2024年3月29日(金)
出社5日目でついに早退、しかし夜は平和的
@大阪府 大阪市
会社に着く、交通費申請してなかったことに気付いて4月末までやっていって一時保存、ふぅ、なるほどこれだけ貰えるのね。
一息ついてなんだかすごく疲れてきた、息苦しさ、鼓動の高まり、5日間連続も会社にいたから体がこたえてきたのかな。
思えば産業医面談、適応障害という話。原因となった職場環境に戻ると反応としてメンタルがグッと落ちることがある、普通の鬱とは異なる性質だとのこと。
あ、自分ってそうなんだ、よく分かんないけどそうなっちゃうのかな、変なことを知ってしまった。知ってしまったから反応しちゃうのかもしれない、自分はそういうものなんだと自己暗示にかけてしまっているのかもしれない、やっかいなことだ。
産業医との会話でもう一つ、なんでそうなったのかを改めて自分の口で話した、原因となったのはとある上司の振る舞いもそうだが、それを見て見ぬふりしてきた周りの環境がより苦しかったのだと、それを会社が容認しているかのように感じられてしまったことが会社の居辛さに繋がっているのだと。
思った通りのことを口に出した。ただ、そのことをしばらく頭の奥底に沈めていた、考えないようにしていて、なんとか時間をかけて会社と向き合えるようになったのだ、そうしてまた高額な引越し代を払って関西に引っ越して再びオフィスに足を運ぶようになったのだ。
しかしこの機に及んで頭の奥底に眠っていたものが自らの口から出て、それがまた耳に入って思考してしまう、思い起こさせてしまう。
そして、自分は適応障害なのだ、普通の鬱とは違うんだ、ガクンとまた落ち込みやすいんだ、という不安。
それらに対して、大きな気持ちを持って強く立ち向かうんだ、という意気込み。壮絶なバトル。
なんとか初日はバトルに勝った。2日目、3日目も勝てたと思う、でもだんだんとHPが減っていく、4日目は辛勝、上司との会話、同期とのランチ、楽しめなかった。
そうして迎えた5日目、勝てるだけの戦力は持ち合わせていなかった、完敗。
敢えなく退勤予定時刻よりもだいぶ早い時間に荷物を席に置いてエレベーターで下におりる。
オフィス隣の老舗珈琲店に初来店。
意外なことに禁煙店、BGMもなく、チクタク時計の音だけが店内に響く。
1人できた外国人の観光客、お店のママさんが英語で話をする、流暢っぽく英語が喋れる、ふむ。
やがてお客さんは自分1人。11時をしばらく過ぎ、そろそろとお会計をする。店の真ん中にかけてある時計、いかにも年季の入ったもの。それについて尋ねてみるとマスターに話を繋げてもらった。戦前からの時計の歴史、空襲のはなし、戦後の米軍統治のはなし、マスターからあれこれこのお店の歴史の話が繰り広げられ、思わず話に食いつく。
あぁ、今日も朝早くに家を出て大阪に来てよかった、珈琲1杯500円を払ってとってもいい気分になって店を出て席に戻る。また来ます。
結局30分の早退で済んだのも珈琲屋さんのおかげ、事後報告のメールを送って梅田へ、夜の同期飲み会もキャンセル。
乗り過ごし三宮でなか卯の親子丼食べてルリカケスで自転車受け取る。
少しだけ西に漕ぎ、メンテナンス目的で神戸駅近くの自転車屋ポートへ。やさしくマスターが迎え入れてくれて、ゆるい雰囲気ですぐに馴染む、常連さんともお話、お子さんとも遊びつつ。ソフトドリンク2杯飲んでたけど、常連さんのビールを飲む様子、そして隣の中華料理店から漂う美味しそうな香りをくらって我慢の限界、ビール解禁、そして中華も注文、自転車は後日引き取りにいこう。
野球も見ながらビール飲みながら街中華の大皿をみんなでシェアしながら食べる、途中で西村組の西村さんも登場、じぃじと呼ばれる近所のおじさん?も登場、マスターの妻子も登場、近所の唐揚げ屋さんは金曜夜なのにお客さんが来ないから飲みに来る、そしたらそこのお店に行こうとしたお客さんが閉まってるからここに飲みに来る、なんなんだこの空気感は、こんなピースフルな自転車屋が存在するのか、心がとても温まる。
オリックスは負けたけどいい試合だったし、ハッピーな気持ちで帰宅、いい飲み屋が見つかった。
本日の1曲
Chorus
Mildlife