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BTS:Art work_dimple & 曲語り「背徳と快楽の境界線を漂う曲」


タイトル:

「dimple」






作品:

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モノクロVer.


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解説:

BTSの楽曲『dimple』をイメージして描きました。



公式にライブ映像(Stage CAM)もアップされています↓



ボーカルライン(ボーカル担当)の4人の曲ですね。


歌詞については、noteクリエーターのMichelleさんが解説とともに、素敵な日本語訳動画を作ってくださっているのでこちらの記事↓をご参照ください✨



少し、いや、だいぶセクシーな意味合いを持つこの曲。

Michelleさんの記事冒頭にもあるように、ボーカルラインがその妖艶で雄々しいパフォーマンスで人々を殺戮する曲でもあります🥀✨




前回『Butter』を描いた時↓と同様に、休日の昼下がりに息子と並んで描きました😅


母が『dimple』をひたすらリピートして聴きながら描いている横では、息子がかわいらしいクラゲを描いてました😅



この曲は恋愛、というには少し違和感がありますね。

恋愛だとちょっと軽いというか、日向過ぎるというか…🤔


強いて言うなら、溺れる愛で溺愛というところではいかがでしょうか。

自ら望んで進むのではなくて、抗いようもなく引き寄せられて、気づけば溺れているようなイメージです。


強力なマグネットのように強い力で引き寄せられ、他には何も見えなくなるような。

そこまで溺れるのって、背徳感がありますよね。

道徳に反するような、どこか後ろめたさがある。

ダメとわかっていても引き寄せられる。
ダメとわかっていても離れられない。

ダメっていうことは罪悪感そのもので、ダメとわかっていながらも止められない先の深みにあるのはどうしようもない快楽です。


ファンになるっていうのも、ちょっと似ていると思います。

いろいろな魅力で引き寄せられて抗えなくて、ぎゅーっとものすごく強い力で抱きしめられている状態です。

気づけばすでに熱く抱擁されている状態なので逃れられないのですが、だらんと垂れ下がった自らの両手を背中に回して、抱きしめ返すことでお互いの鼓動が重なってひとつになります。


鼓動が重なる=心臓がひとつになる。

なくてはならない存在になる、ということですね。


かつてひとつだった心臓が長いこと離れていたけれど、ようやくひとつになったような、あるべきところにあるべきものが収まるような快楽です。


一度手に入れたもの、知ってしまった快楽に溺れる先にあるのは不安や恐怖。


いつか、この腕をほどかなければならないのかな。

いつか、離れなければならないのかな。

どちらが先かはわからないけれど、どちらが先だとしても、ひとつになった心臓が引き裂かれるのはひどく痛いことだろう。


そんな思いを巡らせて、胸を痛めるかもしれません。

それでも失いたくない。

先のことはわからないけれど、今は、今だけはこうしていたい。

そして、お互いを抱きしめる力はより一層強くなります。


あ、けど、『dimple』はそこまで重くはないですね😅

もう少し『dimple』寄りの表現にしようと思ったら、何かの規制に引っかかりそうなので自主規制いたしました😅


ちなみに、描いた絵は、恐れ多くもちょっぴりクリムトをイメージしております😅

『接吻』という作品が一番有名かと思いますが、どちらかというと『抱擁』という作品を強めに出そう!と思い描いてました。

誰かの顔が浮かぶわけではなかったのでそこはぼんやりと…🤔←顔描くの苦手なだけ

実際に描き終わって、クリムトの絵を観たらどっちでもないし、イメージで言ったら絵の記憶が混ざってました😅



人はかくも快楽に弱いものです。

人間だもの、仕方ない。

BTSという巨大な沼で溺れる快楽に漂いながら、引き続き、さらなる快楽を求めていこうと思いますっ💜✨


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