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これが人の心のある人がする事なのだろうか?

彼女「まや」が亡くなる数日前、
彼女本人から「万が一の場合でも必ず最後は会うんだ」と約束した事を聞いていた人が、
彼女が亡くなる直前に遺した「あいたい」という遺言を無視し、その相手を葬儀から排除して会わせてあげる事無く送り出した

その遺言を自ら葬儀から排除して別れの機会すら与えない相手に平気で送り付けた

普通の人なら、
亡くなる前日まで数ヶ月間、毎日時間を共にしてきた恋人、故人が一番時間を共にしてきた相手に別れの機会を与えない事が人としての筋や礼儀に反することやその別れの機会を奪った挙句、その遺言を送り付けたらどれだけ相手が苦しむのかなんて容易にわかるだろう

わかった上でやった事なら悪意でしかない
わからなかったのなら他人にあれこれ言う資格なんて無い

あろうことかもう一方の方は、その遺言を「本当に思ってるわけじゃない言葉」と口だけ呼ばわりまでしている

一方的とはいえ、親代わりと名乗り、大切な娘なんて口しながら、その大切な娘が死に際の苦しい中で必死に遺した遺言をよく口だけ呼ばわりしたり、その願いを無視出来るなと思う

そんな酷い事を平気で出来てしまう人達に人の心ってあるのだろうか?
故人に対しても、故人が最後まで時間を共にして会いたかった大切にした相手に対しても

で、
これをした人達というのが震災を経験して別れの機会が残される者にとってどれだけ大切なのかを知ってる人達だというのだから信じらない

彼女「まや」自身も震災を経験しているが、
口だけの言葉を並べ続けたり、
初めからまもるつもりの無い嘘の約束をして騙してでも自分の都合のいい形で自分が生きてる間だけ恋人として時間を共にしてもらえればそれでよくて、
万が一死んでしまったら死亡報告のみで別れの機会すら与えずに使い捨てればいいという相手の事なんか何も考えないような酷い人間だったのだろう

片腕しか戻ってこなかった父親に「少しでも戻ってきてくれてえらい」と戻ってくる意思、別れの機会をくれたと話していた子が別れの機会すら与えずに捨てていったんだからね

前日までずっと時間を共にして約束までしていた恋人が翌日亡くなったら、亡くなりましたって報告と葬儀は無いという嘘が送られてくるだけで別れの機会すら与えられずに約束もまもらず会わないくせに「あいたい」なんて呪いの言葉が届く事がどれだけの地獄なのか考えもしなかったのだろう

わざわざそうやって一生苦しめていった

少なくとも自分があの日受けた事実はそれでしかないし、彼女を送り出した人達は彼女をそういう人間にして送り出した

酷い話だよね、本当に






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