BTS:Art work_逆発想の『Black Swan』
初めて訪れてくださった方などへ向けて、最初に少し説明しますね。
BTSに関連したことを題材とし、アートワークと称して何かしら創作することでその楽曲や世界観を掘り下げたり、ぼんやり考えたりする趣味を時折記事にしています。
うまく言葉にならない時、何でも良いので言葉以外の方法で試してみると、別の角度から見えるものがあるよな~と思ったりして、何となく自由気ままに続けていることです。
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さて!
いつもだとBTSの曲を聴きながら、なんとなく降り注ぐイメージをもとに絵を描くことが順番ですが、今回はこれまでと違ってイメージありきからBTSの曲に当てはめて加筆するという方法で描いてみました。
そのために、タイトルには「逆発想」と追記しました。
他に良い表現がありそうですが思い当たらず…😅
そして、最終的にテーマとなったのは『Black Swan』です。
さっそくですが、まず最初に作品を掲載して、後で解説いたしますね♪
作品
モノクロVer.
解説
ご覧いただいた方に代わりまして自ら言いましょう。
どこが『Black Swan』やねん!、と。
『Black Swan』の楽曲およびMusic Videoはこちらです↓
ほんの一部ですが世界観を切り抜いてみます。
白と黒、または光と闇のような、シンプルな世界観。
色鮮やかとは程遠いですよね。
むしろその逆。
モノクロVer.の方が、実際の世界観にずっと近いかもしれません。
最初にあったイメージはこちらです↓
実はこのイメージは息子と一緒に描いたものです。
描いたというより、遊びの一環で偶然出来上がった一枚ですね。
デカルコマニーと言って、紙の片面に色や形を描いてもう一面に転写する方法なのですが、老若男女問わず、気軽に色や形を楽しめる大好きな技法です♪
転写されないといけませんので、利用する画材は絵の具などが良いですかね。
そして、転写する時の力加減によっても良い味が出るので、お子さまなどのご家族やお友達などと一緒に手のひらで押して、どんな仕上がりか、開く時のドキドキ感など共有するのもおススメでございます✨
先程のイメージであれば、皆さまはどんな曲を思い描きますか?
BTSの曲ではないかもしれないですね。
この一枚をじーっと見ていて、ここから何かできないかな~と思って最初に思い浮かんだのが『Black Swan』でした。
いや『Black Swan』て…と自分でも自分のイメージに突っ込みつつも、この曲以外思いつかず、とりあえず思うままに描いてみようと、お絵かきアプリ(ibisPaintさんを使っています)に画像を取り込んで、ちょっぴり加筆してみました。
真ん中の人影はJIMINさんイメージはありますが、答えは曖昧です。
こちらに向かってくるところかもしれませんし、立ち去る場面かもしれません。
描いている時は前者イメージでしたが、描き終わってみるとどちらにもとれるな、と感じました。
目に見えるものがモノトーンや暗めの印象だからと言って、その世界観が色鮮やかではないとは限らない。
そんなことを思いました。
『Black Swan』の目では見えない内なるものを描いた、という感じでしょうか。
歌詞を追うとより感じることなのですが、見た目には冷静を装っていても、内なる世界では迷って、足掻いて、苦しんで、自問自答の繰り返しのようで、ありとあらゆる感情に溺れているような印象も受けます。
それが色鮮やかで美しい自然な色の饗宴なら癒されたり、進むべき場所へ導いてくれたりするでしょう。
一方で、何の秩序もなく、先も見通せないような色の乱立は感情を路頭に迷わせることもあるかもしれません。
そんな中でも、前を見据えてしっかりと進める強さ。
そんな強さがあれば良いです。
ちなみに、この曲には日本語バージョン↓もありますね。
SUGAさんのパートのフレーズです。
この歌詞とSUGAさんの歌声が、妙に突き刺さって、気づいたら泣いていたことがありました。
荒波の渦中にいたわけではないですが、ツーーーーーっと漫画のような涙が出ました。
自分にはコントロールできないような荒波が来て、飲み込まれて、メチャクチャになって、それでもどうにか藁にもすがるように這い上がって、自分を取り戻して、前へ進んでいく。
もっと早くもっと高く飛び上がり、先に進むためにあるはずだった背中の羽はズタボロで使い物にならないかもしれません。
それでもその足で歩くことができる。
立ち上がる力がなくても、手や腕で這ってても進むこともできる。
そうしてようやく自分を取り戻しても、それでも溺れることはあると思うんです。
けれど、手をとってくれる存在や一筋でも希望の光が見えれば、自分自身のために「自分のことをする」ことができる。
BTSの皆さんも、もしかしたらそんな荒波の中を必死で泳いで、溺れて、それでもそばにいる大切な人たちが自分自身も溺れているのも忘れて救ってくれたり、ファンの存在がふと波を沈めてくれたり、良い時もあれば、悪い時もあったり、そんな繰り返しなのかもしれません。
想像できるなんて決して言えないような世界です。
だからこそ、「自分」を隠すことなく表現してくれる彼らの音楽を心から愛し、彼ら自身のことも愛していきたいと思います。
そして、私が溺れた時は遠慮なくBTSの皆さまにすがりつきます!と、ここに宣言しておきます💜
まぁ、荒波が来ないことが1番で、溺れないのも1番ですが、もし、そんな時が来ても必ず希望はあると言いたいです。
取り止めのないふんわりとした話で、完全に後付けですが、この絵を描いた意味は大いにあると思いました😊
いつか、『Black Swan』をその楽曲の世界観から書いてみようと思います。
上手か下手か、思った通りにできるかできないかにかかわらず、いろいろ描いてみるのって楽しいです♪
※ 「上手か下手か」を「かみてかしもてか」と読んでしまった方。ワタクシも読みかえす時にそう読みました。ワタクシと同じバンド畑で育ちましたね!お友達になりましょう!
簡単ではありますが、こんな方法があるよ〜ということを、こちらの記事↓に書いているので、もし何か創作してみたいな~と思いましたら、お気軽にいろいろお試しいただくのはいかがでしょうか、というお誘いで締めくくりたいと思います💜
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