ビジネスパーソン必見:5W1H思考で仕事の質を向上させる
若手時代、先輩から「自分で考えろ」とひたすらに言われました。
当時、脳筋だった私は「考えるって何から考えるんだろう?」という悩みに悩まされました。
そんな当時の私に、「考えるとは?」を教えてくれたきっかけとなる書籍が
『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』でした。
今まさに、考えるという行為に悩んでいる人にはぜひ読んで実践していただきたい書籍ですし、読んだ次の日から実践できるお手頃さもこの「5W1H」思考の良いところです。
この思考法を使いこなせば、あなたのビジネススキルと問題解決力UP間違いなしです!
5W1H思考って何?
まずは基本から。
5W1Hとは、以下の6つの質問のことを指します。
Who(誰が)
What(何を)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どのように)
これらの質問を駆使して状況を整理し、問題の本質を明らかにしていく。それが5W1H思考なんです。
どう使うの?具体的な活用法
では、実際にどう使えばいいの?という疑問に対し、具体例を交えて説明していきます。
プロジェクトの立ち上げ時:新商品の開発を任されたとした場合、5W1Hを使って次のように整理できます。
Who:誰をターゲットにするか?
What:どんな商品を作るか?
When:いつまでに完成させるか?
Where:どの市場で販売するか?
Why:なぜこの商品が必要か?
How:どのように開発・販売するか?
問題解決時:「最近、顧客からのクレームが増えている」という問題が発生した時に5W1Hを使って次のように整理してみます。
Who:どの顧客層からクレームが多いか?
What:具体的にどんなクレーム内容か?
When:いつ頃からクレームが増えたか?
Where:どの地域や店舗でクレームが多いか?
Why:なぜクレームが増えたのか?
How:どのように対応すべきか?
このように、5W1Hのフレームを使い、問題を多角的に分析することで、最適なな解決策が見つかりやすくなります。
5W1H思考のいいところと気をつけたいこと
メリット
問題の全体像が把握しやすい:6つの質問を通じて、状況を包括的に理解できます。
見落としを防ぐ:重要な視点を網羅できるので、大事なポイントを見逃しにくくなります。
コミュニケーションツールとしても有効:チーム内で情報共有する際に、漏れなく伝えられます。
デメリット(気をつけたいこと)
形式的になりすぎる危険性:質問に答えることが目的になってしまい、本質を見失う可能性があります。
時間がかかる:6つの質問全てに答えようとすると、時間を要することがあります。
まとめ:5W1H思考をマスターしよう!
5W1H思考は、ビジネスパーソンの必須スキルと言っても過言ではありません。日々の業務で意識的に使っていくことで、着実に身についていきます。
例えば、明日からこんな風に始めてみてはどうでしょうか?
会議の議事録を5W1Hで整理する
企画書を書く時に、5W1Hの要素が含まれているかチェックする
問題が発生したら、まず5W1Hで状況を整理する
こうした小さな実践の積み重ねが、あなたのビジネススキルを大きく向上させていきます。5W1H思考を味方につけて、ビジネスの達人を目指しましょう!
みなさんも、今日から5W1H思考を意識的に使ってみてくださいね。
きっと新しい発見があるはずです!
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