"価値観に共感"で繋がるプラットフォーム構築を目指すユニリーバのリファラル採用~day40~
おはようございます。リファラル採用促進のクラウドサービスを提供するMyReferの香川です。ホワイトペーパーを自分なりに解釈してnoteに記すday40。今日はパーソナルケア、ホームケア、食品の製品製造・販売をする世界最大級の消費財メーカーの日本法人ユニリーバ・ジャパン様のリファラル採用事例をご紹介。
1.リファラルに取り組んだ背景
重要な経営戦略の一つとして、ダイバーシティ(多様性)の推進を位置づけている。キャリアのあり方に関しても多様性を重視していて、「あなたのキャリアはあなたのもの」という考え方を大事にしている。
採用の現場では、ただ求職者と雇用者という関係で向き合うのではなく、ユニリーバの価値観に共感して頂けるような繋がりを創りたいと考えている。
このような繋がりを創るためには、社員が自らの会社の価値観や良いところを直接語り、共感してもらえる人を増やしていくことが出来るリファラル採用が最適な手法だと考えて、2015年に取り組みを開始。
2.リファラルの効果
リファラル採用で入社した社員の実績を見ると、
・単願で選考を受けたという方がほとんど ・決定率が高い ・入社後のリレーションも良い
という傾向があった。
ユニリーバの価値観に共感をして下さる方との繋がりを創るという意味ではリファラル採用の効果があることは確かであると実感。
3.ツールを使う意図
常に最新の状態で社員のリファラル採用の活動状況の割合が円グラフなどで分かりやすく確認できる点。
積極的に活動している社員が誰で、紹介の多い部署がどこなのか、社員から良く紹介をされている求人が何かなどがわかるようになり、ターゲットに合わせて適切な施策を講じることが出来るようになる。
もう1点はタレントプール機能。
タレントプール機能があることで、“選考”という求職者と雇用者の関係での出会いだけではなく、社員が友人・知人に会社の価値観や良さを伝えて、共感して下さった方との繋がりを構築することが出来る可能性がある。
価値観に対する共感採用。大事なのは価値観。何かあった時にAなのかBなのかどちらを選択するのか、両者がAと答えらえる価値観のマッチングが大事。面接では取り繕ってAと答えるが、実はBと思っているケースもある。リファラルでは社員がなぜAなのか?なぜBではないのか?事前にインプットをしてくれるため、価値観のズレが起こりにくい。価値観のズレをなくす最も適した採用手法がリファラル採用である。