ってもらえます。
中村の経歴
私の経歴は、ざっくり次のような感じです。
そう、最終学歴は「高等学校卒業=高卒」です。
そして、公認会計士資格ホルダーです。
高卒公認会計士というインパクトがあってわかりやすい自己紹介ができるので、自分としても気に入っています笑
あれこれ考えて、上記のようなキャリアを歩んできた訳ではないのですが、「縁を大事に」「迷ったら、面白い方へ」と選択していたら、こうなっていました。
お陰様で、困難を乗り越える機会(当時の監査法人の繁忙期は超ハードワーク、ベンチャーでもバックオフィス立ち上げなど)にも恵まれ、成長の機会につながったと感じています。
転職してきた理由
高卒公認会計士で、大手監査法人に勤めながらも、そこからスタートアップに転職し、今は起業して新たなチャレンジをしています。
「どうして?監査法人にいたらよかったんじゃない?」と言われることも多いのですが、「縁を大事に」「迷ったら、面白い方へ」以外にも、いくつか自分なりの理由があります。
①大手企業では、数年後の自分の姿(限界が見えてしまう)
トヨタ系企業は年功序列が大きく影響した評価制度(少なくとも当時は)で10年後、20年後の姿が限定されていました。特に、高卒であると職階の限界もなんとなく見えてしまっていました。
監査法人も、年功序列こそないものの、一つのチームで上位役職者と一緒に働くので、将来の姿が想像できてしまう環境でした。
その環境に、将来の自分がいるか?と考えたときに、絶対いないだろ!と思ったのが正直なところです笑
自分の努力が会社に与えるインパクトが小さく、仕事をこなすだけの生活になってしまいそうだし、自分の成長速度を落としてしまうのでは?と思ったわけです。
(若くてイキってたのもあると思います)
②価値があるものを創り出したい
監査法人が自分のキャリアの中でも大きな分岐点だと思っているのですが、監査法人という職業は、めちゃくちゃ人に感謝されにくいです。チェック・指摘をすることが仕事なので仕方ない構造なのですが・・・。もちろん重要な仕事で、価値もあるのですが、いかんせん監査をしている人たちがそれを直接感じにくい。私もそうでした。
もっと人に感謝されるもの、世の中のためになる新しいものを創り出したい。と考えるようになりました。
OKANに転職したのも、この考えによるところが大きくて、ミッションである「働く人のライフスタイルを豊かにする。」に共感してジョインしました。
今は別のことにチャレンジしていますが「人に感謝されるもの、世の中のためになる新しいものを創り出したい」という想いは変わっていません。
③ダウンサイドリスクはほぼない
個人的には、稼ぐ力が一度付いたら、食えなくなることはないなっ思ってます。転職に失敗したとしても、元の位置には戻れるはずなので。今は特に人材不足が叫ばれているので、同条件で戻るとかはイージーなはず。
ここまで来たら、チャンレンジに対するセーフティネットがある状態なので、一気にチャレンジしやすくなりますよね。
中村の場合は、監査法人経験+公認会計士資格で、セーフティネットを張ることができたと考えてました。
スタートアップに行くときに、年収が下がることを懸念する人も多いと思うんですけど、確かに一時的に年収下がります(上げる場合もあるが、下がることが多い)。だけど、最近はスタートアップの年収も上がってきているし、なにより成長が早いので、力が付きます!
付いた力と今までの力を合わせたら、一時的な損失は余裕でリカバリーできます。
実際に年収推移は↓のようなイメージで、独立したらそれなりに稼げることがわかりました。少なくとも食えなくなることはないなって。むしろ、適正に努力すれば、力が付いてリカバリー以上のことができるようになると思います。
食えなくなることはないとわかった。あとはチャレンジするだけ
「大企業vsスタートアップ」論争も度々起こりますが、個人的には
大企業→スタートアップのキャリアはかなりアリなので推しています。
ハイキャリアであればあるほど、チャレンジに対するセーフティネットが強くあると思うので、どんどんチャレンジする人が増えたらいいのにって思ってます。
(古巣の監査法人からのスタートアップ転職・起業はまだまだ少ない)
新しいものを創っていくのは面白いし、なにもない中でデファクトスタンダードになろうとイチから切り開いていく経験は、スタートアップならではだなと感じます。
よく懸念される年収についても、大企業で仕事の基礎や戦闘力を高めて、そこからは勢いと裁量のあるスタートアップで成長スピードを上げる。一時的に年収が凹んだとしても、トータルとしては大きくお釣りがくるぐらいの回収はできると思います。スタートアップではSOもありますしね。
環境や進化の速度が早い時代。一つの企業でずーーーっとやってきて、なにかのきっかけで倒産とかになったら、そのときの方がリスクに感じます。
どんな環境でも柔軟に活躍できる対応力、実行力、そんな力の重要性がどんどん高まっています。
今、チャレンジしていること
取締役会や監査役会などの重要会議をDXするサービス「michibiku」を開発・提供しています。
欧米では広く普及していて、市場も確立されているのにも関わらず、日本においてはかなり遅れた分野です。
法規制に縛られていた部分が解放され、ここからやっとサービスとして提供できるようになりました。
アナログをデジタルに置き換えながら、日本の企業の意思決定を変革させます!
叩き上げのマインドを持った人、一緒に働きましょう!
ミチビクでは叩き上げキャリアの人が多く、無駄なことは極力避けたいけど、必要であれば泥臭いこともガンガンやっていくマインドが強いです。
新しいものを作っていく上で、実行力が大事なので、叩き上げキャリア(実行力の上に成り立つと考えている)の方と一緒に働きたいと考えています!
「我こそは叩き上げキャリアである」という方、「これから叩き上げキャリアを目指していきたい」という方、お気軽にご連絡くださいませ〜!
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