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企業はスポーツチームとは違う。ポジションは自分で作れ。

ある日、CPOの萬代が飲みながら言っていた。
「みんな僕のポジションを奪えたら、僕と同じ給料もらえるのに」

確かにそうだ。

よく、メンバーから
「何をすればフィー上がりますか?」
「どうすればマネージャーになれますか?」
など聞かれるのだが、
給料を上げたいなら、ポジションを上げたいなら、そのポジションにいる人の仕事を奪えるくらいに猛烈に働けばいい。
本当にそれだけだ。

ただ、さらに言うと、こういうやり方もある。
それは、「自分で自分のポジションを作る」ということだ。

これは非常に大事なことなのでタイトルでも書いているが、企業は、スポーツチームとは違う。
ラグビーは15人、野球も9人、サッカーは11人と、スポーツは限られた枠を争奪するシステムだ。
だからレギュラーと補欠が出てくるのだが、企業は全く違う。

取締役も、本部長も、マネージャーも、何人いてもいいのだ。
これは枠でもなんでもなく、必要であれば、いくら増やしてもいい役職だ。

思えば、学校の教育でも、学級委員長は1人、文化祭実行委員は10人までなど上限を決められていて、無意識に役職には枠があるものだと思い込んでしまっているのかもしれない。

ポジションの取り方に関してもそうで、取締役になるために部長にならないと…など、自分で勝手にルートを作ってしまっている。

ただ、ここで明確に言っておきたい。

役職もポジションも、自分で作った方が早い。

取締役になりたいなら、「どういうポジション取りをすれば1発で取締役になれるか」を、まず考えるべきだ。

TSUIDEの次のテーマは「キャリア」だと思っている。
大手とのお付き合いや、それに伴う達成感に関しては、複業メンバーも含めて、多くのメンバーが体験してくれているだろう。

今後は、メンバーはもちろん、複業人材でも昇進していいというカルチャーを早く醸成したい。

今は全てのポジションを僕が決めているが、いずれはメンバーそれぞれが自分でポジションを提案してくるくらい、活性化した組織づくりを目指している。

<ポジションを築く方法>

ちなみに、ここで簡潔にポジションを築く方法を記しておく。
非常にシンプルだ。

1.結果で勝負する。
2.相手の気持ちになる。

これだけである。
給料交渉や昇進交渉でよくあるのが、「僕はこんなに頑張っているのに」というパターン。
それではビジネスマンとして4流である。
ビジネスマンは、結果で勝負しなければならない。

さらにいうと、結果を売上で示すビジネスマンは3流、粗利で示すビジネスマンは2流だ。

1流のビジネスマンは、自分の貢献度を営業利益で示せる。
売上1億を達成していても、原価で9千万使って、3ヶ月かかって、プロジェクトメンバーに5人も参加していたとしたら、給料なども合わせるといくら営業利益が残っているか?
こんなことは経営者はもちろん、マネージャーともなれば当然気にしている。こういうことを気にすることが、相手の気持ちになるということだ。

何と比べて、自分がどう貢献できたかを正確に定量で喋れない限り、ポジションは築くことがない。

当然、TSUIDEが求めるのは1流のビジネスマンだ。


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https://to.tsuide.jp/l/967003/2022-10-13/2rfm2

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