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◎深刻になる癖を辞めるという考え方

◎深刻になる癖を辞めるという考え方


昨日、タイ人のお客さんと打ち合わせをしていて、


「そんな深刻そうな顔しないでよ。話の内容は分かるけど、なるようにしかならないし、気楽に考えよう!」


と励まされました。


そんなに深刻な顔をしていたのか? 


自分では分かりませんでしたが、雰囲気で周りには伝わっていた様子でした。


僕は商社的な立場でタイ側のお客さんと日本側の供給者の間に入っているわけですが、


タイ側の市況のちょっとした変化で、今後供給を絞っていかなくてはならなくなるかもしれず、かと言って、供給する側も急には量を絞っていくのは難しいみたいな、バランスが必要な局面でした。


ここ数日はそのことで、


「取引がなくなったらどうしよう」とか

「供給できなくなったらどうしよう。」とか


不安と心配で、頭の中がぐるぐるしていました。
他の事が上の空になってしまうほど囚われていた部分もあったように感じます。


ただ、これって僕が動いてなんとかできる問題ではないと言うこともあり、


(僕が店舗で販売しているわけでもなく、仕入れをしているわけでもない。)


結局は心配しても何の解決にもならないということなのです。


(取引量が少なくなるともちろん売上は減るので痛手なのですが。)


思い返してみると、僕は結構こういう心配グセというか、他人の問題であっても、それを勝手に背負い込んで悩んでしまうことが結構ありました。


今でもその傾向は続いています。


けれども、まさに、先日投稿した、


「習慣は変えられる」


というところとリンクしたことを自覚して、


「これは深刻になるという習慣だ!」と


状況を認識するところから始めることにしました。


絶対的な正解はないし、誰かのせいでもない。


だったら最適解をみんなで考えようと言うことで、事実をもとに感情を抑えて、話をすることになったのです。


本来大変なのは、タイのお客さんであり、影響を受ける日本の供給サイドの方。


僕が深刻になっても何の解決にもならない。(課題の分離)


逆にタイ人のお客さんの方から、「そんな顔しないで、気楽にかんがえましょう!」と言われてしまい、かなり恥ずかしい思いをしてしまいました。


「あなたも大変だと思うけど、一つ一ついちいち深刻になっていたら、身体が持たないよ。やれることやったら後は切り替えて、できることに集中していく感じかな。他にもたくさん問題あるからね。(苦笑)」


そんなふうに言われ、たしかにそのとおりだなぁと思ったのです。


何でもかんでも深刻に考えがちな僕にとっては、これは「深刻に考えてしまう習慣に気づいて、それを変えるチャンス」と捉えることにしました。


そう考えだした途端に、タイの人とお話しているときには結構こういう機会が多かったことを思い出しました。


僕だけが深刻で、周りからすると、あなたの問題でもないのに、なんでそんなに深刻になっているのかわからない、そんなことも日常茶飯事だったのではないかと思います。


その度に無意識に周りの雰囲気を悪くしていたり、家族に対してはイラッとしてあたったりしたこともきっとあったでしょう。


適度に悩んで、恐れて、やることをやったら、その後は切り替えて、別のやることに100%集中すること。


新たしい課題として、取り組んでいこうと思います。

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