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Jurong Fishery Port 訪問記録

6月にこちらに帰国してから、特に日本や他の国にいけることもないというのもありますが、家でぐだぐだしているのもよくないなと思っていたところ、知人がつかわなくなったRoad Bikeをもらうことに成功。というわけで、もっぱらシンガポール内を自転車で旅するのが最近の土日の楽しみになっています。と言っても小さい国なので数ヶ月もしたらだいたい回ってしまえそうですが。

そんな中で、前から行ってみたいなとおもっていたのが、Jurong Fishery Portという、シンガポールに2カ所あるいわゆる漁港・市場の片方になります。SFA(Singapore Food Agency)という、日本でいう農林水産省みたいな省庁が直接管理しているところになるので、説明もなく、一般人がそのまま入れるのか不安だったのですが、英語で書かれている訪問記事なのをみているかぎり特に制限もないということで、直接行ってみることにしました。

築地みたいに観光地になっているわけでもなく、港倉庫街の一角にあります。かなりCityエリアから遠く、普段生活していても、メーカーや物流系の仕事をしていない限りは訪れることがないエリアとも言えると思います。自転車で走っていても、セブンやマクドナルドも全然なく寂しい感じのエリアです。

ちなみにもう一つの魚市場 Senoko Fishery Portは真逆の真北に存在してます。

しかし、どうも買い手の利便性を上げるために2023年までにJurong Fishery Portに統合するみたいなニュースもちょうど発表されてたようなので、今後訪問することに興味があるひとは、Jurong Fisher Portに絞っておけば間違いないかと思います。

自分はCityからRoad Bikeで20kmぐらい漕いできてしまったので、公共交通機関はなにがいいのかわかりませんが、周りにはバス停ぐらいしか見当たらず、MRTの駅もなさそうなので素直にGrabとかTaxiできてしまったほうがいいように思えます。

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ここが入り口のゲートになります。登録している事業者の人はならんかIDを持っているようなので車でそのまま入れますが、一般の人はこの建物の真ん中にある窓口にIDカード(NDICまたはPassport)を提示すると、入退場で使えるパスを無言で渡してもらえます。観光客を受け入れるつもりもあまりっぽいので、特に説明も何も書いていませんが、そんなに躊躇う必要もないです。IDカードが必要なのは漁港も兼ねているので、入出国が簡単にできてしまうエリアであるということで、少し厳重になっているようです。なお、手前のテントはSafeEntry用の警備員さんがいるところですね。Pandemic が落ち着いたらきっと、なくなっていることでしょう。

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ゲートを抜けると、トラックの向こうに平家建の建物が目の前に見えます。自分が到着したのがすでに午前6時半(日曜日朝)を過ぎてしまっていたので、トラックの出入りは多くなく、全体としては片付けモードという感じです。本当のピーク時間は午前1時から3時ぐらいのようなので、雰囲気じゃなくて、本当に魚を買いたいケースはその時間にいくといいかと思います。

で、早速中に入ってみましょう。

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すでにメインの取引時間は終えてしまっているので、残った魚を箱の詰めて運び出したり、床掃除を一生賢明している様子がみえました。ピーク時間帯は床にぎっしり魚が並んでいるようです。ほとんど会話は中国語で行われているようですが、ここはシンガポールなのでSinglish(英語)であれば、大抵は会話できるので、安く購入も可能のようです。

外にでて、もう一つの建物の方に向かいます。2階以上はほとんど水産関連の会社が入っているようで、朝の仕事を終えて、事務所に戻っている人などを多数見かけます。

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今日早速仕入れたものをお客さんのところに届けるために、丁寧に発泡スチロールに梱包しています。側面にはお客さんの名前らしきものが箱ごとに書かれている感じで、今晩のレストランにならぶのでしょうか。

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鮮魚市場ということだったので、もしかして築地っぽく、美味しい魚が食べれるところがあったりするのかどうか、、、と思っていたのですが、観光地でもないので、ホーカーとほぼ同じようなスタイルの店が多々開いている程度でした。すでに営業は終えているところも多く、メニューはあまりわからずでしたが、海鮮丼!とか魚焼き!みたいな、何かすごい美味しそう!っていう感じのものは残念ながら見当たりませんでした。

こんな感じであっさりとした見学だったのですが、この日はまだ他のエリアにも自転車で回るつもりだったので、20分程度の見学で終えました。もう一度来るとしたらやっぱり夜中に来てみた方がいいですね。

なんでもない一般人でも問題なく入れることはわかります他が、何も案内なく回るのはちょっと気がひけるなぁという方は、市場近くにオフィスを構えている水産会社がツアーを提供しているようなので、そこに申し込んでしまったほうが、話もいろいろ聞けるでしょうし、写真もとりやすいとは思います笑

Youtubeにいくらか動画あがっているので最後にそれらを紹介しておしまいにします。

一つ目の動画みているとわかるのですが、近隣諸国であるマレーシアやインドネシアの漁師さんたちが、この市場にいる110店舗の人たちに委託販売をしてもらっているようです。値段も決まってないので、信頼関係が重要である、ユニークであるみたいなことを解説してくれてますね。こういうのはツアーじゃないと教えてくれなさそうですね。

観光客としてここを訪れるのは時間的にあまりおすすめはしませんが、シンガポールで生活しているのであれば、こんなところもあるんだなと、一度ぐらいは訪れてみることをお勧めします。

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日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef