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「どこかにビューーン!」で山形に行ってきた(2日目)

2024年9月1日と2日の1泊2日で、「どこかにビューーン!」を使って山形へ行ってきましたので、その模様を書いていく、『「どこかにビューーン!」で山形に行ってきた(1日目)』の続きです。


山寺へ

2日目、天気は午前中のうちなら持ちそうだったので、松尾芭蕉の句で有名な立石寺(山寺)へ行くことにしました。
ホテルの朝食で芋煮を食べて、朝の仙山線に乗り込みます。

左沢線の運用に入っていたキハ110形

左沢線の朝ラッシュ時には通常キハ100形の6両編成が充当されますが、この日はキハ110形の4両編成が代走で充当されていました。これは陸羽西線で使われている車両ですが、陸羽西線は並行する道路の工事で運休していますので、そこの分の運用が空いているので左沢線に回せるんでしょうね。

仙山線のE721系
山寺駅
レトロなホテルの建物。ホテルとしては営業しておらず記念館となっているそうです。
登山口

というわけでここから上っていきます。

根本中堂
せみ塚

このせみ塚が、松尾芭蕉がかの有名な句の着想を得た場所と伝えられているそうです。

マニ車のようなものがついた卒塔婆

マニ車のようなものがついた卒塔婆があちこちにありました。後生車(ごしょうぐるま)というらしく、若くして亡くなった人を弔うためのものだそうで。マニ車ってのは鉄道車両のマニじゃなくて、摩尼車(まにぐるま)といって、一回回すとお経を一回読んだことになるという仏具です。

奥の院
五大堂から山寺駅前の門前町を俯瞰で

五大堂からの眺めを楽しんでいたら、ちょうど仙山線の電車が山寺駅で交換するところだったので電車と絡めて撮ってみました。

凝灰岩の岩肌にできた穴

山寺の独特な景観は凝灰岩の浸食によって作られている、というブラタモリで得た知識を現地で学び直していきます。こういう自然現象を科学の知識がなかった時代の人が理解するとしたら、それは神や仏の所業だったんでしょうね。

帰りの電車の時間まで休憩

帰りの電車まで少し時間があったので、「えんどう」さんでラフランスソフトをいただきつつ休憩。気温が高かったので汗だくになってしまい、着替え余分に持ってくればよかったなーと後悔しましたw

山形駅周辺を観光

というわけで山寺から山形駅に戻ってきましたので、帰りの新幹線までぶらぶらします。

五十番飯店の冷たいラーメン

山形には「冷やしラーメン」なるものがあることを知り、山形駅近くでお店を探してみたところ「五十番飯店」というお店があったので行ってみました。
冷やし中華とは違って、しょうゆ味の冷たいスープで食べるラーメンで、新感覚のおいしさでした。

山形県郷土館「文翔館」

旧山形県庁であったレンガ造り建造物の山形県郷土館「文翔館」。月曜日は休館だったので外観のみの見学でしたが、日本にはなかなかない雰囲気の建物だな、と思いました。

七日町御殿堰

かつて山形市内を張り巡らされていたという水路を復元したもの。

そして、昨日に夕食を食べに行ったときに霞城セントラルで見つけていたスポットへ。

やまがた酒巡りChetto

今年(2024年)4月にオープンしたばかりの「やまがた酒巡りChetto」。
山形の日本酒とワインが試飲できるスポットです。
平日の昼間に酒飲んでる人はいないのか貸し切り状態でしたw
1000円でコイン6枚を購入し、ワイン2杯と日本酒4杯を試飲してきました。

山形つや姫様
杉勇純米大吟醸
特別純米酒 十水
特別純米酒 樽平

一日目の朝食に酒米のたまごかけご飯を食べていたので、逆に食用米で作った日本酒を中心に試飲していくマニアックなことをやっておりました。旨口になるんですよね。

オオウラメルロ
やまがた金渓ワイン

山形盆地の気候は昭和初期まではベニバナの栽培に適したものとして知られていましたが、合成染料が普及してからは果樹栽培に適したものとしても活用されているようで、ブドウの栽培にも適した気候だそうです。山形でワインが有名だとは知らなかったのですが、美味しくいただいてきました。

ワインのGI表示について
日本酒のGI表示について

すごいな、と思ったのが、山形県って日本酒もワインもGI取ってるところ。こうやって地域の魅力をアピールするのは大事だと思いますし、GIがあるとインバウンド観光客へのアピールもしやすいと思います。

帰路

東京へ帰ります

ということで一通り楽しみましたので東京へ帰ります。山形駅始発のつばさ 154号です。

スカイタワー41

左手の窓際だったので、一部界隈で有名な上山市のタワマン「スカイタワー41」が見えました。

牛肉どまん中弁当と、蔵王ブルワリー 松の杜エール
山形のお米「どまんなか」を使ったお弁当です

山形新幹線開業と同時に作られた人気の駅弁「牛肉どまん中弁当」をいただきます。そして最後に地ビール飲みたいよねってことで、蔵王ブルワリー 松の杜エールもセットで。
家じゃないので直缶だったからビールの液色は見られませんでしたが、さわやかな香りに違わぬきれいな琥珀色だったのでしょう(ペールエールでしたので)

後日家で開けたお土産の話

蔵王ブルワリー YAMAGATAさくらんぼALE

これは牛肉どまん中弁当よりは別の食べ物が合うだろう、ということで家で空けた「YAMAGATAさくらんぼALE」です。ドイツにはヴァイスビールにキイチゴシロップを入れたヒムベーアというものがあるそうで、以前小樽で飲んだことがありそんな感じのものを想像してたのですが、そこまで甘さは強くなくて食事に合わせてもメニューを選べば違和感はない仕上がりだと思います。「リンデマンス・ペシェリーゼ」というベルギーの桃のビールがあるんですが、それに近いですね(リンデマンスはランビックなのでフルーツエールとは違いますがそこは気にしない方向で)

おやつカルパス

ヤガイのおやつカルパスですが、山形県の企業だということを初めて知りました。

まとめ

というわけで、観光プランを詰め込まず、現地の美味しい食べ物を美味しいお酒を楽しむだけのゆったりとした旅行記をお届けいたしました。
日曜チェックインのホテル代が安くなる時期を狙い、交通費は「どこかにビューーン!」で賄ったのでお手軽な旅費でリフレッシュできました。
移動しまくりの過酷な旅も個人的には好きですし、多分「どこかにビューーン!」じゃなかったら山寺から仙山線で山形に抜けて東北新幹線で帰るとかやってたと思うので(笑)、強制的に単純往復プランになったのもよいリフレッシュとなりました。
気づくとブラタモリで巡っていたコースをほぼなぞっていたのですが、神社仏閣と城跡って、あんまり入場料とかのお金がかからないわりに歴史や地理のことが学べて楽しいので、一人旅の時はよく巡っていたりします。

というわけで、最後までお読みいただきありがとうございました。
またJREポイントが6000ポイント貯まったらやってみようと思います。

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