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わたしの"もう一匹"のパートナー
わたしのパートナーは夫ですが
わが家にはもう一匹の大切なパートナー
猫の"つゆ"がいます。
(このまま、子供を持たない人生を歩むかもしれない)
と覚悟をした時
動物好きのわたしは、夫にお願いしました。
「猫を迎えたい」
と。
𓃠𓃠𓃠
長年「子供がほしい」という事で頭がいっぱいで
家族や職場の人からの「子供はまだか」「なぜ作らないの?」などという言葉で、疲弊していたわたしの心を救ってくれたのは
親戚の家の猫の「ふみふみ」でした。
知らない方のために、喜んで(!)説明させていただくと、「ふみふみ」とは猫が前足をグーパーさせる(超絶かわいい!)しぐさの事で、母猫のおっぱいを思い出してする子猫時代のなごりだと考えられています。
年に数回しか会わないその猫が
わたしの膝の上でくつろぎ始めたかと思ったら
なんと!ふみふみをし始めたではないですか!
びっくりしました。
そして、気が付いたら
母性と涙が一緒になってあふれていました。
子供のいないわたしに対して
この子は"母"を思い出してくれている!
(本当は寝ぼけて、わたしの母か祖母と間違えているかもしれないが、いい!それでもいいのよ!
というか、すごく今のわたしにはありがたい!
ありがとう、猫!
ありがとう、猫にこんなにかわいい習性を与えてくれた神よ!)
生き物の種を飛び越えて
自分に甘えてくれる小さな存在がいることを知り
嬉しさと愛おしさが込み上げてきたのでした。
𓃠𓃠𓃠
そして、今年、猫のつゆはわが家にやってきてくれました。
子供のいないご夫婦でペットを我が子のように
可愛がっている方はたくさんいらっしゃいます。
わたしも、つゆのことを本当に大切に愛しく思っています。
それでも、あえて言わせていただくと
ペットは子供の代わりにはなりません。
だけれども間違いなく
わたしたちに、大きな癒やしを与えてくれます。
守るべき存在となってくれます。
お迎えを考えている方に、それだけは伝えたい。
わたしの場合、人間の言葉に傷ついたとき
ただそこにいてくれるだけで、つゆには何度も救われてきました。
家につゆがいるというだけで
わたしは「しゃんとしなきゃ!」と思うようになりました。
きっかけは子供を持てない事への焦り、悲しみ、逃げ…といった感情だったかもしれません。
わたしたち家族の形がこれからどうなるかに関わらず、それでもやはり、このタイミングでつゆを迎えて良かったと思っています。
わが家に来てくれて本当に本当にありがとう。
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