『中学受験は親の受験』と、ひしひしと感じる日々。
長男が3年生の夏から塾に通い始め、早1年半。
3年生時は週1日だった授業も、4年生時には週2日になり、5年生に進級した今では(学校では4年生だが、塾では2月に5年生に進級したらしい)月水金の週3日となっている。加えて、2週間ごとに授業範囲の理解を求めるテストが行われ、月1回は範囲無しのいわゆる「全国公開模試」が行われる。
学校から帰宅したら「学校の宿題を終え」「塾の宿題を終わらせる」こと。これが長男に課せられたルーティンワークだが、漫画やTV、iPadにパソコン。そこら中に散らばる誘惑に打ち勝ちタスクをこなすのは至難のようだ。妻は彼の行動をできる限り「お受験用」に導くべく、リビングに設置したカメラに映る様子を職場からちょこちょこ覗き、「宿題しなさい!」「ダラダラしないで!」など、呼びかけている(*)。
また、水曜日こそ19:30過ぎには塾から帰宅できるが、月金は21:00前の帰宅となるため弁当を作り持たせている。
習い事も、バスケは休部、算盤は退会、ピアノはグループレッスンから個人レッスンに切り替えた。ロボット教室も曜日変更を調整した。
妻は塾で頻繁に開催される保護者向けの説明会や報告会に顔を出し、テストに向けての準備にも余念ないが、本人は、テスト前でもゲームを楽しむなど(5分だけの休憩、が、ずるずるになっている姿が散見される)どこか真剣さが感じられない。
受験組の家庭に聞くと「我が家も同じ同じ!」だそうだが、いつになったら子ども自身が本気モードになることやら…
時に叱り、時に褒め、時におだて(ぶっちゃけ叱っている時間の方が何倍も長いが)、子どものコンディションを身体面でも精神面でもサポートすることが必要な中学受験。
長男のやる気スイッチが入るのは、まだまだ先のことらしい。
(*)リビングに設置したカメラは24時間録画。アレクサと接続しているので、スマホの専用アプリ経由で外出先からの通話も可能。カメラのリアルタイム映像を観ながら「今遊んでるな…」や、録画映像を観ながら「宿題してたと言ってたのは嘘だな…」など、子どもの状況を確認できる。
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