話題の採用手法「リファラル採用」で高度外国人人材を獲得する方法
@DIME_HACKSにて高度外国人IT人材のリファラル採用を積極的に行うベース株式会社へのインタビュー記事が掲載されていた。
背景として、ベース様は外国籍エンジニアが多い。そして外国籍の人は、所属している会社に友人を紹介することにためらいがない。外国ではリファラルは当たり前だから。そこから波及して日本籍の従業員にも、『仲の良い友人と仕事でも楽しく一緒に働きたい』という思いが浸透しているとのこと。
工夫されていることもあり、それが以下2点。
1.社風や特徴を踏まえた制度設計・運用~SNSやポイント制度を導入
会社が成長意欲や競争意識の高い従業員がが多いため、競い合えるような仕組みにしている。またより簡易に紹介してもらえるようWeChatやLINEなどのSNSを通じて、人材紹介プロセスを完結できる仕組みを採用。現在の求人内容や採用担当との情報連携、具体的な面接調整・結果通知などがすべてSNS上で完結でき、紹介行為自体に、負荷がかからない。
また、社員紹介に関するアクションをポイント化し、獲得ポイントに応じて年間表彰を行っている。
2.世間情勢を踏まえた設計をすること~インセンティブキャンペーンやお祝い金を導入
入社決定ごとに紹介インセンティブを支給。例えば昨年は応募者を増やすという狙いの下、『インセンティブ2倍キャンペーン』を実施、入社1名につき20万円~最高90万円のインセンティブを設定。それに加え、入社者(内定承諾者)本人にも『入社お祝い金』を支給。その結果、入社承諾者が3倍に増加。
労働力人口が減少することが見えている中で、日本人の採用だけではなく、高度高度外国人人材をどのように採用するのか、解決策がリファラル採用なのかもしれない。