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職場環境が飲み会の参加者数に及ぼす影響

職場の飲み会にはとりあえず出席に〇を付けとくこーぞーです。

さて,皆さんの会社は忘新年会をやりますか?現状だと,地域や職場によっては実施できそうな雰囲気のところとそうでないところがあるとは思います。

このnoteは,職場の飲み会から職場環境について考えてみました。
今回は3400文字くらいです。

本論に入る前の前提2つ

このnoteは飲み会に関する内容ですけど,前提として示しておきたいものが2点あります。

①職場の飲み会自体に意義はある

1点目は,職場で飲み会を開催すること自体には意義がある,ということです。私はこういう考え方の持ち主ですから,それを前提としてお読みください。
職場の飲み会不要論(仮称)を唱える方もいるかと思います。しかし,私は職場の飲み会に出る,飲み会をやる意義はあると考えています。この点について,詳しくは私の過去のnoteをご覧ください。

①飲み会におけるパワハラ等には断固として反対です。

2点目は当たり前ではありますが,(精神的)苦痛を伴う飲み会に出ろとは思いません。特に,こーぞーはパワハラ等には断固として反対です。
世の中にはひどい職場もあるようですから。

関連したことも以下で述べますが,私は,飲み会は出ようよ!とは思ってるんですけど,職場の飲み会に関わってパワハラ等が行われるのであれば,そんなマイナス面の大きい飲み会には出なくていいと考えています。

では,本論に入ります。

問題:あなたの職場の飲み会の出席者数はどれくらいか?

このnoteをご覧のあなたの職場では,飲み会をやる場合,その飲み会の参加者数は社員のうちどれくらいの割合になりますか?

結構出る
半分くらい出る
あんまり出ない
全員実質強制参加(やばいやつ)

色々あると思います。
うちの職場の場合は,なかなかの人数が欠席に〇を付けます(笑)

忘年会出欠イメージ

図1 忘年会の出欠席名簿(ざっくりイメージ)

私は年一くらいまったり喋りながら飲もうよ…と思っているんですけど。
気軽に欠席に〇を付けられるというのも,それはそれでいい職場なのかもしれませんけどね…

皆さんは,職場の飲み会って出たいですか?
そして,不参加にできますか?

不参加の場合って言っても,いろいろな理由があると思います。
次に,この不参加の理由として考えられるものを挙げます。

飲み会不参加の理由1:都合がつかない

職場の飲み会の日に,別の予定がバッティングしている場合は不参加となるでしょう。年末って色々ありますからね。

理由2:酒が飲めない

酒に弱く,酒が飲めない人はわざわざ飲み会に出たくないかもしれません。「飲み会」って言ってるわけですから。

ただし,この点については言いたいことあるんですけど,「酒を飲まずに参加する」という選択肢があると思います。

いやいや酒の飲めない飲み会なんて…と思う方もいるでしょうけど,こーぞーがこれまで一緒に勤めた同僚の中には,酒を飲まずに職場の忘年会等に出てくる同僚が何人もいました。
その同僚たちは,「酒は飲めない(あるいは飲まない)けど,顔くらい出しとくかー」って思って参加してたのかもしれません。いや,もっと内心は嫌々出てたのかもしれませんけど,そこはわかりませんが,参加はしてくれたわけです。
多分,その飲み会に出ることに納得感があったんだと思います。

逆に言えば,そういう飲み会なら,飲めなくても参加してくれる人がいると思います。これ,主催者視点の話ですけど。

理由3:飲み会自体に問題があるから出たくない

飲み会自体に問題がある,避けたい要素があるという場合があるかもしれません。

例えば,飲酒の強要やコールがあるなど,アルコールハラスメント(アルハラ)がある場合。上記の理由2の人を潰しにくるパターンですね。今時そんな職場ありますか?

…正直ありそう(苦笑)かなり古い,前時代の体質の職場である気がしますが。

あるいは,一発芸みたいな出し物とか余興があるとか。
以前の飲み会で,うちの新卒に冗談で「出し物やるんだってよ」って言ってみたらマジで嫌がってました(笑)
ちなみに,余興はやり方によってはありだと思います(後述)。

あと,これはいそうですけど,酒癖の悪い上司がずっと部下を説教するとか。アルハラというかパワハラになるんですかね。そういう職場って,絶対飲み会以外にも問題がありそうです。

従って,この理由3は,次の理由4とほぼ同義になると思います。

理由4:普段の職場環境に問題があるから出たくない

このnoteで言いたいのが,だいたいこの理由4です。
飲み会自体には問題がなくても,普段の職場環境に(往々にして人間関係に)問題がある場合,出たくなくなるでしょう。

例えば,社員同士の(情緒的な)つながりが弱い,仕事の付き合いだけに限られているような職場です。社員同士が疎遠で,誰かとゆっくりと話したいような話題がないので,隣になっても気まずくなります。それで不参加にしちゃう。

職場の飲み会って,席をくじで決めることがあると思いますが,職場内で気軽に話せる人が多ければ,席なんてどこでもいいと思えます。そうでない職場は,みんなが何となく盛り上がっていないような状態になるんじゃないかと思います。逆に,職場内に犬猿の仲の人がいるみたいな場合は,飲み会が鬱陶しくなるでしょう。

あるいは,社内でパワハラやセクハラがある職場とかです。酒が入れば,どちらかと言えばパワハラやセクハラは加速するでしょうし,そんな人とは一緒に飲みたくないですよね。

理由4の端的な例「〇〇さんが出るから出ない現象」

この理由4の端的なものとして,「〇〇さんが出るから出ない現象」が挙げられます。

「あー〇〇さん参加か…今年は不参加だなー」って不参加にした方,いませんか?あるいは「今年は〇〇さん参加なの?」と幹事に聞いたことのある方。
これも結局のところ,パワハラやセクハラに由来している場合がありそうですね。そうでなかったとしても,よっぽど一緒にいたくない人がいるって言うことでしょうから。その組織が何か問題を抱えているんでしょう。

また,この類似の現象として「〇〇さんが出ないから出ない現象」もあります(笑)

飲み会改善案

私は,飲み会の出席状況は職場の人間関係,職場環境を反映している面があると考えていますから,管理職とか,社員を管理する部署とかが,普段から職場環境を整えておくべきだと思います。人事や総務とかでしょうか?

また,余興をやる場合についてですが,準備はくっそ面倒ですので,余興をやる人は勤務時間を使ってできるとか,残業代をつけられるとか,そういう条件が必要だと思います。

多分,余興って親睦を深めるとかそういうねらいでやると思いますから,お互いを知れるとか,何か景品があるとか,メリットがあるのがいいですね。

もし,一発芸を新人にやらせるみたいな余興なら,その人の余興が終わったらみんなで全力で拍手するとか,みんなで称えるとか,そういう温かい雰囲気の中でやりましょう。
あるいは,誰かにプレッシャーがかからない余興(ビンゴ大会みたいな)を考えるとか。

まとめ?出たくなる職場の飲み会の条件

では,以上を踏まえて,出たくなる職場の飲み会の条件について述べます。

1. 参加・不参加は真に自由である(不参加者に対してパワハラ等が存在しない)。
2. 飲酒の強制がない。
3. 職場環境(特に人間関係)に問題がなく,社員の不満が少ない職場である。あるいは,管理職等が職場環境を整えようという姿勢がある。

余談

私は飲み会の場で,アルコールを飲んでいない人に対して「酒飲まないんですか?」とは尋ねます。

飲酒を勧めるというのは難しいことなのかもしれません。アルハラという言葉が登場して久しいと感じますが,アルハラって「え?なんで(酒)持ってんの?」(→からのコールが始まる)とか,水を勝手に日本酒にすり替えるとか,そういう本人の意志に反して飲ませるっていう飲ませ方なんじゃないですかね。

一方,私は酒の席で,酒飲んでない人にも飲酒を勧めますけど,それで飲んでもらった覚えがないです(笑)実際のところ本人の意志を尊重しかしてませんね。
どっちかと言うと,「あなたと話したいです」「あなたともっと長く絡みたいです」みたいな気持ちが伝わるようにしているつもりではあります。その気持ちを以て絡んでいくのが大事なんじゃないですかね。

おわり。

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こーぞー(松永幸三)
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