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素人なりのモラハラの基準



初めましての方もこんにちは。かずのーとです。

今回のテーマ「モラハラ」

今日は僕が人生で出会ってきた中でダントツで醜いなと思うことについて話そうと思います。
というわけで、本日のテーマは

『モラハラ』です。

僕の中でモラハラを受けた人たちに共通することがあると思います。

それは、

モラハラを受けているという自覚が本人に無い。

ということです。

この感覚はなかなか伝わりにくいのですが、

何か特別なきっかけがないと自分の状態について客観的に見ることが出来なくなっており、自覚できる状態にない。
ということです。

モラハラ?



そもそもモラハラとネットで調べると、

「モラル=道徳・倫理」と「ハラスメント=嫌がらせ」を組み合わせた言葉で、言葉や態度などによって相手に精神的苦痛を与えることを意味します。物理的な暴力ではなく、無視や暴言、威圧的な態度といった精神的な暴力で相手を追い詰めるのが特徴です。

と書かれています。
あたかもこちら側がすべて悪く、言われても仕方ない。
という精神状態に追い込んできます。
これじゃぁ気付けません。
だって悪いのは自分なんだって思っているんですもん。


実体験:実際に言われてきた言葉


実際に僕はモラハラを受け続けていた時には、

上司Aの意見に賛同しやすい人間しかいない状態で、

「俺だけの意見ではなくここにいる全員が同じ意見なんだから俺は間違っていない。お前の全てが間違っているんだ。」
と否定され続けたり、

「お前は自分のことしか考えていない。だから仕事もできないしプライベートの時間を作ることすらできない。全てお前が悪い。」

と無駄な残業を強いられている夜中に何度も言われ続けたりと

心を壊す言葉を投げかけられ続けてきました。

こういう言葉が自分自身の考え方に蓋をして、そもそもの意見提案の意思を削ぎます。

十分に削がれた上で今度はその逆です。

「お前はいつも意見を言わない。なんのために居るんだ。お前を必要とする人間はいないじゃないか。誰がお前を必要とするんだ。」

と、意思がないことを詰めます。

それは仕事だけでなく、プライベートについての意見にもなっていきます。

「今のお前は女にモテない。自分に自信もなくオドオドしているような人間誰が好きになったりするんだ。」

と、ビジネスマンとしてだけではなく、男としてはたまた人間として否定していくことで

人間としての価値がないんだ。
人間としての価値のない自分には何もなすことはできないのだから

と負の感情に支配されていくのだと思います。

こういう言葉や脅迫的なものの言い方、日頃の態度などで、

自分はなんの価値もない人間なんだと本気で思うようになります。

エピソード「理解」


僕自身もそうなっていましたが、ある出来事でそれがモラハラなんだと気できました。

その時のエピソードを簡単に話すと


ある日、先輩が営む飲食店にお呼ばれして一人で食事しに行きました。普段はとても他人と食事に行ける時間もないことがほとんどなのですが、なぜかその日はスッと向かう事ができました。そして、たまたま居合わせた他のお客さんも交えて喋る雰囲気になり、僕はほとんど毎日仕事のみをしていたせいで普段仕事で関わる人しか会うことがなく、久しぶりに出会った他人と話す機会に少し気を楽にして食事とお酒を楽しむことができました。そしてその時の自分としてはとても珍しく、仕事における悩みなどを話し始めてしまいました。

「普段こんなふうなことを言われているんだ。」
「それを言われて自分はこんなふうに感じているんだ。」

と、いつの間にか話しており、周りが明らかに引いている空気に「ミスった!くだらない話を!」と思いましたが、聞いてくれていた人たちが、

「それはちょっと関係性がおかしい。人を人としてみていない。成長するものも成長しないよ。そんなんじゃ辛いだけじゃん。」
「逃げることになっても良いから、環境を変えたほうが将来のためだよ。」

と僕に肯定的な意見をかけてくれました。
その時、久しぶりの肯定に自分がいかに自分を無下に扱っていたのか、自分が精神的に攻撃されているんだと客観的に自分の状況を確認できました。

このたまたまが偶然が重なって客観的に自分を知ることができ、
少し前向きになって物事を捉えることもしてみようという気持ちになりました。

体験談からくる自分の思い

まぁ、たまための出来事でモラハラを受けていたんだと理解することはできましたが、
根本的に解決できたわけではありません。

実際に僕はその根本にある人間関係を断つ。という方法でしか
解決に向かうことができませんでした。

なぜなら、そもそも自分で思うようにコントロール出来る人間関係であるのならばこんなことでは悩まないからです。

ただ、客観的に見ることができるようになった経験から、

『現状を理解して、知る』

ということはとても大事であることは分かります。

塞ぎ込んでいても辛い気持ちなのは自分だけ。
この状況を変えたい!!
と思えるのも自分だけです。

なので、僕は今回自分の体験を書いて
くだらないと思う方もいるとは思いますが、

まだ自分の状況と向き合うチャンスすら来ていない人に向けてこの記事を書きました。
必要としてくれる方に届けば嬉しいと思います。




最後に、関係ないことを。


やはり、体験談を書きたい気持ちでスタートしているのでどうしても重い話題での記事ばかりですが、
もう少し自分の中でも整理するために書こうと思います。

結局、対人間を上手にできないと生きていけないのが世の中なんだと思って、日々精進です。

今回もお付き合いいただきありがとうございます。

では、また〜

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