Vol.3:賃貸に向いている人「黒no+e 第一章:賃貸?持ち家?どっちが良いの?」
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黒のno+eは、雑記、独自の考え方を展開する、自由な【住の教科書】
※赤にも青にも白にも属さない内容も含みます。
今後の記事の予定や構成は下記をご確認ください。
前回まではライフスタイルやどんな生活がしたいのか?によって、賃貸が良いのか持ち家が良いのかと話をしてきました。
実際に金銭面だけで考えた場合も比較しようと思いますが、ここからは純粋に
こんな人は賃貸に向いている!
こんな人は持ち家に向いている!
こんな人はマンションに向いている!
こちらを一つ一つ向き合って考えてみましょう。
●賃貸の特徴を考える
まず、向いている向いてないの前にそもそも賃貸のメリットとデメリットとは?を考えてみましょう
メリット
①引っ越しがしやすい
一度住んでみて、最悪自分の考えている住まい方ができないのであれば引っ越しすれば良い。家賃が高いなと思ったら引っ越しして安いところに住めば良い。
狭いなと思ったら広いところに住めば良いし、逆に広いと思ったら狭いところに引っ越しすれば良いですもんね。
この身軽さが賃貸の良さだなぁと思います。
②設備や被災後の修理は大家の負担で修理してもらえる(物は選べない)
意外と知られていませんが、賃貸で住んでいる時に設備が故障しても自己負担ではなく、大家さんが修理してくれるのです。
なので、設備のリフォーム代(持ち家なら最低150万円/15年程度)が不要!
でかい!
また、被災後の修繕は大家の責任になります。
無事であればの話ですが。
③固定資産税や都市計画税は払わなくて良い
自己所有でないので、不動産に関する税金は不要になりますね。
持ち家なら住む場所で大幅に金額が変わります。
④住居費を見直せる
家を購入した場合、住宅ローンや税金の支払いって簡単には変更できないですが、賃貸の場合は引っ越しするという手段で住居費を見直すことが簡単ですよね。
⑤選べる選択肢が多い
ある意味色々複合されたメリットなんですが、どこにいくらでどんな生活をするっていう選択肢が持ち家より圧倒的に多いです。住んでから容易に変更もできるし、選ぶ時もたくさんの選択肢の中から選べるのが魅力的だなって思います。
デメリット
①災害対策が大体万全ではない
個人的にこれが一番のデメリットです。鉄骨の賃貸だから!!RC(鉄筋コンクリート)造の賃貸だから地震とか台風は大丈夫!!って訳ではないんですよね。
大家さんが提供する住宅は、大家さんがどんな思いで所有しているのか?
住んでいる人の安心安全を!!なんて全ての大家さんが考えているわけではありません。
安い賃貸に住むのは大いに結構ですが、私は安全性をよく検討して賃貸は借りた方が良いと思っています。
②自分で勝手にリフォームできない
所有者が大家さんですからね。家の間取りを勝手に変えるのはもちろんダメです。壁紙も勝手に張り替えるのものダメです。水回り設備も大家さんのものなので勝手に変えちゃダメです。住宅に手を加えることは基本ダメです。
③強制退去を命じられる可能性がある
住んでいる人が明らかに悪い場合はもちろんですが、住宅の大型修繕だったり、親族や大家さんが住む。大家さんが生計を立てる為に売却するなどの、大家さんに正当な理由がある場合は強制退去を命じることができます。
めったにあることではないかもしれませんが、一応デメリットです。
④快適な空間を作るのに費用が高くなりがち
賃貸では住宅の性能を見分けるのが困難です。冷暖房がどれだけ効きが良いのか?住宅選びのプロであればある程度考えられるかもしれませんが、快適な空間を作り出すために、高い冷暖房設備を投資したり、空気清浄機や加湿器等の家電が増えて光熱費が高くなりがちです。古い賃貸であれば特に。
⑤健康的でない住宅の場合がある
住宅によっては壁の中や床下がカビだらけ。断熱気密は高いが換気が適当。日々のメンテナンスをほったらかしにしていたら、空気が汚れて風邪や喘息・アレルギーの原因になったりします。上記の④快適な~と書いてますが、18℃以下で生活をすると病気になりやすいというデータがあります。
実際これは感じている方も多いかもしれませんが、家では体調が悪いけど病院に行くと症状が少しマシになった。など経験はありませんか?
それは病院が快適な空間を作っているからなんです。
賃貸だから・・・というデメリットでないかもしれませんが、健康という観点から作られた住宅でない可能性が高いということですね。
それぞれを考えてみて
それぞれのメリットデメリットを考えてみましたが、意外と知らない事実だったり、考えたことがなかったなということはありましたか?
これは私が今現在、実際に賃貸に住んでいて住宅を販売する営業だからこそ思いついてるところもあると思っています。
また、不動産投資という観点も持ち合わせているからだと思っています。
身軽さは賃貸の特にメリットであり、住居費として高額になりやすい設備が大家さんの負担というのは大きいですよね。
私の考えとしては、住居費用を極端に抑えるなら賃貸!!って考えてます。
できるだけ早く小金持ちになりたいんや~!!
って、金銭面のことを考えたら賃貸って有利なんです。
快適とか安全を考慮しなければですが。。。
●賃貸に向いている人
引っ越し前提で考える
上記のメリット・デメリットからも見えてくる「賃貸に向いている人」とは?
(※あるあるの内容も含みますがご容赦ください。)
①転勤が多い人
②資産を早く増やしたい人
③快適性や安全性にこだわりがない人
④設備にこだわりがない人
⑤一人暮らしを始める人(リセールや大家さんになることを考えれるならマンション購入は有り)
⑥結婚したばかりの夫婦(まずは賃貸で住んでみて欲しいってこと)
①⑤⑥はライフスタイルの変化がある可能性の人ですね。
これはわかりやすいですね。ライフスタイルの変化。家族構成の変化とも言えますが、生活に変化があるならまだ賃貸の方が良いよってことですね。
②はお金関係に直結
資産を増やすには賃貸の方が増やしやすいです。
ご両親さんや祖父母から土地と建物もらった!!
そこに住む!!ってことでない限りは、大体賃貸の方が住居費はかからないですよね。
③④は住宅にこだわりがない人
家がめちゃくちゃ好きで、家の中を自由にしたい!!って人には本当に賃貸って我慢ならないと思います。
一生賃貸について考える
私たちの家族は、持ち家絶対反対派!!
一生ずっと賃貸で良いです!!
そういう方もいらっしゃいますよね。
上記のメリットデメリット以外で、一生賃貸に住むなら考えておいた方が良いことを考えてみましょう。
①老後の支払いができるのかを考えること
仕事できない状態になった時
その時までにあなたはいくら資産をお持ちでしょうか?
それを把握してない、考えていないのに一生賃貸で良いんだ!!って言い切る人は凄いと思います。
まずはFPさんにライフプランニングを作成してもらうか、FP3級の勉強で良いので始めてみてください。
資産が潤沢に用意できるのなら、全然一生賃貸でOKです!!
②賃貸の入居には審査があるということ
年齢が高くなってきた時に、ライフスタイルの変化で人数が多い→少ないという変化があった時も引っ越しを考えますよね。
その時に賃貸の入居の審査が100%通るとは考えてはいけません。
通る可能性は十分に高いんですが、100%でないことも確かです。
資産が有る無しも関係してきますが、その年齢の時に住宅ローンも組めるのか?ってことも考えておいた方がいいですね。
また、大家さんに迷惑を掛けたら強制退去っていことも忘れてはいけません。
(精神的にボケが始まっててもです。その時は施設ですね。)
③広い賃貸は家賃が高い傾向にある
これも入居エリアによって考え方は変わりますが、2LDKと3LDKの賃貸相場ってグッっと値段が変わります。生活の質「QOL」をよく考えて、どこにどう住むのかを検討しましょう!!
〇まとめ
賃貸のメリット・デメリット、向いている人。そして、一生賃貸に住むならの注意事項や考えて欲しいことを記事にさせていただきました。
意外な発見というのが一つでもあると嬉しいです。
住宅に住むって考え方自体、めちゃくちゃ色んな視点があるとは思いますが、それぞれの特徴をしっかりと掴んで、ライフスタイルの変化に合わせて満足度が一番高く、将来失敗しない生活を選択していけるようにしましょう。
参考になりましたか?
本日は以上です。
次回は
「黒no+e 第一章:賃貸?持ち家?どっちがいいの?」
Vol.4:持ち家マンションに向いている人
に続きます!
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