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【メンタリズム】日常生活で使える心理学テクニック8選

皆さんは、心理学について学んだことはありますか?

私は大学生の際に心理学の講義を受講していましたが、全然聞いていませんでした(笑)

ですが大人になってもう一度心理学の本を読むと、実生活で生かせる知識がたくさんあって面白かったです。

心理学は、私たちの日常生活に驚くほど深く関わっています。

自分や他人の行動を理解し、より良い人間関係を築くために活用できる心理学のテクニックを知ることで、生活がよりスムーズになること間違いありません。

今回は、日常で使える8つの心理学のテクニックを紹介します。

1. フット・イン・ザ・ドア・テクニック

小さな要求をまず承諾させ、その後に大きな要求を持ちかけることで、最終的な目的を達成しやすくするテクニックです。

人は一貫性を保とうとする心理的傾向があります。小さな要求を受け入れると、それに続く大きな要求も「一貫した行動」を取るために承諾しやすくなります。

日常生活での活用例: 友人に「ちょっとだけ手伝ってほしい」とお願いした後に、もっと大きな手伝いを頼む。営業でも、最初に簡単な提案を受け入れてもらい、その後に主要な製品やサービスを提案する時にも有効です。



2. ミラーリング

相手の体の動きや話し方を無意識に真似することで、相手に好感を持ってもらいやすくなるテクニックです。

人は自分と似た行動を取る人に対して親近感を感じやすい傾向があります。これを「チャメレオン効果」とも呼びます。

日常生活での活用例: 面接や重要な会話の際、相手のジェスチャーや声のトーンをさりげなく真似することで、相手との関係を深めることができます。ただし、過剰にやると不自然に感じられるため注意が必要です。



3. ポジティブ強化

望ましい行動が起こるたびに褒めたり、報酬を与えることで、その行動を強化し、繰り返しやすくする方法です。

人は報酬やポジティブなフィードバックを受けると、その行動を続けたいと感じます。

  • 日常生活での活用例: 子供が良い行動をした時に「よくできたね!」と褒めることで、その行動を繰り返す可能性が高まります。職場でも、部下が目標を達成した際に評価を伝えたり、ボーナスを与えたりすることで、さらにモチベーションを高められます。

4. タイム・プレスチャー(時間的制約)

時間が限られていることを強調することで、相手に早い決断を促すテクニックです。

人は「機会損失」を避けようとする傾向があります。時間が限られている状況では、その機会を逃したくないという心理が働き、意思決定を急ぐことが多いです。

日常生活での活用例: 「今だけの特別価格です」や「このセールは今日まで」といった文言を使うことで、相手に購入を促すことができます。また、子供に「あと5分だけ遊べるよ」と伝えることで、遊びを切り上げさせる際にも有効です。



5. アンカリング効果

人は最初に提示された情報に引きずられて、後の判断や意思決定を行うという現象です。

一度設定された「基準」が、その後の判断基準となりやすいという心理メカニズムです。

日常生活での活用例: 高額な商品を最初に見せ、その後に比較的安い商品を見せることで、安い商品がよりお得に感じられるという手法です。また、交渉の際、最初に高い要求をすることで、譲歩されたように感じさせることができます。



6. ベンジャミン・フランクリン効果

相手に小さな親切を頼むことで、相手が自分を好意的に感じるようになる現象です。

自分が他者に親切をすると、その相手を「助ける価値がある」と思い込むようになり、その人への好意が増すという逆説的な効果です。

日常生活での活用例: 例えば、「ペンを貸してもらえますか?」など小さなお願いをすることで、その相手との距離を縮めることができます。人間関係の構築やビジネスでのネットワーク作りに効果的です。



7. ピグマリオン効果(期待効果)

他者に期待をかけることで、その期待が現実になるという心理現象です。教育現場や職場でよく活用されます。

人は他者の期待に応えようとする傾向があり、期待されることでモチベーションが上がり、結果としてパフォーマンスが向上することが多いです。

日常生活での活用例: 子供や部下に「あなたならできる」と励ますことで、彼らが自分の能力を信じ、期待に応えようとする姿勢を引き出すことができます。リーダーシップや育成の場面で特に有効です。

8. リフレーミング

ある状況や問題を別の視点から見直すことで、ネガティブな出来事をポジティブに捉える技術です。

心の持ちようによって、同じ出来事でも感情的な反応が変わります。リフレーミングを使うことで、ストレスや不安を軽減し、前向きな行動を促進します。

日常生活での活用例: 失敗を「学びの機会」と捉えることで、次のチャレンジに対して前向きな姿勢を保てるようになります。職場でのトラブルや個人的な課題に対しても、ポジティブな視点を取り入れることができます。


これらの心理学のテクニックを日常に取り入れることで、人間関係や仕事、生活全般においてより良い結果を得ることができます。今日からぜひ試してみてください!

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